TY Tokyu N-Gauge | The Wonderful World of Disney

個人的に裏趣味として進行中の鉄道模型に関して、記録の意味でまとめてみた。小学1年生からスタートしたNゲージだが、時が経ち中学生で一度心が離れ、ブランクが空いた後に2016年東急電鉄が実施したDisney CRYSTAL MAIGICを機に、再熱。Twitterだとどうしてもディズニーがメインとなる上に、鉄道好き=マナーが悪いなど世間の風当たりを避けたい点もあり、あまり表には出していない裏趣味的な感じに留めている。

 

 

一通りの車両が出揃ったこともあり、所有している車両のまとめを記事化してみた。過去の車両は思い入れも薄いので、Twitterサブアカウントで気が向いたら取り上げる。興味のある方は、こちらのアカウントをフォロー頂ければと。

 

 

 

①東急5050系4000番台(4107F)<特別企画品>

【購入背景】

 Disney CRYSTAL MAIGICのラッピング編成をみて、模型で再現したら面白いのでは?と思い、購入。当時は、東急の車両は持っておらず、せっかくなら東急のNゲージかな?と調べていたところ、安心・安定のKATOから東急5050系4000番台が発売されていると知る。ラッピング編成は8両編成で、製品化されていたのは10両編成であったが、何かの縁かと思い、購入を即決。該当商品は2015年3月に既に発売されており、過去に購入経験があるIMON横浜店に在庫があったので、そこで購入。後述するShibuya Hikarie号の導入に合わせて、初走行をIMON横浜店のレンタルレイアウト(高架線)で実施したのがNゲージ・セカンドシーズンの始まり。通常品4109Fと迷ったが、Shibuya Hikarie号のパッケージと同じ特別企画品の4107Fを選択した。

【購入店舗】

 IMON横浜店(2016年11月頃)

【製品詳細】

 http://www.katomodels.com/product/n/tokyu5050

【外装】

 行先:51K 急行 元町・中華街 (製品購入時のまま)

 乗務員室:グリーンマックス東急5000系・Y500系行先表示ステッカーより貼り付け

 連結器:E259系 車体間ダンパー取り付け

【内装】

 室内灯:ポポンデッタ製エネルギーチャージャー青白色

 座席:東急5000系シリーズ用モケット再現ステッカーより

 床:シール台紙に灰色・グレーの図を印刷して、切り取ったものを貼り付け

【備考】

 初走行を共にしたShibuya Hikarie号(4110F)とペアで走行させている

 

 

②東急5050系4000番台 Shibuya Hikarie号(4110F)<特別企画品>

【購入背景】

 前述の4107Fが発売されていることを調べた際、2016年12月に同じくKATOからShibuya Hikarie号が発売されることを知る。この時点で鉄道模型取扱店では既に予約完売となる異例の事態で、店頭販売の可能性があるヨドバシカメラで買うことを決断。ちょうど会社の忘年会が秋葉原で開催されたこともあり、早抜けして幸運にも店頭に並ぶ前の商品を購入できた。ヨドバシカメラだと、製品出荷日の翌日に店頭に並ぶ傾向にあることを知っていたのが功を奏した。この縁もあって、新製品予約20%引きを捨ててでも、ヨドバシカメラで買うことを優先している。

【購入店舗】

 ヨドバシカメラ・マルチメディアAKIBA

【製品詳細】

 http://www.katomodels.com/product/n/tokyu5050_hikarie

【外装】

 行先:53K 特急 飯能 (グレードアップシールから貼り付け)

 乗務員室:グリーンマックス東急5000系・Y500系行先表示ステッカーより貼り付け

 連結器:E259系 車体間ダンパー取り付け

【内装】

 室内灯:ポポンデッタ製エネルギーチャージャー青白色

 座席:東急5000系シリーズ用モケット再現ステッカーより

 床:シール台紙に灰色・グレー・黄色の図を印刷して、切り取ったものを貼り付け

【備考】

 特別企画品のため、再生産はなく、現在もプレミアがつく(中古市場でも滅多に出回らない)

 初走行を共にした4107Fとペアで走行させている

 ※リカラー8番線で脱輪歴があるため、入線自粛

 

 

③東急5050系8両(5173F)<特別企画品>

【購入背景】

 当初の目的でもあるラッピング編成を再現したい!という思いもあり、また発売時期に転職活動を進めていたため、内定を記念して個人のご褒美的な位置づけで購入した。

【購入店舗】

 ヨドバシカメラ・マルチメディア ルフロン川崎

【製品詳細】

 http://www.katomodels.com/product/n/tokyu5050

【外装】

 行先:23K 各停 渋谷 (付属行先シールより貼り付け)

 乗務員室:グリーンマックス東急5000系・Y500系行先表示ステッカーより貼り付け

 連結器:E259系 車体間ダンパー取り付け

【内装】

 4107Fと同様

【備考】

 気分でラッピングを貼って剥がしてを繰り返しているので、ラッピングは固定していない

 単独走行から他の東横線系統の車両に合わせて走らせることが多い

 実車は2020年7月に、中間車2両を組み込んで4111F(10両編成)に組成変更となった

 そのため、所有している模型で2番目に、実在しない編成となってしまった

※10両編成は赤帯が細いのに対し、8両編成は赤帯が若干太く、4111Fでその違いが確認できる

【おまけ】

 東急にグリーン車があったら?という遊び心で作った東横カラーのグリーン車

 5050系は、JR東日本E231系と共通設計な部分があるので、割としっくりきているかと

 ※現実的には建築限界で入線不可で、車両性能から渋谷・新宿付近の急こう配を登れないと思うが

→東急では座席指定列車として大井町線のQシートがJRのグリーン車に相当する車両と言える。

 

