Disneyland Resort Paris - 73 (Qatar Airways) | The Wonderful World of Disney

 

It's Time to Sparkle!

 

 

1992年4月12日にEuro Disneylandとしてオープンし、現在はDisneyland Parisとして25周年を迎えました。20周年のときと比べると、第2のディズニーパーク「ウォルト・ディズニー・スタジオ」でレミーをテーマにしたエリアが追加されたほか、ディズニーランド・パリでは既存のアトラクション(ディズニーランド鉄道、ビックサンダーマウンテン、スターツアーズ、スペースマウンテン)のアップデートが行われています。

 

 

また、賛否両論が分かれますが、昨年ミッキーとミニーのお顔も変わりました。

 

 

今回は25周年にフォーカスをあてつつ、エンターテーメントを中心に、アップデートされたアトラクションについてもまとめていきます。過去記事と一部重複する内容がありますが、記録の意味でまとめます。

 

 

フランス・パリにあるディズニーランド・パリには、2つの空港からアクセスすることができます。一つは、日本からも直行便が飛ぶ「シャルル・ド・ゴール空港」、もう一つは、「オルリー空港」です。日本に置き換えると前者が成田空港、後者が羽田空港のような位置づけです。ANAやJALといった直行便が12万円以上の相場になりますが、トランジットを挟むと予算を抑えることができます。夏休みシーズンはエコノミーでも20万円以上を超えることもありますが、今回はトランジットを挟むことで約9万円に抑えることに成功しました。

 

 

今回の旅では、カタール航空を利用し、羽田空港→ドーハ・ハマド国際空港→シャルル・ド・ゴール空港へと降り立ちました。羽田空港からは、定期便としてドーハへ向かうカタール航空QR813便が日付が変わった0:01に出発し、ドーハ・ハマド国際空港には5:30に到着します。機材はA350という機種でした。

 

 

QR813便は、日本航空のJL7999便との共同運航便のためか、日本人の客室乗務員がビジネスクラスに1名、エコノミークラスに1名乗務していました。乗ってびっくりしたのが、アメニティ。

 

 

エコノミークラスで、アイマスク、耳栓、歯ブラシ(歯磨き粉つき)、靴下がセットになったアメニティーキットが各席に置かれていました。

 

出発後は、すぐに夕食(夜食?)が、そして到着2時間半前には朝食が提供されました。いずれもJapanese MENUとして和食を選択できます。

 

 

 

座席のエンターテーメント設備も充実しており、座席前のモニターでは、新作の映画を見ることができます。

 

 

 

ディズニー的には、実写版「美女と野獣」がトレンドでしょう。キッズ向けにトイストーリーなどのPixar映画もいくつかありました。モニターの左下にはUSBの充電ポートがあり、携帯電話などの電子機器を充電することができます。座席の下には各種形状に対応したコンセントも完備しており、ノートパソコンでの作業するのもアリでしょう。

 

 

 

 

ドーハはトランジットのため、乗り継ぎによる手荷物検査を通過して出発ロビーへ移動しました。ドーハからパリは、QR039便で二階建てが特徴的なA380でした。個人的に初のエアバス380です。

 

 

機内座席モニターでは、言語を「日本語」に設定できます。当然ながら、ドーハを降り立った瞬間から日本語は一切通じません。デイフライトのためか、アメニティキットは置いてませんでした。

 

 

 

あまり書きたくはないのですが、今後カタール航空を利用する上で自身の記録の意味で書き残します。ドーハ発パリ行きの便では、自国とフランス人の客室乗務員が乗務しています。乗客も同様です。ツアーか何かのグループが近くに座っていたのはよかったのですが、離陸するまでずぅ~~っとおしゃべりが続いたのがまずイラッとポイントでした。

 

続いて、朝食のサービス。

 

 

CAの手際の悪さもあってか、食事が出てくるのに時間がかかったほか、出てきた食事はぐちゃぐちゃで容器ベットベトのトーストでした。ここまで見た目がひどい食事を出されたのはカタール航空が初めてです。そして、他の席の乗客の飲み物をそそぐとき、私と同じ目線で炭酸飲料の缶をプシューって空けたため、炭酸の弾けた水滴が顔にかかる始末。しかもこれ、行きだけではなく帰りの便でも同じ仕打ちを受けました。

 

食事後、薬を飲もうとした隣のおっさんが水をこぼし、私のズボンを濡らすというハイライトつき。水だったから良かったものの、ジュースとかだったら殴ってたでしょうね...。そしてこのおっさん、私が寝ているときに私の座席のリクライニングのボタンを押してきたため、その勢いで起こされるという不意打ちつき。どういう神経をしていたら人のリクライニングのボタンに手を出すのか分かりません。英語でキレたのはこのカタール航空が初でした。

 

 

到着前の軽食は欲しい人だけが受け取れたチキンが入ったサンドウィッチ&ショコラマフィン。紅茶をリクエストしましたが、シートベルト着用サインがついているときは渡せませんと言われたので、渋々アップルジュースをお願いしました。が、私の前の座席の人が後から紅茶をリクエストすると、何も言わずに紅茶を差し出すという意味不明の展開。シートベルト着用サインはついてますけど...、つまり乗務員も乗客もそいうことかというのが分かりました。正直日本のLCCよりもサービスがひどいとは思いませんでしたね。

 

 

