レンズで遊べるフィルムカメラ | foto-poohのブログ 写真と模型を愛する人へ

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趣味で集めたカメラや模型、模型エンジンについて個人の感想を書いています。

今は色々なメーカーがレンズアダプターを製造していて、その上中国製の安い品物が多く入ってきているのでデジカメにほとんどのレンズが取り付けられる状況になっています。また特殊なレンズはアメリカやヨーロッパのディーラーなどがアダプターを供給していて値段は高いですが特殊なレンズにも対応できるような状況です。デジタルになる前はと言うと、まず35mm一眼レフで多くのレンズが楽しめるものといえばアルパ、コニカ、ミランダがどれもフランジバックが短いのでアダプターを自社で準備して他社のレンズも取り付けられるようにしていました。私もコニカ用のアダプターをいくつか自作して、トプコン35や色々なレンズでの撮影を楽しませてもらいました。また中判ではブロニカにやリトレックSPなどに色々なレンズを取り付けて楽しんでいました。アルパ、コニカミランダは別にしても、フォカやブロニカ、ローライフレックスSL66、リトレックspなどはボディーにヘリコイドや繰り出し装置がついているので、普通鏡胴のレンズでも撮影ができます。個人的な理想は35mmではフォカ、66判ではローライフレックスSL66、69判ならリトレックSP、大判ならスピグラかRBグラフレックススーパーDあたりになります。ただこれらの中でローライフレックスSL66だけはマウントアダプターがかなり高いので、代わりにブロニカにしています。ブロニカはヘリコイドを使うのでレンズの太さに制限があります。ただねじマウントがついているのでアダプターの加工には便利です。こんな具合で私はこれらのカメラをレンズテストのボディーとして利用してきました。レンズのイメージサークルにできるだけ近いサイズに感光材を使うことが、そのレンズの持っている性能を正確に見ることができるので現在のデジタルでは十分とは言えません。と言うのも35ミリフルサイズくらいまでは簡単に手に入りますがそれ以上大きいと手が出ません。そうなるとやはりフィルムカメラの出番です。と言うことでまだまだフィルムカメラは我が家では生き抜いていきそうです。