■開催しました!■「ママのための睡眠講座」はじめよう♪「眠育」の子育て@星が丘公民館 | +Sleep(プラススリープ)快眠セルフケアを学ぶ

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「ねむりをプラス、輝くあした」をコンセプトに、幅広い世代へ向けた「睡眠講座」や、個別相談を行っています。
睡眠を整えることからあなたの健やかで幸せな生き方がはじまる。
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こんにちは!
Sleep 女性と子どもの眠育サロン
代表 鶴田名緒子です。

今日は2月の大雪の日 に打ち合わせをして決まった、育児サークル「共育サークルすくすく」さんの「眠育」の日でした。

最近の私は、なんとなく落ち込み気味で。
それでも、女性や子どものための睡眠はいつも考えて、勉強したり、自分なりに発信してきました。

とくに、赤ちゃんを子育て中のママのことはずっと考えてきました。
文献も片っ端から取り寄せて、力になれることはないか、知らない知識はないか、勉強していきました。

今日は出向くまで、いろんな気持ちを抱えていました。

私は、実は一番子育てにつまづいたのが、息子が2歳児のときでした。
私も地元の育児サークルに親子で入っていたんですけど、続けることが困難になるほど、息子の発達は当時から他の子どもとは明らかに違っていました。

行事などのイベント、親子でモノを作ったすること、お出かけで工場見学に行くこと、お楽しみ会など、普通の親子なら楽しいことが、私たちにとってはどんどん苦しくなっていきました。
息子は周囲に合わせることができなくて、一人全然違う行動をとってしまう。
サークルに行って、他の子と違うことに愕然としながら、母親としても傷つく日々・・・。
どうにもならなく、サークルで人知れず泣いていたことも1度ではありません。

これがきっかけとなり、のちに自閉症とわかったわけなんですが・・・。

私自身、息子の幼少時はママとしても、とても心が傷ついた時期であって、それがたぶん知らぬうちにしこりのようになっていたのかもしれません。

今日は「眠育」の講師として育児サークルに参加しましたが、息子も小学2年生になった今、改めて赤ちゃんや1歳児ちゃんの子どもたちやママさんと触れ合うご縁の不思議さを感じました。

講師であること以前に、母親として自分自身の心がゆるゆるとほどけて癒されていくのを感じました。
ママのみなさん、お子さまたち、今日はお集まりいただいて心からありがとうございました。
私もすごく「眠育」にやりがいを感じて、元気になれました。

15組というたくさんの親子に集まっていただいて、赤ちゃんの泣き声に私の声が掻き消えてしまうことも、育児サークルさんならでは。

サークルを運営している「つなぐ人」長沢さんはとてもベテランで、私も信頼を寄せる方。
講座中もサポートしていただきながら、安心して進めることができました。
本当にこのような機会を頂き、感謝です。

和室でお子さまをみんなであやしたり、遊んだりしてあげながら、和やかにゆったりと話すことができました。
広いお部屋だったのと、元気な声で賑やかだったので、私の声がみなさまに届いたかどうか不安でしたが、みなさん身を乗り出して、真剣に聞いてくれたのがわかって。
一生懸命、ときに大声で、お話させていただきました。

後半の睡眠相談タイムは、ママからたくさん質問が出てきました!
会場中には声が届きづらく、聞こえない方もいらっしゃったと思うので、ブログで書き起こしてみますね。

いっぱいご質問を受けたので、忘れてしまっているところもあるかもしれません・・・。
順序も違いますが、思いつくままに。

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(これしか写真がないのですが。長沢さんがメモしてくれた板書。)

「お風呂が先か夕食が先か?」
A.  赤ちゃんのうちは、夜7時に寝かせるスケジュールなので、お風呂は5時半~6時。
  お風呂の前後で授乳するといいと思います。
  卒乳して、食事のリズムがついたら、食事のあとに、ぬるめのお風呂に入る習慣にして、そのまま夜眠る準備に入ると、リラックスモードになりやすく、入眠がスムーズになります。

「おうちの工事中で環境が変わってしまったのと、祖父母がいて嬉しくて、ちょっと夜興奮気味。夜寝るのが遅くなってしまった。」

A. こちらのママさんは、もともとお子さまを早く寝かせる習慣だったそうです。また、卒乳タイミングも考えていらっしゃるそうなのですが、環境の変化もあるなか、一気にいろいろやるとお子さまに負担がかかってしまいそう。
工事が終わったら、まずは就寝時間を以前のように早めに修正。母乳育児をしていらっしゃるそうなので、夜の授乳タイミングは母乳外来で相談しながら、夜の回数を減らして、徐々に卒乳してみることを提案しました。