④東急田園都市線 5000系(5103F)<特別企画品>

【購入背景】

 Disney CRYSTAL MAGICのPIXARラッピングがされた編成と同一編成が製品化されたため、購入即決

【購入店舗】

 ヨドバシカメラ・マルチメディア ルフロン川崎

【製品詳細】

 http://www.katomodels.com/product/n/tokyu5000

【外装】

 行先:04K 急行 中央林間 (付属行先シールより貼り付け)

 乗務員室:グリーンマックス東急5000系・Y500系行先表示ステッカーより貼り付け

 ラッピング:Disney CRYSTAL MAIGICのPIXARデザイン

 連結器:E259系 車体間ダンパー取り付け

【内装】

 4107Fと同様

【備考】

 田園都市線は5000系のみが製品化されており、直通先を含めて製品化されていない

 前述したようにこの5103Fは、PIXARのラッピングが施された編成がプロトタイプ

 後述する5000系青ガエルや50050型と一緒に走行させることが多い

 

 

⑤東急東横線 5000系青ガエルラッピング編成(5122F)<特別企画品>

【購入背景】

 これまで東横線系統では10両編成2本と8両編成1本の計3本体制だったため、IMON横浜店などのレイアウトで緩急退避で遊べればと思い、また、東横線90周年という記念にもなるため、購入を決断した。

【購入店舗】

 ヨドバシカメラ・マルチメディア ルフロン川崎

【製品詳細】

 https://www.katomodels.com/product/n/tokyu5000_ao

【外装】

 行先:01 桜木町 (個人出品の行先シールより)

 乗務員室:グリーンマックス東急5000系・Y500系行先表示ステッカーより貼り付け

 連結器:E259系 車体間ダンパー取り付け

【内装】

 4107Fと同様

【備考】

 実車では「桜木町」行きは表示できないが、ネタで桜木町行きを貼り付けている

 好評を受けて、2020年8月現在は、90周年の装飾が剥がされた状態で運行が継続されている

 想定通りだが、所有している模型で最初に実在しない(装飾が剥がされた)編成となった

 

※4109Fを除き、ここまで製品化された東急系列は特別企画品として販売されている

 

 

⑥横浜高速鉄道 Y500系(Y514F)

【購入背景】

 これまでは東急の車両だからという理由で購入を続けてきたが、東急5000系ファミリーとも言われるみなとみらい線車両Y500系が製品化されたことを受け、購入。鉄道模型業界でもKATOからY500系が出ることにプチ衝撃が走った。この編成を受けて、直通先を視野に展開を進めてしまうことになるが、このときはメトロ10000系は売り切れ(再販待ち)状態だったが、後に購入した。

【購入店舗】

 ヨドバシカメラ・マルチメディア ルフロン川崎

【製品詳細】

 https://www.katomodels.com/product/n/y500

【外装】

 行先:15K 各停 元町・中華街 (付属行先シールより貼り付け)

 乗務員室:グリーンマックス東急5000系・Y500系行先表示ステッカーより貼り付け

 連結器:E259系 車体間ダンパー取り付け

【内装】

 4107Fと同様

【備考】

 同じく8両編成の5173Fや5122Fと一緒に走らせることが多い

 

 

⑦東急5050系4000番台(4109F)

【購入背景】

 後述するメトロ10000系が再生産されることを受け、どうせなら一緒に走らせる相手に良いかなと思い購入。これに伴い、KATOから製品化されている東急シリーズ(レジェンドコレクション7000系を除く)が揃った。

【購入店舗】

 基本セット:IMON横浜店

 増結A・B:ヨドバシカメラ・マルチメディア横浜

【製品詳細】

 http://www.katomodels.com/product/n/tokyu5050

【外装】

 行先:54K 特急 元町・中華街 (製品購入時のまま)

 乗務員室:グリーンマックス東急5000系・Y500系行先表示ステッカーより貼り付け

 連結器:E259系 車体間ダンパー取り付け

【内装】

 4107Fと同様

【備考】

 基本セットだけヨドバシカメラで揃えられず、IMON横浜店で購入した

 後述のメトロ10000系と一緒に走らせている

 

 

⑧東京メトロ 有楽町線・副都心線 10000系(10175F)

【購入背景】

 メトロ10000系が再生産されることを受け、東横線に乗り入れる車両としてY500系に次いで購入した。また、決め手としては個人出品のDensha.meより、内装ステッカーが発売されることを受けて、購入を決断した。ここから順次、Nゲージにおける内装強化を図ることになる。

【購入店舗】

 ヨドバシカメラ・マルチメディア ルフロン川崎

【製品詳細】

 https://www.katomodels.com/product/n/metro_10000kei_y_f

【外装】

 行先:23S 特急 和光市 (グレードアップシールより貼り付け)

 乗務員室:グリーンマックス東急5000系・Y500系行先表示ステッカーより貼り付け

 連結器:313系5000番台 車体間ダンパー取り付け

 ドア・窓:窓表示ステッカー(銀河モデル N-593)

【内装】

 室内灯:ポポンデッタ製エネルギーチャージャー青白色

 座席・床:東京メトロ10000系内装ステッカー

【備考】

 前述の4109Fと一緒に走らせている

 ※メトロ7000系からの編成続番で付与(+40)されているため、車体表記と異なる

 ※リカラー10番線、大阪リカラー3番線で脱輪歴があるため、入線自粛

 