空港からはTGVで行く予定でしたが、13:58の次が16:21まで列車がなかったため、時間的に考えてバスという選択しをとりました。ターミナルを移動して駅に着いたころには14:45でした。TGVでもバスでも、発着はターミナル2(ANAやQATARはターミナル1)なので、とりあえず駅に移動して臨時便がないかだけ確かめてからバスターミナルに移動しました。ディズニーランド・パリへ直通するMagical Shuttleは、ターミナル2Eと2Fの間から出ています。ターミナル間の移動でCDGVALを使った場合、ターミナル2Fに向かうと早いです。

 

 

2Fの到着ロビーへと向かい2Eとの連絡通路を目指すとチケット売り場が見えてきます。

 

 

分かりやすいですね。One way(片道)またはRound Trip(往復)でチケットを購入できます。カリフォルニアと違って、往復による割引はありません。また、チケットブースではJCBカードが使えませんでした。ディズニーランドリゾート・パリまでは大人23€です。

 

ディズニー直営のホテルまたはパートナーホテルであれば直接行ってくれます。また、一部周辺ホテルにも立ち寄るようです。詳しくはホームページをご覧ください。オンラインで事前に時刻表を確認できるほか、チケットを購入することもできます。

http://magicalshuttle.fr/

 

 

バスが到着すると係員が呼びにきてくれます。

 

 

 

 

バスは14:58に出発しました。この時期は25分おきに出ているようです。

 

 

車窓左からはTGVが見えるほか、リゾートに近づくとタワーオブテラーの建物が見えます。道路の混雑状況にもよりますが、およそ30分~40分ほどでディズニーランドリゾート・パリの敷地に入ります。

 

 

私を含めて6組しか乗っておらず、Disney's Sequoia Lodge→Chessy Bus Station→Hotel New York→Magic Circusの順に回りました。到着最終目的地までは54分です。TGVだと駅から無料のシャトルバスに乗らないといけないため、その分の時間と手間を考えるとバスの方が便利だったりします。とはいえ、休みのシーズンや通勤時間帯とかぶると倍近い時間がかかったり、予約なしだと満員で乗れないケースもあるので、その分の余裕はもっておく必要はあります。

 

 

今回2つのホテルに宿泊し、最初の1つは前回の特集でもまとめた「MAGIC CIRCUS」です。もう一つのホテルに関しては別の記事にまとめます。ディズニー直営ホテルのホテルサンタフェです。

 

帰りは、パリ22:10発のQR038便でドーハを経由します。機材はエアバスではなく、ボーイングでした。

 

 

 

 

 

 

夜明けのフライトのため、ドーハ到着前はきれいな朝日を眺められたのが良かったポイントです。機内のサービスについては行きの便と同様、「?」って思うところが多々あったくらいです...(笑)

 

そもそも離着陸の前にシートベルトをしない・座席のリクライニングを倒すという乗客が多く、CAによる声かけが多く見受けられました。疑いたくはありませんが乗客の質に問題があるのかと...。

 

 

ドーハのトランジットは実質1時間弱しかなく、到着して乗り継ぎの手荷物検査を通過した時点でボーディング時間(集合)を過ぎていました。パリからの到着が遅れていたら最悪間に合わなかったでしょう。

 

 

ドーハから羽田は、QR812便でこちらもJALとの共同運航便で、日本人客室乗務員が2名乗務していました。帰りの良かったところは、隣の座席AとBに座るはずの乗客が乗り継ぎか何かで来ず、Cに座った私が独占できたというくらいですかね。

 

 

Aのモニターでライブカメラ(尾翼についたカメラ)の映像を、Bのモニターで映画を、CのモニターでMAPを表示させて楽しむという贅沢な使い方をさせてもらいました(笑)

 

 

そうそう、カタール航空はFCバロセロナとコラボした安全ビデオが流れます。初めて見たときはびっくりしたのと笑ってしまったシーンがあります。こうしたユニークなビデオの方が分かりやすく伝わりますね。

 

 

 

 

食事は朝食と夕食が出ます。さすがに4つ目の食事は入りませんでした(笑)

日本のお米と違うので和食のご飯は日本人の口には合わないかと思います。私もおかずだけ食べて残してしまいました。

 

 

羽田到着は23:30で、入国審査・税関審査通過したときは日付が変わっていました。大田区や川崎でないと終電で帰るのは厳しい時間です。

 

羽田空港の荷物レーンで最後の悲劇が。私は直接受けてはいないのですが、日本人乗客のスーツケースがボッコボコに凹んで返却されたのを6名見かけました。全員若い女性で、「えぇ~~~」とか「なんで~~~」という声が響いたのが印象的でした。あんなに凹んだスーツケースを見たのもカタール航空が初です...。スーツケースの素材にも問題があるかと思いますが、いずれにせよ預かった荷物がそういう状態で返却される航空会社なんだなぁと思います。(ドーハの空港の可能性も否定できませんが)

 

昨今のテロへの警戒からか出てくる荷物が遅い傾向にあります。カタール航空だけであればいいのですが、パリと羽田の荷物返却には30分以上時間がかかっていますので、到着後の移動には余裕を持たせたほうがいいでしょう。荷物が出てくるのが遅い上に、荷物が傷つけられるのであれば相当問題ですけどね。

 

これらの実体験を踏まえ、カタール航空はできたら利用したくないという感想で終わりました。安かったからチケットを取ったというだけですので、こうした評判を踏まえて旅をしたいものです。ドーハにスタバはありませんし...。結局、パリは直行便に限るんですよね(笑)

 

 

愚痴が色々と続きましたが、パークの記事に関してはすべてハッピーな展開でしたのでご安心を!