日本の病院で、年に一度の 日帰り人間ドック。
受診させてくれる会社にはとっても感謝。
立派な施設で、優雅な雰囲気での受診はうれしいんだけれど、
前日より緊張。
理由その1
マンモグラフィー
乳がん検診のためのマンモグラフィーは、何度やっても苦手。
自分のおっぱいが、上からと横からのニ方向で、
2枚の板に挟まれて思いっきりべちょ~っとなるあの瞬間が
たまらなく痛いっ!
理由その2
採血
私、体つきはがっしりしてるのに、血管はとても細いらしい。
両腕の血管を見比べて、「どっちにしましょう?」と今回の看護士さんも悩んでおられた。
6本分の試験管の採血。
痛かった~。
理由その3
胃内視鏡検査 (胃カメラ)
今までは、バリウム検査だったので、胃カメラを飲むのは今回が初めて。
バリウム検査もかなりつらいが、胃カメラはどうなんだろう?
「口からカメラを入れるって?苦しかったらどうしよう?」と、かなり不安な気持ちで当日の検査に臨んだ私。
というわけで、ここからは 『胃カメラ 初体験レポート』
最初 担当の先生と向かい合ってイスに座り、検査の説明。
「あそこにあるあれがカメラです。あれを使って胃の中をチェックします。」
先生が指差した物体をみて、ぎょっとする。
まるで呉服展示場の帯!
上から垂れ下がって飾られているような長いゴムホース。
”げげっ! あれが 口から入るわけ?” (心の声)
「歯医者さんと同じような麻酔のスプレーをのどにかけますから~。」と、
”のどぬーるスプレー”のでっかい版みたいなので、何度かのどに向かってスプレー。
うえっ、にがっ! まずっ!
と思ったら、
「はい、横になって~! 」とベッドに寝かされ、
マウスピースを噛まされて、いきなりあの長~いカメラの登場。
え?今、スプレーしたところなのに、もう入れるの!?
そんなに早く麻酔って効くの?大丈夫?
もう不安で不安でたまらない私。
「じゃ、入りますよ~」と、マウスピースからカメラが入り、のどを通った瞬間・・・
おえっ!
おえっ! 
マジで苦しい 
やぱいっ! 吐きそう! どうしようっ?
と思ったけど・・・昨晩8時から何も食べてないんだった。
吐くものないわ。
(ここでちょっと安心)
「口の中の唾液は、そのまま出して大丈夫ですからね~。」と言われ、
よく見ると 口のすぐ下に銀色のトレー発見。
でも、出してもいいって・・・そんな簡単じゃないよ!
涙とまらず、まな板の上の鯉状態。
そんなとき、
「は~い、お上手ですよ~。
上手に飲めてますよ~。
大丈夫ですよ~。」
と、私の背中をと~んと~んと優しく叩きながら、ずっと声をかけて下さる看護士さん。
つらいときにかけられる優しい声ってなんてありがたいんだろう~
思わず 出産のときの看護士さんを思い出したわ。
喉元過ぎればなんとやらで、カメラ全体が中に入ってしまえば苦しさはない。
ショックでしばらくボーっとしていたが・・・
「はい、今 食道です~。
胃に入ります~。
きれいですね~。」
という先生の声で我に帰る。
おっ!モニターに写っているのは私の胃だっ!
自分の体の中をライブで見たので生まれて初めてのこと。
かなり感動。
うわ~、胃の中ってこんな風なんだ!
ピンクできれいだ~。
「きれいですね。 問題ないから、ピロリ菌の検査もしませんからね~。」と先生。
(ちなみに、ピロリ菌の検査はオプションで1000円)
胃の中で違う角度からも撮影ってときに、
胃カメラが動く度に、胃の中であっちこっちに引っ張られる感じがしてヘンな気分だった。
そして、無事 検査終了。
「つらかった~!
あの 喉をカメラが通る瞬間が一番きつい。」
という話を、後で夫に報告したところ・・・
「麻酔したら、何も感じないはずやろ?」 と。
「麻酔って、のどぬ~るスプレーみたいなやつでしょ?
思いっきり、カメラがのどに入っていくのわかったよ。」
「え? 鎮静剤打たなかったの?」
同じ検査を受けた夫、胃カメラの検査でオプション(5000円)だった ”鎮静剤”をお願いしたらしい。
この鎮静剤は、のどにスプレー麻酔をかけた直後に、腕に注射で注入。
しかも、痛いのを絶対我慢するのはイヤだから、
『先生濃い目にお願いします』ってリクエストしたそうな(笑)
おかげで、注射を打ったら即眠ってしまい、
カメラが口に入った瞬間から何も覚えてない。
それって、鎮静剤じゃなくて、麻酔じゃないの?
15分くらいで目覚め、それから先生から画像の説明を受けたらしい。
そうか・・・鎮静剤をお願いすれば、つらい思いはしなくてよかったのか。
しかし 2000円くらいまでならお願いしやすいけど、5000円って高い。
あの数分だけを我慢したら、5000円を他のことに使えるって思うと、
主婦としてはちょっと躊躇するわ。
というわけで、
鎮静剤を使用すれば、胃カメラは決してつらい検査ではなさそうです。
鎮静剤を使用しない胃カメラと、バリウム検査を比べてみると・・・
個人的な意見だと、どっこいどっこいのつらさかな。
アメリカで暮らすようになってから、胃が痛くなることが何度かあったので、(多分ストレスから)
実はちょっと心配していたのだけれど、自分の胃の中を自分の目で見ることができて、
先生からも 「きれいですよ~」と言われ、ほっと一安心。
もう若くないから、体は大事にしないとね 