 

⑨西武鉄道 40000系(40102F)

【購入背景】

 後述する東武50070型の製品化を受けて、5社直通運転の再現を決めたため購入。10両セットの特別企画品と基本・増結セットの2種類が発売されていたが、50070型のパッケージと同様の基本・増結セットを選択。ちなみに初走行をIMON横浜で実施したときは、実車のS-TRAIN2号で横浜に向かったのが初乗車で、ロングシート運用には乗車したことがない。

【購入店舗】

 ヨドバシカメラ・マルチメディアAKIBA

【製品詳細】

 https://www.katomodels.com/product/n/seibu_40000kei

【外装】

 行先:71M S-TRAIN 西武秩父 (製品購入時のまま)

 連結器:密連カプラー(灰)に変更+313系5000番台 車体間ダンパー取り付け

【内装】

 室内灯:ポポンデッタ製エネルギーチャージャー黄白色

 床:シール台紙に灰色・グレー・黄緑・黄色の図を印刷して、切り取ったものを貼り付け

【備考】

 後述の50070型と一緒に走らせている

 

 

⑩東武50070型(51076F)

【購入背景】

 5社直通運転の再現を決めて購入。KATOから製品化されない限り、本車両が5社直通系列で最後の導入となる。

【購入店舗】

 ヨドバシカメラ・マルチメディア ルフロン川崎

【製品詳細】

 https://www.katomodels.com/product/n/tobu50070

【外装】

 行先:01T F 特急 森林公園 (付属行先シールより貼り付け)

 乗務員室:東武50000系対応 行先ステッカーより貼り付け

 連結器:密連カプラー(灰)に変更+313系5000番台 車体間ダンパー取り付け

【内装】

 室内灯:ポポンデッタ製エネルギーチャージャー青白色

 座席:実車座席の写真からシール台紙に印刷、切り取って貼り付け

 床:シール台紙に灰色・グレー・黄色の図を印刷して、切り取ったものを貼り付け

【備考】

 前述の西武40000系と一緒に走らせている

 「21T F急行 森林公園」だが、20年ダイヤ改正で21TはFライナーに充当されず...

 →Fライナーとなるのは、平日で03Tと19T、土休日で01Tと15T(21Tと23Tは平日のみの運用)

 

そんなこんなで、所属している車両は10編成となり、壮大な5社直通運転と化した

 

⑪東武50050型 しんちゃんデザイン(51055F)

 

【購入背景】

 KATOから東武50070型の製品化を受けて、同じ東武50000系シリーズの50050型に着目。東急シリーズでいくつかラッピング編成をつくるうちに、固定のラッピング編成があっても良いのでは?と思い、クレヨンしんちゃんのラッピング編成を思い出す。しかし、KATOから50050型は製品化されておらず、グリーンマックスから製品化されているのみ。中古単品で類似車両を購入して、KATOの床下と組み合わせが可能かを試したところ、先頭車はライト周りを削れば良く、中間車はそのままトレードできることが判明したため、ボディのみグリーンマックス、それ以外はKATO 50070型をベースに足して2で割ることで再現。ボディの都合上、前面行先表示だけが点灯できず、パンタグラフ横のヒューズボックスは取り換えができなかったのでグリーンマックスの付属パーツを取り付けている。先頭車アンテナとパンタグラフはKATO 50070型から流用している。IRアンテナはボンド接着だと容易に外れるので、未取り付け。パーツ流用のため、KATO 50070型の基本・増結セットを追加購入し、パーツ取り換え後は中古単品とともに売却して、Assyパーツ代に充てた。ちなみに調べてみると、グリーンマックス製のモーターをTOMIXやKATOに差し替えている例は意外にも少なくはなかった。

【購入店舗】

 基本セット:TamTam秋葉原店
 増結セット:ポポンデッタ有明ガーデン店

【製品詳細】

 http://www.greenmax.co.jp/Product_outline/product_outline_GM50568-569.pdf

【外装】

 行先:72T 久喜 (東武50000系対応 行先ステッカーより貼り付け)

 乗務員室:東武50000系対応 行先ステッカーより貼り付け

 連結器:密連カプラー(灰)に変更+313系5000番台 車体間ダンパー取り付け

 連結幌:ツメ部分だけをカットしてボンド接着

【内装】

 51076Fと同様

【備考】

 ボディと一部パーツのみグリーンマックス製だが、それ以外はKATO製の仕様

 実車と搭載機器は異なるが、走行性を重視し、ATO機器等の差異については手を入れていない

 ラッピング編成は残り4編成存在するが、保管場所と改造費用の問題で1編成でストップ

 →行先点灯ができない上に、一部印刷がズレているなどのクオリティ面からも揃えるに至らず

 →2021年のクレヨンしんちゃん30周年のときにラッピング編成が出てくれる期待も込めて

 所有する5103Fとの組み合わせがこれで出来上がり、田園都市線系統に関してもペアが揃った

 

 

【今後の予定】

東横線系統で9編成、田園都市線系統で2編成の計11編成が揃い、最後はグリーンマックスに手を出してしまったが、KATOだけで東横線・田園都市線に直通する車両を揃えることができた。少なくとも2020年以内にKATOから2020系が発売されないことが判明したため、当面は現行車両で楽しむことにする。Densha.meから東急線シリーズの内装ステッカーが発売される予告があるため、発売されたら内装の強化は進めていく予定。

