東京ディズニーリゾート・2024年度年間スケジュールを発表 | The Wonderful World of Disney

 

東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーを運営する株式会社オリエンタルランドは、2024年度に開催するスペシャルイベントや新しいエンターテイメントプログラムなどの実施スケジュールを発表しました。

https://www.olc.co.jp/ja/news/news_tdr/COPY-20240130/main/0/link/20240130_1.pdf

 

 

 

 

 

以下、イベントスタート順に(東京ディズニーランド東京ディズニーシー共通

 

2024年4月1日(月)~2024年6月30日(日)

東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル

 “食で世界を巡る”をテーマに、シェフの独創性を活かした特別なコースやセット料理、食べ歩きを楽しめるスナックやバリエーション豊かなドリンクなどが味わえるスペシャルイベント

 

 

2024年4月9日(火)~2024年6月30日(日)

ディズニー・パルパルーザ 第2弾

 第1弾「ミニーのファンダーランド」に続き、第2弾では主役や世界観が変わり新しい展開がスタート(詳細未発表)

 

ドリーミング・オブ・ファンタジースプリングス

 2024年6月6日(木)にオープン予定の新テーマポート「ファンタジースプリングス」にちなんだハーバーグリーティング、デコレーション、グッズやメニューが登場するスペシャルイベント

 

 

2024年4月9日(火)~2024年7月31日(水)

セレブレーティング・スペース・マウンテン:ザ・ファイナルイグニッション!

 東京ディズニーランドのアトラクション「スペース・マウンテン」が2027年にリニューアルオープンするのに際し、実施されるスペシャルイベント

 

 

2024年6月6日(木)~

ファンタジースプリングス開業

 「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマとした8番目のテーマポートが開業

 ※当面の間は、テーマポートの入場に際し、エリア内施設のスタンバイパスまたはディズニー・プレミア・アクセスが必要

 

 

2024年7月2日(火)~2024年9月18日(水)
ベイマックスのミッション・クールダウン

 ディズニー映画『ベイマックス』に登場するケア・ロボットのベイマックスが夏の暑さからゲストを守るために繰り広げる散水プログラム

 

 

2024年9月20日(金)~

キャッスルプロジェクション(タイトル未定) 

 シンデレラ城を舞台に、さまざまなキャラクターたちが夢を追い求めて空を翔ける姿を描くキャッスルプロジェクション

 ※東京ディズニーリゾートのエンターテイメントプログラムでは初めてとなるマーベル映画のキャラクターたちが登場

 

 

2024年10月1日(火)~2024年11月7日(木)

ディズニー・ハロウィーン

 スペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」を開催

 ※東京ディズニーランドはテーマを一新し、新たなエンターテイメントプログラムなどが登場


2024年11月15日(金)~2024年12月25日(水)

ディズニー・クリスマス

 スペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」を開催


2025年1月1日(水)~2025年1月13日(月)

お正月のスペシャルイベント
 お正月限定のスペシャルイベントを開催


 

東京ディズニーシーでは、2024年6月6日(木)にオープンする8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」開業に合わせたイベント類が展開されたり、季節に応じたハーバーグリーティングが実施されます。新エリア開業という一大イベントがあるせいか、エンターテインメントプログラムに対しては引き続き消極的な姿勢のようです。2024年はキャンパスデーパスポートが設定されていない代わりに「春ディズニー」と称したテレビCM等を展開しており、イベント盛りだくさんの東京ディズニーランドではなく、アトラクションだけを楽しめる東京ディズニーシーに学生層を誘導しているように見えました。あえて割引しなくても学生さんは思い出作りにやってきてくれますからね。

 

東京ディズニーランドでは、2024年9月20日(金)から新ナイトタイムエンターテイメントプログラムとして、シンデレラ城にプロジェクションマッピングを投影する新プログラムがスタートするとのことです。TDR35周年を記念して2019年4月26日まで公演されていた『Celebrate! Tokyo Disneyland』を最後に、東京ディズニーランドではプロジェクションマッピングを使用したショーが終了していました。機材類が撤去されたため、今後は同様のショーは開催されないだろうと予想されていましたが、まさかの復活とのことです。Twitter(現:X)でも、シンデレラ城周辺に機材が設置されている情報が目撃されており、噂程度には広まっていました。パイロがどれくらい仕込まれるかにもよりますが、見応えあるショーとなりそうと思いつつ、鑑賞エリアは先着課金制のディズニー・プレミア・アクセス対象になる可能性が高そうです。

 

 

「さまざまなキャラクターたちが夢を追い求めて空を翔ける姿を描く」とのことで、コンセプトアートには以下のキャラクターが確認できます。

 

・ティンカーベル(Disney*ピーターパン)

・メリーポピンズ(Disney*メリーポピンズ)

・ヘラクレス、ペガサス(Disney*ペガサス)

・ウッディー、バズ・ライトイヤー(Disney/Pixar*トイ・ストーリー)

・カール・フレドリクセン...の家(Disney/Pixar*カールじいさんの空飛ぶ家)

・アイアンマン、キャプテン・マーベル(MARVEL*アベンジャーズ/エンドゲーム他)

・ベイマックス2.0(Disney*ベイマックス)

・アラジン、ジャスミン(Disney*アラジン)

・ウォーリー、イヴ(Disney/Pixar*ウォーリー)

・ダンボ、ティモシー(Disney*ダンボ)

 

 

海外のディズニーパークでのナイトエンターテインメントプログラムではほぼ確実に含まれているSTARWARS関連のキャラクターが入っていませんでした。コンセプトアートにいるウォーリーが宇宙と関係しているので、宇宙空間だからSTARWARSが出ないという理由とは考えづらく、大人の事情によって外されたのかもしれません。一番のアピールポイントは、東京ディズニーリゾートのエンターテインメントプログラムとしては初登場となるマーベル映画のキャラクターとのことで、どのような反響となるかが注目されます。とはいえ、MARVELシリーズで有名な曲あったっけ?と言われてパッと出てこないですが...。

 

季節イベントの動きとしては、定番のハロウィーンとクリスマスのイベント期間がそれぞれ2か月から1か月に短縮されており、その分何らかの縮小の動きが出るのかもしれません。少なくとも季節イベント限定のグッズの売り切れ・初日争奪戦が加速することでしょう。2023年のハロウィーンは、高気温によるパレード中止が頻発していたため、その影響も考えられます。そして、年間スケジュールには春の「イースター」と夏の「七夕」の言及がありませんでした。個人的には、7・8・9月を夏イベントに、10・11・12月をクリスマスイベントにし、各イベントの期間を長めにとった方が良さそうな気がします。

 

また、今年初の試みとしてスタートした「ディズニーパルパルーザ」では、「仲間と一緒に、はしゃいで、遊んで、最高に楽しめる、新しいスペシャルイベントシリーズ」としており、第2弾の内容によっては2025年以降も継続して続くイベントになるのかもしれません。まずは第2弾が特定のキャラクターにフォーカスが当たるのか、イースターのような季節感を交えた内容になるのか次第かと思いますが、現状の公演回数の少なさを除いてはイベントの幅が広がるという点で大いに期待できそうです。以前のパークと違って、長時間待たなくてもディズニー・プレミア・アクセスという名の課金を選択すればそれなりの席で観れるようになりましたが、言い換えればショー鑑賞が課金制という選択肢に絞られていますので。

 

2024年度からは新エリア開業・新ショー導入という流れに加えて、季節イベントの見直しという点に今後どうなるのか気になるところです。