HongKong Disneyland - 20 (Adventureland) | The Wonderful World of Disney


Adventureland



「冒険」がテーマのアドベンチャーランドです。
それ以外の紹介の仕方が分かりません(笑)
こちらのエリアは後述する「Festival of the Lion King」のシアター付近のみ園内のWiFiをキャッチしました。それ以外は不通でした。


Jungle River Cruise



TDLでも人気の高い香港版ジャングルクルーズです。アドベンチャーランドの半分近くがこのアトラクションの敷地面積となっており、このアトラクションが通る河は「アドベンチャー河」と呼ばれています。

ここでは、英語、中国語、広東語の3か国語に列が分かれていて、それぞれに待ち時間が表示されています。



写真だと分かりづらいですが、左から英語、中国語、広東語です。
列は3つに分かれていますが、乗り場は一つしかありません。





冒険を案内する船長のスキッパーは、ボートのスピードだけを調整します。夢のないことをいうと、河の下にレールが敷いてあり、その上をボートが通るからです。世界のディズニーパークにあるジャングルクルーズがこのレールを頼りに動いています。



河の中からゾウやカバが出てきます。
そして、ボートは怪しい遺跡の中へと進んでいきます。









このあたりの展開は、東京ディズニーランド版に類似した部分があります。







そして、ここからが香港ディズニーランド版のクライマックス。



行く手を間欠泉が塞いでしまいます。





溶岩?から炎や水が噴き出して終了です。
震動に合わせて、ボートも小刻みに揺れます。







最後は、子ゾウに挨拶して冒険は終了です。
間欠泉などのくだりから、ボートの進行方向右側に座ると水がかかる場合があります。



さきほどの間欠泉のシーンに入る手前で、スキッパーがレバーの左にある赤いスイッチを押して間欠泉を作動させていました。計器類はスピード等のメーターで、舵の前にあるスイッチはボートの照明関係を扱うようです。

ナイトクルーズも開催されていますが、照明が少なく、ただ暗いだけなので、あまりおすすめできません。それに、夜はボートの明かりに虫が寄りつきますし...(苦笑)

少し古いトリビアなのですが、東京ディズニーランドのジャングルクルーズ(リニューアル前)では4通りのセリフが用意されていたんだそうです。これらのセリフは、乗り込んだゲスト層に応じてその場で選んで言うんだとか。例えば、若い層が集まればノリのいいテンションで、シニア層が集まれば落ち着いたテイストや親父ギャグを交えてなど。そして、各ボートのマイクは裏で傍受されていて、余計なセリフやアドリブを加えると後に呼び出しを食らうんだそうです。元キャスト談なので、間違いないです(笑)

おそらく各国のジャングルクルーズも同じかと思います。乗る度にスキッパー(船長)のトークが見どころのように思えますが、乗った客層によってパターンが違うというだけのようです。2014年にリニューアルして以降、どのようになっているかは分かりませんが、「夢と魔法」の裏でこのようなことが行われていたんですね。


Rafts to Tarzan's Treehouse
Trazan's Treehouse



映画「Tarzan」に登場するターザンの住む家が再現されたアスレチックタイプのアトラクションです。ツリーハウスがあるのは、アドベンチャー河を挟んだ島にあり、そこに行くのはイカダに乗る必要があります。旅のスケジュールの関係上、こちらのアトラクションには行っていませんので、割愛します。


Festival of the Lion King



タイトル通り、映画「The Lion King」をテーマにしたミュージカルショーです。映画でもおなじみ「Circle of Life」や「Hakunamatata」といった楽曲を動物に扮したダンサーやオーディオアニマトロニクス(機械人形)が披露します。

もともと、ディズニーアニマルキングダムで行われていたショーを香港ディズニーランドに持ってきたもので、内容が簡略化されている他、一部中国語のセリフが入ります。

今シーズン、ショーは一日4回の公演でした。いずれの公演もスタンバイ列にそのまま並べば観れます。MAGIC ACCESS(年パス)のPlatinumを持っていれば、1枚につき4人まで、出口から優先入場できる制度があります。入口キャストにPlatinumのカードを見せれば、案内してくれるそうです。



シアター内は円形のステージを中心に4か所の座席が設けられています。座席は壇上になっていて、一番下の段は車いす(身体障害者)とその同伴者専用になっています。なので、最前列は各座席の2列目からとなります。

静止画だと伝わりにくいのですが、スナップショット的な感じで、何枚か載せておきます。
ショーの構成は、映画「The Lion King」と同じで「Circle of Life」から始まります。歌はすべて演者による生歌です。













4つの山車が登場します。
プライドロックには、「シンバ」が立っています。



王者の座を奪おうとする「スカー」



ティモンとプンバのハクナマタタ



この映画の隠れた名曲「Can You Feel the Love Tonight」では、ヤングシンバとヤングナラが生歌でパフォーマンスします。





曲中はワイヤーパフォーマンスもあります。
(どういう役目かは不明...)



ここからが見どころの一つ。
ヤングシンバとスカーとの対決です。





ステージからは火が噴き出し、ファイアーパフォーマンスも披露されます。







スカーをこらしめ、プライドロックにシンバが立つことになります。













円形のステージには入らないようにというスピールが流れ、山車が中央に集まった状態で終演します。

最前列に座ると、公演中動物たちとハイタッチできるので、なるべく前の方に座るとショーを楽しむことができます。

公演時間は30分ですが、ゲストの入場具合では遅れてスタートすることがあります。ショースケジュールが記載されている「TIMES GUIDE」では、ショー開始10分前に入場を締め切ると書かれていますが、私が鑑賞した際は定刻より5分遅れてドアが閉まりました。


<参考>






アドベンチャーランドの奥地には、追加エリア「グリズリーガルチ」へと続く通路があります。香港ディズニーランド鉄道を超えた左手に「Pavilion」があるのですが、現在は使われていません。



この場所を使った新たなアトラクションができるか、ステージが作られるのか、今後の楽しみです。