KATOでは、東京の地下を走る地下鉄をNゲージで再現するというコンセプトがあり、東急5050系4000番台も副都心線に直通する車両として製品化された経緯がある。その後、5社相互直通運転を実施する路線として、KATO初の横浜高速鉄道と東武鉄道の車両製品化に踏み切っている。しかし、ここ最近はメトロ車両すら製品化されておらず、いわゆるメトロシリーズとしての製品化は、2020年4月に発売された千代田線16000系が最後となっている。KATOが私鉄車両の製品化に後ろ向きな背景としては、全国規模で販売する製品としては地方ではあまり売れないという大きいデメリットがあり、関東圏では望む声が多いものの、メーカー側からはあまり出したくないというのが本音らしい。オンライン販売限定とか、やりようはあると思うのだが...。

 

東急の車両はJR東日本の車両形式の私鉄版とも謡われるほどで、京浜東北線209系をベースとした3000系、宇都宮線E231系をベースとした5000系、山手線E235系をベースとした2020系というように、JR東日本の車両と仕様が共通されている点がある。また、今でこそ姿を消してしまったが、首都圏で唯一6ドア車を3両連結していた姿が記憶に新しい。また、流行りに乗った座席指定車両という形で1両だけのQシートも登場している。こういった点からもぜひ東急の車両を積極的に製品化頂きたいと言いたいものの、乗り入れ先の車両を含めて競合他社のグリーンマックスやマイクロエースが既に製品化している点、東横系統に関しては直近で相鉄直通に向けて改造が予定されている点など、製品化に前向きでないのも納得できなくはない。青ガエルのようなインパクトあるラッピング編成が出ない限り、もう製品化されないのだろう。

 

個人の偏見ではあるが、Nゲージの通勤列車・特急列車でアーノルドカプラーの状態で販売しているメーカーはあり得ないと思っている。TOMIX、マイクロエース、グリーンマックス、ポポンデッタといったメーカーは自分の中では対象とみておらず、せっかくボディが良くても床下・台車のクオリティが値段に値しない。室内灯ならまだしも、カプラーを別パーツとして替える前提で売っている姿勢はどうなの?というのと、パーツを変えたとしても台車まわり・連結面のリアルさが欠けるので、率先して買いたいとはならない。鉄コレは論外。そうでなければ、グリーンマックスのKATO化の発想に至らない。もう1つの理由として複数のメーカー車両を保有するとメンテナンスの際に面倒になるので、KATO製に絞っているというのが本音。Assyパーツの充実性やホビーセンターカトーのような修理・相談窓口があるのも、模型歴の浅い自分にとっては強い味方に思える。各社それぞれに魅力があるのも承知の上で、これをどう思うか捉えるかは人それぞれ。(TOMIX→線路・ストラクチャー製品の豊富さ、グリーンマックス→価格は高いが車両製品化数の豊富さ、ポポンデッタ→納期の期待は裏切るけど他社が出さない車両を製品化に踏み切るなど)

 

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【おまけ①】

車両の内装は、Wordで図形を作成し、塗りつぶしでグレーにした上で、シール台紙にそのまま印刷している。メンテナンス時の考慮と他メーカーから内装ステッカーが発売されたときに備えて、貼って剥がせるシールを使用している。また、車体ラッピングにも同様に貼って剥がせるシールを使っている。

 

 

特にこだわりもないので、普通の文具用カッター(刃はコマめに替えて使用)、定規、採寸にシャーペンを使用し、各パーツの形状に合わせて切り取り、爪楊枝で細かい箇所まできれいに貼り付ければ、見栄えもだいぶ変わってくる。特に室内灯を入れていると、車内に彩りがあるだけで印象が変わる。

 

 

 

 

実車の座席とドアを仕切る板は、各型式によって細かく色が塗られているが、そこまで再現したらきりがないので、そのままにしている。東武50050型・50070型は、座面と背もたれが同じデザインなので、実車の写真を縮小コピーしてシール化して貼り付けている。縮尺は異なるが、それっぽく見えればいいので、実際よりも大きな模様となっている点はスルー。

 

 

私の模型の世界は差別社会ではないので、女性専用車両のステッカーを貼るつもりはない。また、ドア窓の広告に関しては、銀河モデルやトレジャータウンからインレタとして発売されているものの、インレタよりもシール・ステッカー派なので、その類の商品が出ない限りは貼り付ける予定も特にない。リアリティは欠けるが、ドア窓の広告を貼っていない分、車内の内装を覗きやすくはなっている。今後その類のシール・ステッカーが出るとは思っていないが、発売された暁にはグレードアップを図りたい。銀河モデルからステッカーとして発売頂けたら非常に嬉しいのだが...。

 

室内灯は、当初KATO製のものを使用していたが、Y500系以降はポポンデッタ製のエネルギーチャージャーが発売されたことを受けて、こちらを取り付けており、青ガエル以前の4本についても順次取り替えた。KATO製よりも割高だが、室内灯のちらつきが軽減されるので、重宝している。逆に室内灯のちらつきがあることで、レイアウトのレール状態が悪いか、車両側のメンテナンスが必要かが分かるのもエネルギーチャージャーの魅力だと思う。KATO製以外の室内灯を試したわけではないが、レンタルレイアウトでの走行頻度も多いことから、エネルギーチャージャーを採用している。値段が高いのはデメリットではあるが、さらにエネルギーチャージャーは耐久性が不明な点があり、恒久的に使用していけるかが見えない部分が否めない。メーカー側の都合で、一度欠品すると再販されるまでに時間がかかるので、車両導入を決断したタイミングで買い抑えする必要がある。

