Ukraine ARAXは頑張っているようです | foto-poohのブログ 写真と模型を愛する人へ

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趣味で集めたカメラや模型、模型エンジンについて個人の感想を書いています。

久しぶりにウクライナのARAXのホームページ(ARAXFOTO.COM)にアクセスしてみました。戦禍の中ちゃんと活動していて嬉しくなりました。もともとウクライナで製造していたKIEVの中判カメラのアップグレードをしていた会社でしたが、よく調べるとKIEV88やkiev60だけでなく、その前身のサリュートやキエフ6c、アメリカや一時日本でも販売していたZENITH66などまで修理してくれるそうです。つまりペンタコンシックスに似たキエフとハッセルブラッドに似たキエフのどちらも修理、アップグレード、革の張り替え、88→P6へのマウント交換などリーズナブルな価格でやってくれるそうです。ちゃんと値段もホームページには表示してくれています。送料も国別にちゃんと表示してあり、とんでもない価格を請求されることはないようです。私もサリュートを持っているので試してみたいのですが、何せ今はドル高、もう少し円が高くなったらサリュートを送ってみたいと思っています。以前KIEV88を修理したことがありますが、なかなか手間がかかって大変でした。ARAXの価格表だと、サリュートのシャッター修理は94ドルだそうなので、あの手間をかけてやることを思い出したら修理に出した方が楽ですし、ちゃんとキエフを熟知した専門家が直すので安心です。ちなみにKIEV60の方が構造が簡単なのか値段も安くなっていました。また純正パーツを使って直す関係で、東ドイツ製のペンタコンシックスは修理しないそうです。まあ当然ですよね。往復の送料の方がずっと高くなりますが、純正のスペアパーツを使って直してくれるそうなので、値段も気になりますが試してみたくなります。早く戦争が終わって気楽に出せるようになればいいのですが。以前ネットに修理に出した記事があったのをみましたが、ARAXだったかHARTBLEI だったか忘れてしまいました。もし出したことがある人がいたら情報を聞いてみたいと思っています。