HongKong Disneyland - 33 (Duffy&Friends) | The Wonderful World of Disney

 

香港ディズニーランドのワンデーチケットは、日本と同じく価格変動制となっており、4段階の値段設定に分かれています。それに比べ、ツーデーチケットは固定料金となっており、マジックアクセスの一番下のランクになる「SILVER」へアップグレードすると2.5日分の料金で除外日を除いた1年間の年間パスポートに化けます。何を楽しむかによりますが、ピーク期でなければ数日あれば一通りは周れます。

 

マジックアクセスは、「PLATINUM」「GOLD」「SILVER」の3種類があり、右にいくにつれて除外日や飲食物販の割引率が下がっていきます。特にマジックアクセスの「PLATINUM」はショー施設の優先入場の特典が最も効力を発揮します。

 

今回はネットでツーデーチケットを購入し、パーク内の窓口で「SILVER」にアップグレードする形を取りました。除外日が最もある制限付きの年間パスポートでして、実質平日しか使えませんが、今回の旅程では水・木・金の3日間を予定していたため、「SILVER」の作成で十分元が取れることになります。ただし、水曜日は休園日に設定されることがあるので、旅程を組むときは注意が必要です。4/10(水)はもともと休園日で、個人的にはツーデーチケットで十分かと思っていましたが、1か月程前に運営日に変わったことを受けて「SILVER」へのアップグレードに踏み切りました。一度休園日として周知されていたこともあってか、この日だけは日本人観光客には一切すれ違うことがありませんでした。

 

 

この時期はダッフィーのイベントが開催されていたため、エントランスの花壇がダッフィーだったり、メインストリートU.S.A.においてはフォトスポットが登場していました。

 

アジア圏を中心に爆発的な人気を集めているダッフィー&フレンズ、ここ香港でもその人気は絶大でして、特に狐の「リーナベル」は、ずば抜けた人気を集めています。グッズが出るものであれば、転売屋が集結するというのは香港ディズニーランドでもお決まりの光景となっています。特に開園待ちの先頭にいる集団の9割は転売屋と言って良いでしょう。

 

 

現地の方もあれやこれやで策を打ってくるので、そうした方々には太刀打ちできませんが、香港ディズニーランドでは早期入園が課金となっているので、合わせてご紹介しておきます。

 

 

Early Park Entry Pass

 

香港ディズニーランドに入園するには通常のパスポートやマジックアクセス(年パス)が必要です。これらの一般入園は、通常の開園時刻からパークで遊べるというものです。これに対し、開園1時間前から入れる有料の「アーリーパークエントリーパス」というものが別に発売されています。これは、ホテル宿泊特典とかではなく、単純に課金パスとしての発売で、このパスだけでは入園できないものになります。

 

 

 

今期は10:30開園となっており、この「アーリーパークエントリーパス」を持っている人は1時間前の「9:30」からパークへ入園することができます。専用の入口になっていて、パークエントランス正面に向かって左手に設けられた通路から入る形になります。時間になるとキャストがやってきて、「アーリーパークエントリーパス」のQRを読み込むと手荷物検査を通過でき、入園ゲートに並ぶことができます。キャストがやってくるまでは上の写真にある看板しか設置されていないので、初めてアーリーパスを使う方は場所が分からないかもしれません。

 

この日は8:35にキャストが列形成のためのロープを設置し、8:52にアーリーパスのQRコードを確認していました。8:00時点で10人は並んでいたので、この時間より前のスタンバイが必要そうです。手荷物検査が9:00に始まり、入園ゲート手前まで入ることができました。この時間からチケットブースは開いているので、当日チケットを買うこともできます。

 

そして、「9:30」ちょうどになると園内放送が流れ、パークオープンという流れです。パーク内は走らないようにアナウンスされていますが、皆さん全速力でダッシュしていきます。その目的は、ダッフィー関連のグッズを買うためのショップへの駆け込みが第1軍、そして新エリアに向かう第2軍に分かれます。前者は100m走くらいの距離ですが、新エリアに関しては700mほどあるので走るよりも早歩きした方がバテずに先に着ける感じですね。新エリアは後日特集します。

 

公式的には1時間遊べることになっており、メインストリートU.S.A、ファンタジーランド、ワールドオブフローズンの3エリアに立ち入ることができ、この時間から一部を除くアトラクション施設を楽しむことができます。ただし、一般入園が「10:30」であっても混雑解消を理由に「10:30」よりも前にお客さんを通すことがあります。

 

 

その場合は、メインストリートU.S.A.の途中で通行止めとなり、「アーリーパークエントリーパス」を持っている人は脇にある通路でパスを見せて通してもらう形になります。この日は10:15の時点で一般入園が開始されました。パスを持っている人たちは、ワールドオブフローズンに向かっているため、一時的に城前やファンタジーランドはほぼ誰もいない風景を楽しむことができます。

 

 

パーク開園時刻(10:30)になると、開園に関するアナウンスが流れ、待機列から一斉に目的地に散らばる感じになります。多くの人がワールドオブフローズンを目指しますが、一番近くにあるグリーティング施設を目指してダッシュされる方が多かった印象です。

 

 

Duffy and Friends Play House

 

香港ディズニーランドといえばキャラクターグリーティングの充実さが特徴みたいなところがありますが、ダッフィー&フレンズともグリーティングできる施設があります。メインストリートU.S.Aを抜けた先にある一角に設けられています。もともと期間限定の位置づけでのグリーティング施設だったのですが、あまりにも人気を集めたため、延長して今に至ります。

 

 

ダッフィー&フレンズは全部で7匹いますが、絶大な人気を誇るリーナベルは固定、その他2匹×3が日替わりでやってきます。

 

<パターンA>

①ダッフィー

②ジェラトーニ

③リーナベル

 

<パターンB>

①オルメル

②シェリーメイ

③リーナベル

 

<パターンC>

①ステラルー

②クッキーアン

③リーナベル

 

 

 

 

 

最初の部屋でリーナベルを選ぶと右側に、それ以外を選ぶと左側の列に通されます。リーナベル側の待機列には、インスタ映えスポットのようなフォトスペースが設けられており、日中常に誰かが撮影しているような感じでした。

 

 

 

 

建物の中を進むと森の迷路が現れ、ここに並ぶ形になります。どのキャラクターを選ぶかで列が分かれます。

 

 

列の先に3つの部屋があり、それぞれの部屋でグリーティングを行っていました。

 

 

 

 

って感じですね。日中でも短くて20分、リーナベルは60分くらいでした。東京と違って待ち時間が正確じゃないので、入り口の待ち時間以上に並ぶと思った方が良いですね。東京ディズニーシーではグリーティングできないキャラクターに会うことできることもあって、日本人観光客が多く並ぶ施設でもあります。むしろどの時間帯に行っても、誰かしら日本人に遭遇します。

 

特にリーナベルの人気は異常でして、アーリーを使って一番乗りでグリーティングをした方が効率的かなって感じでした。今回は同行者の勧めもあり、アーリーを使って30分ほどワールドオブフローズンを堪能した後、メインストリートU.S.A.に戻ってこの施設の開場待ちに並びました。