 

 

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【おまけ②】レンタルレイアウト情報まとめ

自宅用にコントローラや線路は所有しているが、埃を被るなどの維持メンテナンスが大変なのと、スペース的な都合で、レンタルレイアウトで走らせることがほとんど。以下の内容は、おすすめ・お気に入り順で記載。上記、車両紹介で使用した写真は、IMON横浜店、IMON大井店、Re-Color東京店の3か所で撮影したものを使用した。

 

<IMON>

渋谷、秋葉原、大井、横浜、池袋に5店舗展開する鉄道模型取扱専門店。このうち、大井、横浜、池袋の3店は店内にレイアウトが設置されていて、持ち込み車両を走らせることが可能となっている。料金は店舗によって設定が異なる。ちなみに2021年3月19日(金)、6店舗目の新宿店がオープン予定であり、ヨドバシカメラ周辺のビルに入居することが決まっている。

 

・横浜店(複線貸出1h \1500+TAX)

新規購入車両の試走・初走行を実施すると勝手に決めている店舗(全所有車両が走行歴あり)

高架線は、カントカーブはもちろんのこと、7m連続直線があるため、高速走行も試せる

また、留置線へのアプローチが勾配となっているため、上り勾配の試運転にも向いている

2面4線で中2線が通過線の配線で、通過待ちを再現できる(写真手前の線路が高架線)

駅は簡易的な構造で、レイアウト全体でもストラクチャーは所々置いてある程度となる

空いていれば予約がなくても受け付けてくれることがあるが、土休日は混む傾向にある

※8歳未満は保護者同伴でも利用不可

※新型コロナウイルス対策で、地上線or私鉄線のどちらかに利用者がいた場合は利用不可

東急東横線横浜駅から徒歩7分ほど

リンク: https://www.imon.co.jp/MODELS/INDEX064.MBR/LAYOUT

 

・大井店(単線貸出1h50min \1200+TAX)

高架線は約3mのロングカントカーブが特徴で、2面4線と内側1線に留置線が1本ある

横浜店とは異なり、全体的にストラクチャーなどディテールに凝ったつくりになっている

メンテの状況なのかレールが古いのか、横浜店よりも通電性が劣る点が見受けられる

地上線・勾配線はTOMIX、高架線はKATOの照明つきホームにリニューアルされた
1時間50分のタイムテーブル通りの貸し出しとなる。(10:10~12:00、あとは2時間おき)

→複線で借りると料金が倍になるので、横浜店より利用頻度は少ない

→勾配線は小型車両向けのコースのため、20m車以上だと曲線部分で脱輪する可能性あり

※8歳未満は保護者同伴でも利用不可

※新型コロナウイルスの対策で、地上線or勾配線のどちらかに利用者がいた場合は利用不可

東急大井町線大井町駅より徒歩5分ほど、洋服の青山と同じ建物

リンク: https://www.imon.co.jp/MODELS/INDEX062.MBR/LAYOUT

 

↑ホームリニューアル前は、通過線タイプで追い抜き(中2線)ができる配線

↓ホームリニューアル後は、緩急退避が楽しめるようになった(駅照明つき)

※内回り線に、留置線1本が追加され、外回りと合わせて5本の車両を並べることが可能になった

 

 

(参考)池袋店

駅は1面2線(通過線1本)の内回りと1面3線(通過線1本)の外回りから成る

高架線は、駅以外にカントカーブがなく、TOMIXの高架レールが大半を占めるレイアウト

高架と橋桁が外れている箇所があり、線形が良くないので走らせると見栄えが悪い箇所がある
レール状態が良くなく、ガタガタ走行になったことが二度続いた経緯から今後利用予定はない

→1回目は4107F・4110F・5173Fの3本を走らせたとき、2回目はリカラー初訪問後に走行

 

 

<Re-Color>

・東京店(単線貸出 1h 路線により\1000~\1800)

JR大阪駅やJR敦賀駅など、関西地区の駅や情景を再現されたディテールにこだわりがある

全ての路線にカントカーブがあり、ポイントなどの既製品も全てウェザリングが施されている

1時間では絶対足りず、自然と時間連続や複線借りとなるため、費用が高くなってしまう

自然光を取り入れているため、日差し・夕陽が差し込む時間帯は写真映え間違いなし

YouTube配信の定点カメラがあるほか、Twitterに走行した写真を載せてくれる場合がある

→店長は常連客と顔馴染みがあるのか、来店がかち合うとスルーされることがある

※中学生以下は、保護者同伴でも利用不可/18歳未満は19時以降の利用不可

※現在はコロナウイルス対策のため、当面の間は利用に制限がある(感染症対策は◎)

東京メトロ東西線落合駅より徒歩7分ほど、都営大江戸線中井駅から徒歩12分ほど

リンク: http://www.re-color.jp/train/index.html

 

 TwitterでNゲージ関連の情報を収集し始めた頃に、店舗の存在を知り、過去4回訪問

 

↓7・8番線はリニューアルにより、JR西日本の敦賀駅モチーフにリニューアルされた

 

※4回目は声がけされていないので、Twitterでの紹介はなし

※最大の欠点は、意図的にジョイント音を出させるためなのか、繋ぎ目が極端に空いている箇所があり、いくつかの番線で特定の編成が脱輪するなど、線形面で所有車両と相性がよくない。高架線以外は一通り走行させたこともあり、東京店に関しては当面の訪問予定はなし。機会があれば大阪店に足を運んでみたいと思っているところ。

 

【2021.6.14追記】

・大阪店(単線貸出 1h 路線により\1000~\1600)

JR京都駅、JR岸本駅、阪急大山崎駅など、関西地区の駅や情景が再現されている

店舗面積は東京店よりも2倍近く広いが、発展途上のため一部工事中の区画がある

Twitterへの掲載とYouTubeのライブ配信の依頼、利用上の注意点は、東京店と同様

→Twitterではなく写真を撮ってよいかだけ言われ、YouTubeは勝手に配信されていたが...