「夜泣きするたびに授乳をするのは大丈夫?」

A. 新生児は3時間おきぐらいに授乳する必要がありますが、月齢が上がるにつれ、授乳は日中を中心にしたものへと変化していきます。
赤ちゃんも大人と同じようにひと晩でぐっすり眠るリズムを少しずつ身につけていくんですね。
それができるようになるのが生後3ヵ月ぐらい。

ですので、夜の授乳の回数は減らしていきましょう。

夜泣きは、必ずしもお腹が空いて泣いているわけではないので、ママは反射的に授乳しないようにしましょう。
「ママは泣けば、相手をしてくれる!!おっぱいくれる~♪」と良くも悪くも学んでしまいます。

夜に授乳する習慣を身につけてしまうことによって、赤ちゃんはそのたびに目を覚ませてしまうので、何度も睡眠を分断してしまうことに。
そうすると夜の眠りが浅くなるので、日中眠くなります。
そうすると、昼寝の時間が長くなってしまうので、夜の睡眠が浅くなる、目覚めやすくなるという悪循環にも・・・。

日中にたっぷり授乳して、離乳食がとれていれば、栄養面では心配ありません。
夜ぐずり泣きしていたら、10分ぐらい様子を見るだけに。トントンもしなくていいです。
ママは寝たフリに徹する。
それで、自然に赤ちゃんが眠ってくれれば、自分でなんとかする睡眠力を身に着けることにもつながります。
ちょっと根気がいるかもしれませんが、夜の授乳をやめることで、赤ちゃんの睡眠が整うこともわかっています。
1歳すぎたら様子をみながら、卒乳スケジュールも考えていきましょう~!

「卒乳のタイミング、どうしよう?パパがお休みのゴールデンウィーク中に協力してもらいながら、やってしまおうかな!」

A. とってもいいタイミングだと思います~。パパの協力が得られると、ママも心強いですよね!
  夜の授乳の回数が多い場合は、回数を減らし、フェードアウト的になくして、お子さまの気持ちに寄り添いながら、徐々にやってみても。もちろん、一気になくしてしまってもOK!
 

「保育園に通っている。夜途中で目覚めることもあります。」

A. 私も息子は保育園児でした。日中のお昼寝を何時間していたのか、保育園から毎日聞いていましたね。夜、なかなか眠ってくれないときは、昼寝が長かったりすることもあります。
また、夜起きてしまうのは、日中の保育園での過ごし方にあるかも。
夜の睡眠だけで判断するのではなく、1日の過ごし方、昼寝とトータルに睡眠をとらえると、対応の仕方がわかるようになります。
「昼寝の時間をもう少し短くしてください。」とママから保育園に相談することもできます。

「寝かしつけの方法が知りたい。」

A. 今までやっていた方法では寝なくなってしまった・・・。というご相談でした。
 こういう寝かしつけ方法は、ベストという方法が各家庭で違うと思いますので、育児サークルさんでシェアできたらいいですよね。

逆効果、NGなのは、「スマホを見せて寝かしつけ」「DVDを見せながら寝かしつけ」。
とにかく、夜は光刺激はとことんなくしましょう。
(実は、うちのパパがやっていてギョッとすることがあります。youtube見せたりとか・・・。目がランランになって寝なくなるんで、やめて・・・。

「寝入りばなに、お布団をかけてあげても、足の下まで下げてしまっている。睡眠に影響がないか不安です。」

A. 朝の目覚めもよく、日中のごきげんもいいとのことでした。なので、ママが心配するほどではなく、睡眠はとれていると思います。

良く眠れているかどうかは、朝の目覚めやぐずり、日中の眠気、機嫌などを見るとわかります。
寝入ってから、お布団をかけ直してあげてください。

寝かしつけるときに、手足が冷たいとなかなか赤ちゃんも眠れませんので、ママの手のひらであんよや、お手手を握ってあげて、温めてあげてくださいね。
赤ちゃんは、体の熱を放熱しやすくなって、深部体温を速やかに下げて眠気を誘うことができるので、おすすめの方法です。

「日中はすごく元気で昼寝もしない。夜もよく眠ってくれるけど、パパが帰ってきて一緒に寝てるのがわかると、イヤ!!ってなっちゃう。」

A. 睡眠習慣、生活習慣も聞いてみたら、バッチリできているママさんでした。
日中は元気すぎるのがお悩みのようで・・・。サークル中も、とってもご機嫌ちゃんでした。
睡眠をしっかりとれているので、昼寝しなくても快活で元気いっぱいなんだね~。
理想の生活リズムなので、このままで自信を持って頑張って!とお伝えしました。
パパはかわいそうですけど・・・。微笑ましくなりました。

