典型的な応接ソファセットの張り替えを御紹介します。
これです。。 名古屋市千種区の病院でした。
真ん中にあるのは大きな大理石のテーブルです。。
大きい、、しかも勿論本物、、、
プライベートでは縁がないような場所です。。
居るだけで緊張してしまいます。。
総本革張りのソファです。
一つのパーツに最低限の縫製しかしてありませんので、、
つまりは、革を贅沢に使ってるわけです。
脚もステンレスを貼り付けてあり、非常に重たくてしっかりしてます。。
1台30万円以上はするでしょう、、
こうゆう場所ですから乱暴に使ってきたわけがありません。
セレブな方々の談笑が繰り返されてきたのでしょう
革が少し摩耗ですり減ってますが、中身は殆ど傷んでません。
工場に持ってくるとこんな様子です。
「置いてある場所でこうも違うか、、」 と思ってしまいます。
さあ、気を取り直して
それでは、このソファを張り替えます
分解、分解、、 生地を綺麗にはがして、、
弊社は生地を留めてある針を殆ど~全て抜き取ります。
そこまでしなくても大差はありませんが 「一事が万事」、
ここにこだわってると他の事にも気を遣えますし、
こだわらなくなると他の作業もずさんになってしまう気がしますので、、
よ~し、丸裸
ボタンを付ける位置を計ってます。。
途中~、、
肘~、、
頭部の丸みをだす箇所の縫いしろに切り込みを入れてます。
カーブがきつい箇所なので
縫いしろの変なボコボコ感がでないように、、
組み立ててます。
完成
納品
摩耗の擦り切れも少ないのでより本革よりずっと長く使えます。
詳しくは 「竹永椅子店」
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