愛宕(オタギ)さんのカメラで撮影 | foto-poohのブログ 写真と模型を愛する人へ

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趣味で集めたカメラや模型、模型エンジンについて個人の感想を書いています。

愛宕さんは有名な写真関係の本を出していた方で、以前紹介したと思います。またその方の執筆されたカメラやレンズに関する本に掲載されていたカメラを手に入れたことも書きました。なぜその本に出ているカメラだとわかるかというと、本来カメラ名の書かれたプレートが取り付けられている場所に、本人んお名前のプレートが貼ってあるのが特徴で、写真と細かいところまで比べた結果まさしく本物だと分かったからです。





今回久しぶりにこのカメラを持ち出して撮影してみました。カメラ自体はテッサー150/4.5の付いたソルントンピッカード社のスペシャルルビー(手札判)です。カメラ本体のは特に改造や特別なところはありません。カメラに詳しい方だったので、カメラは当時評判の高かったイギリス製のもの、レンズは当時世界最高のレンズと謳われたテッサーを組み合わせたのだと思います。愛宕さんの本には色々なカメラが出てきますが、このカメラ以外は全くの市販品で個体を識別できません。つまりこの一台だけが愛宕さんの持っていたものと判定できる唯一のものです。手に入れた時点でカメラ全体の程度はよくて、そのまま保管して置ける状態でしたが撮影はちょっと難しいところがありました。そこで一度バラして内部を調整して注油をして撮影可能にしました。直したのがかなり前なので、何を直したか忘れましたがシャッター関係だったことは間違いありません。幸いこのカメラにピッタリなローダのロールフィルムバックがあるので、それを使って撮影することにしました。撮影は明日晴れていたら実行するつもりです。撮影結果はまたブログにアップしますが、このところ仕事で疲れて遠くまで撮影に行く気力がないのでまたその変での撮影になってしまいそうです。