大阪メトロ御堂筋線江坂駅(新大阪駅から2駅隣)より徒歩5分ほど

リンク: http://www.re-color.jp/train/index_osaka.html

 

Twitterでの掲載があったので引用

※特定の編成がポイント通過時に脱線したため、今後の訪問は要検討(手持ち車両と相性悪し?)

 

京都駅のモジュールは、3Dパーツ制作で有名な「Railroad Model R」によるものだが、制作に至ってはレイアウト運営側とひと悶着あった模様。遠方がゆえに気軽に行けるような場所ではないが、東京店と同様に手持ち車両の脱輪など線形面での相性の問題が大きいため、今後の発展や個人の車両導入などを踏まえて、リピートを考えたい。

 

 

 

 

<西イケ>

行ってみたいレイアウト候補の1つ

日本最大級のNゲージレンタルレイアウトで、二子玉川駅や中目黒駅などの都市部から山岳地帯などの郊外路線まで多種多様な路線を展開している。路線数は、複線路線を含めて21路線あり、路面電車や貨物を主体とした路線まである。1時間あたり1路線1000円~1500円となっており、複線で借りることを考えると、レンタルレイアウトの中では高めの設定となっている。発展途上のレイアウトということと、値段の高さがネックになっているので、しばらくは訪問予定なし。会員制。

リンク: https://nishiike.jp/

 

 

<Nゲージプラザ小田原>

行ってみたいレイアウト候補の1つ

JR東日本小田原駅、JR東日本国府津駅、小田急新松田駅、箱根登山鉄道箱根湯本駅といった情景が再現されたレイアウト。JR東海道線鴨宮駅と、都心からアクセスするには気持ち遠いので、機会があれば行ってみたい。東京→鴨宮が1520円なので、往復を考えると休日おでかけパス(\2670)を利用するような距離感...。

リンク: https://www.n-gageparkplus.com/

 

 

<ポポンデッタ>

値段は平日料金で1時間450円と最安値だが、安い分大きなリスクを伴う

年齢制限がないため、子供による暴走行為など治安が悪い状況が多く見られる
線路の繋ぎ目が多く、線路コンディションも悪いため車輪への負荷がかかる

 

店舗の存在を知ったのは、4107F&4110F導入後、川崎アゼリア店を知り、そこが初入店

現在、情景の飾りやホーム屋根はボロボロになっており、数年ほど放置状態が目立つ...

 

・浅草店(ポポンデッタ with 東武鉄道ギャラリー)

個人的に、浅草店下段は情景のディテールや治安面から、ポポンデッタ店舗内でもおすすめ

下段は3層構造に分かれており、東武浅草駅および東京スカイツリー駅が再現されている

下段各線はポポンデッタでも数少ない緩急接続が可能な駅配線で、15両編成まで入線可能
 1・2番線(中層):東京スカイツリー駅を再現した途中駅があり、有効長は9両まで

 →2番線につながる浅草駅は廃止されて通電不可だが、車両を置いて撮影はできる

 3・4番線(高架):新幹線向けであまり面白い要素はない(利用したことはない)
 5・6番線(下層):スカイツリーのふもとを通る/留置線が10両まで対応だが通電悪し
子供の利用は多いが、全体的に落ち着いた雰囲気で、暴走行為もあまり見受けられない

→下段は上級者向きとの案内があるため、お試しだと上段に通されることが多い
ギャラリーからは通路を挟んで1m以上離れているので、触られるなどの外的被害がない

東武浅草駅・東京メトロ銀座線浅草駅隣接の浅草EKIMISEの5Fに位置する

リンク: https://www.popondetta.com/asakusa/index.html

 

・秋葉原店

下段は秋葉原駅および御茶ノ水駅が再現されたレイアウト、上段は他店舗と同じような構造

下段各線は浅草店と同様に、緩急接続が可能な駅配線となっており、15両編成までは入線可能
上段・下段ともに留置線は10両まで対応しているのが特徴(番線によって通電にムラがある)
下段は、3層構造に分かれており、ポポンデッタで唯一KATOのレールとコントローラが設置
 1・2番線(中層)→中央快速線御茶ノ水駅を通るが、無理な勾配があるのが難点
 3・4番線(下層)→丸ノ内線御茶ノ水駅を通り、緩いフレキシブルカントカーブがある
 5・6番線(上層)→総武緩行線御茶ノ水駅および山手線秋葉原駅を通る(多少の勾配あり)
※レイアウトは広いが座席の後ろがすぐ壁になっているので、物凄く狭い

※ホーム有効長は、メインが15両、秋葉原駅が3両、御茶ノ水がJR6両・丸の内3両(4番線)

JR秋葉原駅・東京メトロ銀座線末広町駅よりそれぞれ徒歩7分ほど

リンク: https://www.popondetta.com/akihabara/index.html

 