「夜の睡眠時間はたっぷりとらせているのに、朝起こすとぐずってしまう。どうしたらいい?」

A. お話を聞いていたら、理想の睡眠時間はしっかりとれていて、ママもすごく頑張っているんです。もしかして、ロングスリーパーな子かもしれません。うちのパパも、まれに見るロングスリーパー。
起床時間は登園時間があり決まっているので、就寝時間を早めるしかなく・・・。
20分でもいいから、就寝時刻を早めて朝のぐずりが改善されるか様子をみることに。
ただ、必ずしも必要以上に睡眠時間を長くとる必要はないので、パッと起こしちゃってもOKです。

「赤ちゃんがせっかく夜8時ごろに寝てくれても、パパが9時ごろに帰ってきてお風呂に入れたがり、いったん目覚めてしまう。そうするとなかなか寝てくれなくなって、夜12時ごろに寝るリズムになってしまう。」

A. パパが赤ちゃん、大好きケース。うん、これ、ちょっとパパ、我慢してくださいね・・・。
  土日の夕方のお風呂担当にしてもらいましょう。必死で一生懸命早く帰ってきて21時とのこと。 パパの愛情はすごくよくわかって切なくなりました。でも、赤ちゃんが昼夜逆転のリズムになってしまっているようだと問題があります。幼稚園に入る前までに、睡眠リズムを作っていきましょう。

「長男が中学生。週2ぐらいで塾。部活もやっている。そのため、夜は疲れてすぐ眠くなる。学校からは、「もう少し夜起きて睡眠時間を減らしても勉強するように。」と言われているけど・・・なかなかできない。朝は5時に家族で早起きして下の子のために協力して掃除をするのが習慣です。」

A. 夜、無理に起きてなくていいので、眠っちゃいましょう!眠くて集中力もない夜に勉強してもぜーんぜん、はかどりません。
こちらのご家庭は朝5時起きというすばらしい朝習慣があるそうで、なんと、みなさんでお掃除するそうです。すばらしい!!
中学生のお兄ちゃんは、その時間に勉強をするというご提案をしました。
睡眠をたっぷりとった朝、勉強がすごくはかどりますので、絶対おすすめ!!!

それにしても、学校の先生、子どもの夜更かしを「勉強」という印籠で美徳とさせないで欲しい・・・。
たっぷり眠ったら、脳の神経細胞だって発達しますし、学習、記憶の定着も睡眠が行っているので、学習には効果的なんですよ。

それに、睡眠不足で学校に行ったら、今度は授業中に眠くなっちゃって、集中できなくて学習効率が下がります。睡眠不足の子どもは成績が悪いという研究結果があるのです。
中学生は大変なんですよぉ。
年齢が上がって中高生に、部活や塾による睡眠不足がでてきて、また大学生になるとバイトと大学生活の両立という別の問題も起こってくる・・・。

「眠育」のむずかしさは、年齢ごとの状況に応じた細かい対応が必要になってくるというところにあるんですね。
私も、いずれは、大学生の睡眠、最終的には全年齢やっていくつもりでいます。

「夜の就寝中の照明は全部消して真っ暗な方がいいのでしょうか?」

A.寝る前はリビングの照明は薄暗くしてリラックスできるようにしましょう。テレビ、パソコン、スマホ、ゲームなどの電子機器も寝る1時間ぐらい前からは見ないように。もしくはオフ!

就寝中ですが、オレンジっぽい暖色系の間接照明なら大丈夫です。
天井から赤ちゃんに直接光が注がなければOK。真っ暗にしてしまうと、夜赤ちゃんの様子がわからなくてママも不安ですよね。

我が家も息子はてんかん発作を夜起こすことが多かったので、観察する意味でも真っ暗にはしていないんです。表情がわかるぐらいの明るさに抑えておきましょうね。

ふー。
長くなってしまいましたが、気になる質問のところだけでも読んでみてくださいね。
今日ご参加いただいた方で、「とりあげられてない!!」という方、コメントくださいませ。

今日お渡しした、「睡眠記録」はそのまま、睡眠カウンセリングで使うことも可能です。
本日参加してくださったママさんは特典 つけちゃいます。

初回はお試しで、睡眠カウンセリングを30分半額オフいたしますので、1,500円!
ご予約いただければと思います。ご連絡くださいね。
赤ちゃん連れでも大丈夫な会場を相談して決めることもできます。

お申込みは foryoursleep☆yahoo.co.jp(☆を@にかえてください。)まで。

明日は、アンケートで頂いたご感想をご紹介していきたいと思います。