HongKong Disneyland - 38 (Parade/Show) | The Wonderful World of Disney

MICKEY AND FREINDS STREET CELEBRATION

 

 

1日2回開催されていたデイパレード「ミッキー&フレンズのストリート セレブレーション」です。過去に雨の日限定で開催されていた「ミッキーのレイニー デイ エクスプレス」のフロートがほぼそのままの状態で使用されており、それにディズニー社創立100周年の衣装を身にまとったミッキーマウスとその仲間たちが愉快な音楽に乗せてパレードルートを進むというものです。

 

ファンタジーランドのパレード出発点は、香港ディズニーランド鉄道の踏切があり、フロートの汽車が本物の踏切を渡るという何とも不思議な光景が広がります。

 

 

 

 

 

3両目の乗車キャラクターが日によって変わり、この日はプーさん御一行でした。

 

 

最後尾には、東京ディズニーシーでほんの一時期だけ登場したオズワルドが乗車しています。

 

 

FESTIVAL of The Lion King

 

 

こちらはレギュラーショーの「フェスティバル・オブ・ライオンキング」です。香港ディズニーランドでは、ミュージカル顔負けの迫力でライオンキングをテーマにしたミュージカルショーが常設ステージで開催されています。ショーは広東語と英語を組み合わせて進行しますが、映画「ライオンキング」やその実写版を一度でも見たことがあれば、言葉が分からなくても十分楽しめる内容になっています。映画に登場する歌や名シーンが再現されており、映画の再現ダイジェスト版ってところですかね。

 

感染症の影響で、人数を絞ったり演出を抑えたりといったことがこのショーに限らず世界的にあったわけですが、個人的にもコロナ禍で大人数の出演者が出演する規模の大きいショーが観たかったので、期間限定のショーよりもこちらの鑑賞を優先しました。マニアからしたら今更ライオンキングを観てなんだって話でしょうけどもね。

 

 

「フェスティバル・オブ・ライオンキング」へはマジックアクセス「PLATINUM」の優先入場というものがあり、1枚誰か持っていたら付き添いで3名までは連れて入ることができます。今回同行者がプラチナ持ちでしたので、優先入場でご一緒させて頂きました。入口から入って左側()が優先入場の列、右側()が一般入場の列です。公演開始20分前に、優先入場に並んだ人から入場し、それが終わると一般入場が入ってくる流れです。基本優先入場に並んでいるのは、現地のダンサー追っかけ(通称ダンヲタ)が中心で、ショーの特等席を狙うというよりは、役者の立ち位置に合わせた場所に向かうので、彼ら彼女らに着いて行くとあまり良い席には当たりません。

 

 

中央の円形ステージを中心に、鑑賞エリアが4ブロックに分かれています。基本的にはどの角度から見ても楽しめますが、2つの出入口通路に挟まれた鑑賞エリアが表、その対面(上の写真に写る正面のエリア)が裏に当たります。優先入場なら、入って右側のブロック、一般入場なら入って左側のブロックがおすすめです。どのブロックにおいても、最前列は優先入場で埋まります。

 

ショーの途中で「火」を使う演出がある関係もあり、フラッシュ撮影は厳禁です。一応、スマホを含む液晶画面の明かりは消すようアナウンスが入りますが、普通に撮影する分には特に注意とかは入っていませんでした。まぁ、演者さんに配慮してねってことですね。

 

 

 

ショーはラフィキ役の「Circle of Life」の生歌から始まります。最初に登場する8人の役者さんは、プライドランドのライオンをイメージしています。

 

 

 

 

 

 

 

動物たちの王国、プライド・ランドの王「シンバ」の登場です。ここでシンバの子供「ヤングシンバ」と「ヤングナラ」が登場し、"I Just Can't Wait to Be King"(王様になるのが待ちきれない)を歌唱します。

 

 

 

 

 

ショーではシンバの父親「ムファサ」は出演しないのですが、映画のストーリーに沿って悪役スカーとハイエナたちが、"Be Prepared"(準備をしておけ)を歌唱しながらシンバをプライドランドから追い出しにかかります。

 

 

 

追い出されたシンバを、ティモンとプンバが助け、"Hakuna Matata"(ハクナ・マタタ)の精神を教えます。

※ちなみにハクナ・マタタはスワヒリ語で「何も問題ない/気楽に行こう」って意味らしいです。

 

 

 

 

 

そんな自由気ままで育ったシンバのところに、昔の親友「ナラ」が現れます。シンバとナラが再開したときの挿入歌"Can You Feel the Love Tonight"(愛を感じて)で、バレエダンサーによるワイヤーアクションが披露されます。

 

 

 

 

 

 

プライドランドに戻ったシンバがスカーと対決。

 

 

 

プライドランドが焼き野原になる様子をファイヤーダンスで表現しています。撮影した距離でも炎の暑さが伝わってきます。

 

 

 

シンバがスカーに勝利、ラフィキがサークル・オブ・ライフを歌唱してフィナーレを迎えます。

 

 

 

 

 

メドレー形式でこれまでの楽曲が流れ、担当していた役者さんたちがご挨拶がてら最後のパフォーマンスを行います。

 

 

 

 

最後は山車が中央へ集合し、ショー終了です。役者さんたちは引き上げますが、山車はこの状態でお客さんを退場させるので、円形の中にさえ入らなければ記念撮影できます。

 

ショーの内容は頭に入っているのですが、やはり生歌による歌唱力とこれほどの人数・規模でのショーは圧巻です。ショーを観て涙腺が刺激されるのは久しく東京ディズニーリゾートでも体験していないので、やはりディズニーが大切にしている「人」の力の凄さを改めて実感しました。このショーを鑑賞したらチケット代の元が取れるとまで言われていますので、香港ディズニーランドに訪れた際は是非鑑賞して頂きたいですね。