・アゼリア川崎店

個人的に家から一番近い&終日ギャラリーが多いというだけのメリットがある店舗

上段6線、下段8線あり、土休日には全ての路線が埋まることもある

→留置線は、一部番線のみで有効長4両まで、1番線のみ6両までしか入れない

下段1・2・7・8番線は、ギャラリーが手を伸ばせば届いてしまい触られる危険あり

子供の利用率が非常に高く、暴走や他の番線の車両に触るといった行為が後を絶たない

→高架線3~6番線であっても、通路側で子供に触られる行為を何度か目撃している

ホームの屋根が外れている箇所があるので、パンタグラフを上げての走行には注意が必要

メンテされていないのか通電不良があり、引き込み線がある番線はやめた方が良い

店員いわく、レールはクリーナーによる清掃は行っていないとのこと

一部のNゲージユーザからは、子供向けの遊び場(サーキット場)と言われている存在

 

(参考)

その他行ったことがある店舗

・ビブレ横浜店(×閉店)

 5173FのファーストランをIMON横浜店で行った後に寄ったが、ガタガタ走行になったため、

 それ以降二度と利用しないと決めた店舗(新品車両がガクガク走行になったのは衝撃的...)

 改装に伴い、店舗はマルイシティ横浜に移転し、レイアウト自体も消滅した

・トレッサ横浜店(〇)

 下段は照明の関係で夜景っぽい区間があり、室内灯を入れていると目立つ

 東急東横線大倉山駅から徒歩20分と距離が遠く、リピート率は低め

・マルイシティ横浜店(〇)

 他店舗と比較すると上段部分だけのレイアウト(スペースの都合で簡略化されている)

 持ち込みユーザよりかは子供の利用率の方が高い印象(治安は日による)

 ガラス越しに通路があるため、ギャラリーからの距離が最も近いのが特徴
・京王百貨店新宿店(×)

 レールが古く、通電性も悪い、子供による暴走行為率が高い店舗

 上下段ともに最も内側の線路は壁やしきりがないので、落下したらアウト

 暴走行為が多く、レール状態も良くなく、危険性が高いので、二度と利用しない

・モリシア津田沼店(×)

 下段と上段の1線だけ留置線があり、値段も気持ち高めに設定されている

 下段を利用したときは留置線で一切通電しなかったことを受けてもう行かない

・イオンモールKYOTO店(〇)

 ポポンデッタ利用店舗で唯一遠方で、大阪旅行のついでに寄ったことがある

 平日で利用者が1人だったこともあり、平和だった印象、走行性も問題なし

・有明ガーデン店(〇)

 2020年6月17日にオープンした新しい店舗で、レイアウトも新規で作られている

 キッズ向けのフロアの一角のため、平日は割と平和、土休日の治安は日による

・本川越店(ポポンデッタwith西武トレインミュージアム)(〇)

 他店舗と比較すると下段の周遊距離が少し長めになっている

 1・2番線は、本川越ペペが再現された建物内を通過する(ホーム等はなし)

・八王子店(ポポンデッタwith京王トレインパーク)(〇)

 京王八王子駅を含む京王沿線が再現されたレイアウト(上段は他店舗とほぼ同じ)

 4番線が唯一駅なしの留置6線を持つ/下段他線のホームは有効長8~9両と短め

 

 

(小話)

最初にポポンデッタに訪れたのは、アゼリア川崎店が1番最初。訪問当初の2017年頃は、ポポンデッタ店舗で唯一、レールクリーナーと綿棒が置いてあり、セルフで線路や車両を清掃することができた。以前の店長さんはよく利用する客と認知してもらえたのか、持ち込みによるアピールをしてほしいのか10分~最大で25分サービスしてくれたことがあった。車両を売ったときは1時間サービスしてくれたことも。当初はお客さんの利用も少なめで比較的走らせやすい雰囲気だったが、次第に利用者の暴走行為や車両を触るといった行為が目立ち始める。レンタル車両も時が経てばパーツが取れたボロボロ状態となり、駅ホームに関しては屋根が壊されていたりしている状況。レールの通電に関しても、改善される様子は一切なかった。MAXスピードが前提なのか、スケールスピードや低速走行までは確認していないことは確か。レイアウト自体を大幅リニューアルしない限り、改善は無理だと思う。2020年に再度訪問したときには店長が変わり、アルバイト店員の対応も悪くなったと感じる。最後に立ち寄ったときも通電不良があり、店長からはレールやポイントがTOMIX製だから仕方ないと言われた始末。クリーナーを貸して欲しいと言っても販売しかしていないと言われるので、店舗責任者が変わるとここまで変わるのかということを実感したアゼリア川崎店。近場だから川崎に寄ったついでに立ち寄ることもあったが、最近は利用を避けて、ギャラリーとして横目で見る程度にしている。ちなみに、近隣にヨドバシカメラがあるので、この店舗で車両等を買ったことはない。(買うつもりもない)

 

