LEICAFLEX SLマウント | foto-poohのブログ 写真と模型を愛する人へ

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趣味で集めたカメラや模型、模型エンジンについて個人の感想を書いています。

ライカフレックスSL用のレンズメーカー製交換マウントについて以前紹介しました。今回は実際に使ってみての感想を書いてみたいと思います。対象のマウントは①TAMRON ADAPTALL、②TOKINA T4、③SIGMA YSです。



これ以外については、今のところ絞りと露出計の連動するマウントが存在するのか知りません。まずタムロンですが、アダプトールマウントなので、アダプトールII対応のレンズではうまく連動しないものがあり、高性能レンズのSPでは使えないものがあると言う残念な状況ですが、かなりのレンズが使えるのも事実です。アダプトールに対応するレンズであれば、取り付けるだけで正確に連動する優れものです。他のマウントに比べてまだ手に入りやすいようです。次はトキナー製のT4マウントです。こちらも新型TXマウントではなくて旧モデルのT4マウントなのが残念です。ただこちらはTXレンズのスペックを使いこなせないだけで、T4マウントが持っている性能はTXレンズの場合でも使うことはできるのでライカフレックスSLに関してはどちらのレンズも使えて問題ありません。ただタムロンのような高性能シリーズはありません。また開発がアダプトールよりも古いので、単焦点レンズが主流です。最後がシグマのYSマウントです。こちらはT2マウントに自動絞りを組みこみ。鏡胴外側から露出関係のリンクを取り付けているかなり後付け感のある構造です。このマウントの最大の問題点は、アダプターとレンズの取り付けをネジで行っていることです。そのためにマウントアダプターを取り付けた後に取り付け位置の調整が必要です。また絞りリングとマウントないの連動機構を繋ぐアームを絞りリングに固定する必要があります。マウントの停止位置が正しくないと露出計も狂ってしまいます。レンズはシグマとサン、海外向けのレンズなど種類はかなりありますがタムロンほど揃ってはいません。ただシグマはマクロ機能を持ったレンズをいろいろ揃えていたので、近接撮影とソフトフォーカスにはお勧めのマウントです。これらを比較するとやはりタムロンのアダプトールが一番使いやすいようです。これら3つのマウントは国内よりも海外の方が手に入りやすいようです。以前は安かったのですが、先ほどチェックしたらアダプトールが3万円以上,YSマウントが9000円位、T4マウントが15000円位していました。多分いくつか出てくれば安くなると思います。純正レンズにこだわらない方で、ライカフレックスSLはぜひ使いたいと言う方は気長に探して、アダプトール、YS、T4マウントの安いものを見つけたら是非手に入れてください。