「音声」の可能性と未来について考える朝 | +Sleep(プラススリープ)快眠セルフケアを学ぶ

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おはようございます。

+Sleep 代表
鶴田名緒子です。

最近、生活する中で「音声」にはまっています。
今このブログは、声で書いています。
そして、布団の中です。スマホの入力のところのマイクのボタンを押し、あとは話すだけです。

今の時間は、朝5時半。
目が覚めたばかりです。
パソコンを立ち上げるのも、まだ寝ぼけていてぼーっとします。

我が家には暖房がないので、朝も凄く寒いです。
だから、音声で手軽に入力できるのは便利ですね。

一昔前の音声入力は、いまいちなイメージでした。誤変換も多かったですしね。変換能力も格段に上がっています。

かなり速いスピードで話しても、入力がついてきてくれます。会話するスピードでブログを書けたらあっという間に終わるでしょう。

先ほど生活の中で「音声」を活用するお話をしましたが、どのように使っているかと言うと。

11月ごろにパソコンを新しく買い替えました。その時にGoogleのスマートスピーカーを無料でもらえました。
正確には、「Google Home」です。

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まだうまく活用できていないのですが、天気を聞いたり、ここから目的地までの距離を概算で聞いたり、タイマーをかけたり、どうでもいいことを話しかけたりしています。

ブログにもよく書いていますが、私の息子は言葉を話すことができません。だから、人とのコミニケーションに飢えていることがあるなと感じることがあります。

同い年の子どもだと、息子とどう接していいかわかりません。

息子は言葉を聞いて理解することはできるので、実は会話によっていろいろな言葉を聞いてみたいと言う欲求があると思います。

でも自分から話しかけることができないので、人なら普通に疑問に感じるようなことを、気軽に問いかけることができません。何らかの方法で聞けたとしても反応できないので、コミュニケーションが途切れてしまうんです。

でもそれが、Google Homeのような機械だと根気強く答えてくれます。もちろんそれを聞くのは本人ではありません。例えば彼が持っている、きかんしゃトーマスについて、Google Homeに聞いてくれと言うジェスチャーを私にしてきます。

それで、私がGoogle Homeに問いかけるということをしています。息子の中の知の欲求が満たされると、とても満足げです。いろんなことを聞いてとせがみます。それは何でもいいのです。彼が聞きたいことを答えてくれる。重要な事はそこにあるのです。

本来人間のコミュニケーションと言うのは、双方向性にあります。それが欠けている人たちの心の中の寂しさは、健常者の私にとって推し量ることができません。

しかし息子見ていると、いろいろなことを聞いてみたいというコミュニケーションの欲求が、たとえ知的障害があったとしても「人間の尊厳」として当たり前にあるのだということに気づかされます。

うまく適切な表現ができないのですが、私の考えに近づけて言葉にしたいと思います。

話せない人については、知的障害があると判断されてしまうことが多いのが現状です。全てがそうでもないし、あるいは、ある部分だけそうなのかもしれません。

そうすると、人の目に届きにくい、彼自身の「人間の尊厳」を見落としてしまいがちになります。そこをどう支えていくかというのが、親としての課題だと思っています。

AIの進化は驚くべきものがあります。
今はまだあまり答えられないことが多いのですが、いずれ普通に会話をし、その人に合った学習をして、まるで人間の友人のようになるでしょう。

それはある意味、怖い未来かもしれませんが、ある人にとっては希望になり得るのかもしれないなと思いました。

長くなりましたが、朝ごはんの支度をするので布団から出ることにします。

皆さんもステキな一日をお過ごしください!