逆にレイアウトが新しく設置・リニューアルされたマルイシティ横浜店や有明ガーデン店は通電の支障はなく、単純に利用者側の問題だけに見受けられる。レイアウトの利用に年齢制限はないので、対象年齢に満たないお子様が利用することの方がほとんど。メーカーによって対象年齢は異なるが、KATOは8歳以上、TOMIXや他のメーカーも15歳以上としている。ポポンデッタは秋葉原下段を除いてTOMIX製の環境なので対象年齢は...、そこはお店(会社)の方針でWELCOMEにしているらしい。レイアウト利用者で子連れ(兄弟)がいた場合、横から車両を触ろうとする行為もあり得る。お店の特性上、ギャラリーに見せびらかすような走りはできる一方で、値段の安さから各種リスクを伴うのは確か。子供の利用や暴走行為に関してはないに越したことはないが、通電不良は何とかならないのかと思い続けている。通電不良の際は、店舗の店員には都度伝えているので、店側には伝わっているはずなのだが、下手したら店員がレイアウトや鉄道模型の特性を理解していない可能性が否めない。所詮はアルバイトなので。

 

 

※新型コロナウイルスの対策で、コントローラやリレーラーなど、利用者が終わる度にこまめに消毒作業をしていたのは秋葉原店と浅草店のみ。他の店舗では、消毒作業を行わずに次の利用者を通していた。店舗によっては店内にアルコール消毒液を設置しているが、完全に自衛するには除菌ウェットティッシュなど自分で消毒するものを持ち込んだ方が良い。レンタルレイアウトという特性上、手の触れる箇所における感染症対策がされていないのは非常に残念。これも値段の安さに相当することと言えば、それまでだが...。

 

 

 

【おまけ③】鉄道模型のメンテナンス
前項で、レイアウトの走行性などを書いているので、所有車両は果たしてメンテナンスどうなの?と言われないように最後にメンテナンス方法も書いておく。人それぞれやり方はあるが、個人的には下記の方法で検査という名の清掃を行っている。実際の鉄道車両では、周期的に最終検査日からの経過日数または走行距離に応じて、ランク別の検査が行われるが、鉄道模型は走行するコンディション(レールの状態など)に大きく左右されるため、個人的には以下の分類で実施している。

・仕業検査
 レイアウト持ち込み前後に行う、目視によるチェックと簡易的な清掃

 ブロワーで埃を飛ばしたり、剥がれているシールがあれば元に戻すなどを行う

 ※持ち込みの際は、運搬用にCASCOの車両ケースを使用している


・交番検査
 車体と台車を取り外すことなく、クリーナーを染み込ませた綿棒を使って車輪だけを清掃
 サイクルとしてはレイアウトを数回程度走行またはレール状態の悪い箇所を走行したその日に実施

 クリーナーはKATOのユニクリーナーを綿棒に染み込ませ、車輪を回して汚れをふき取る
 工程上、動力車だけは台車のパーツの一部を取り外して実施している
 →特に動力車のゴムタイヤが汚れていると勾配を登れないなど、走行に支障をきたす




・重要部検査
 交番検査の内容に加え、台車の集電板と車体側の集電シューをクリーナーで清掃
 目安としては、エネルギーチャージャーのちらつきが確認されたら台車全てを取り外して清掃

 必要に応じて台車を分解しての清掃や車内の座席シールなどの内装を貼り換える対応も行う

※大掛かりな清掃は、手に金属の臭いが付着するため、入浴前の実施が必須...

・全般検査
 モーター車の床下、車輪や集電板など、金属部分のパーツ自体を交換する大がかりな検査

 所有している車両はこの領域に達していないが、いずれは実施することになる

 →過去に所有していた車両の一部は、車輪全交換やモーター入れ替えを実施したことがある
 東急車のみ金属パーツ以外にパンタグラフなどのプラスチックパーツの予備をストック
 車体にへこみやパーツ交換でも直らない場合は、KATOの修理窓口に依頼することも検討

 

一通り、検査という名の清掃が終われば、購入時のケースに車両を戻し、次のレイアウト走行に備えてしばらくお休みとなる。このような検査パターンをとっているので、なるべく検査対象の車両は同一距離・条件で走行させており、また、緩急接続や追い抜きが行えるレイアウトが大半ということもあり、2編成1ペアを基本として走らせている。ある程度車両の組み合わせが考えられるが、自然と購入時期の近い車両同士になるので、走らせるペアはほぼ固定で、IMONなどのレイアウトではペア同士を組み合わせて走行させることが多い。

 

 

個人的な鉄道模型史では、小学校1年生のときにTOMIX E2系あさま ベーシックセット(3両)からスタートした。言うまでもなく、対象年齢が満たなかったことに加えて、車両のメンテナンススキルもなければ、身内にスキルを持った人がいなかったことが重なり、数年後にはお陀仏となった。また、グリーンマックスやマイクロエースといった多種多彩なメーカーにも手を出すが、同じくメンテナンスの壁に当たり、いずれも廃車・処分せざるを得なくなってしまった。今となっては、YouTube等でメンテナンス方法の動画が確認できるので、ある程度ハードルは下がったものの、スキルを持ち合わせないで手を出すと、ただのゴミになってしまう繊細なモノであることを改めて書き残しておく。ちなみに、ベーシックセットのパワーパック(コントローラ)が唯一手元に残っている最古参のアイテムになる。後にTOMIXのクオリティが嫌になってKATO派へシフトした。現存するTOMIX車両は使い捨てのクリーニングカーのみ。

 

 

現在は感染症対策として、接触リスクの高いレンタルレイアウト(特にポポンデッタ)の利用を控えており、利用する場合は平日などの空いている時間帯を狙うことや利用時は除菌シートによる消毒を徹底するようにしている。今はセーブする期間だと捉えていて、自分の望む車両が製品化されるまでは、コツコツお金を貯めておく良い機会かなと思っている。KATOから東急系列が製品化されるのはしばらく先、というかいつになるかは分からないので...。