HongKong Disneyland - 19 (Main Street U.S.A.) | The Wonderful World of Disney

 

Main Street U.S.A.


香港ディズニーランドは、ディズニーランド(カリフォルニア)をそっくりそのまま持ってきたこともあり、外観をはじめ、パーク内の構造や施設がかなり類似している点があります。そのうちの一つがこのエントランスです。東京ディズニーランドのエントランスにもあるミッキーの花壇は、エントランス入ってすぐにあります。

 

香港ディズニーランドの開園時間は通常10:00で、イベントや閑散期等によって多少前後します。香港ディズニーランドの入園だけ少し特殊で、開園前に一組のゲストが選ばれます。


そして、そのゲストが記念撮影を終えると、1台の車がやってきます。




ミッキーとミニーが加わり、記念撮影があります。このゲストは香港ディズニーランドがターゲットとする子連れのファミリーが選ばれる傾向にあります。そして、一日1回、パークオープンを告げるオープニングセレモニーを実施し、パークをオープンさせます。

 

この時期はまだ卒業シーズンということもあり、開園前に卒園生・卒業生とその家族が開園前に招待され、卒業プログラムが開催されることがあります。そのときの開園時間は10:30になるなど、開園時間が遅くなります。


卒業プログラムは、かなり限られた人しか見ることができないため、我々一般人は柵越しで見るのが精いっぱいです。

 

香港ディズニーランドは、ディズニーランドと同様開園30分前にエントランスゲートがオープンします。つまり開園時間が10:00の場合、9:30には園内に入れます。(日によって変動する場合があります)

 

入れる場所はメインストリートU.S.Aだけで、それ以外のエリアは10:00にならないと入れません。この30分間はメインストリートU.S.Aの施設(レストランやショップ)が楽しめる他、キャラクターグリーティングも実施されます。ここはディズニーランドと違うポイントです。先ほどのミッキーとミニーも招かれた一組のゲストと記念撮影後、グリーティングの場所へと向かいます。


そして、左右に分かれた高架の下をくぐれば、メインストリートです。

右から入ると


左から入ると


こういう景色が広がっています。ミッキーとミニーのグリーティングは4本の木の真ん中で行われています。


メインストリートには、このような石碑というかプレートがあります。


 

"To all who come to this happy place, welcome."

 

Fifty years ago, Walt Disney introduced the world to enchanted
realms of fantasy and adventure, yesterday and tomorrow,
in a magical place called Disneyland.

 

Today that spirit of imagination and discovery comes
to life in Hong Kong.

 

Hong Kong Disneyland is dedicated to the young and the young
at heart - with the hope that it will be a source of joy and inspiration,

and an enduring symbol of the cooperation, freindship and
understanding between the people of Hong Kong
and the United States of America.

 

Donald Tsang
Chief Executive
Hong Kong S.A.R

 

Michael D.Eisner
Chief Executive Officer
The Walt Disney Company

 

Dedicated this 12th of September, 2005



期間中は、イースターイベントの一環で、パークの至る所にキャラクターをイメージしたエッグが飾られています。これらを探すのもこの時期の楽しみの一つです。

 

メインストリートをまっすぐ進むと、パークシンボルの「眠れる森の美女の城が見えてきます。



一日に数回、バンドさんがこの場所で演奏しています。

パークオープン前は、バンドさんがいる手前でロープが張られ、開園時刻になるまではその先に行けないようになっています。こちらでも任意で選ばれたゲスト(ファミリー)がパークオープンのプチセレモニーを行います。こちらはプリンセスがこっそり後ろから来てくれるみたいです。


 

セントラルプラザの手前にインフォメーションボードがあります。

待ち時間やショー・パレードの公演時間はモニターで表示されています。常時キャストが立っているので、分からないことがあれば「英語」で聞きましょう。

 

 

Character Greeting

 

 

香港ディズニーランドといえば、何と言ってもキャラクターグリーティングです。パークの至る所で、常時キャラクターグリーティングが行われています。メインストリートU.S.Aでは、今シーズン7か所で開催されていました。時期によって変動します。


香港ディズニーランド鉄道の高架をくぐってすぐに見える小さな小屋でミッキーマウスとミニーマウスに会えます。開園後すぐに列ができるほど人気があり、空いていても1時間近い待ち時間が発生することがあります。列の先頭にいるのは現地の常連か日本人くらいですので、分かりやすいかと思います。午前中は10周年コスチューム、午後はイースターコスチュームでのグリーティングでした。



こちらのグリーティングは、開園前の貸し切りプログラムで入園したゲストがすでに列を作っている場合があり、開園後すぐ向かっても待たされることがあります。キャラクターグリーティングが開催されている時間帯は、近くにいるキャストまたはCITY HALLのキャストに聞けば教えてくれます。

 

メインストリートU.S.Aでは、場所に分かれてキャラクターグリーティングを実施しています。


まずは、ZootopiaよりJudy HoppsとNick Wildeです。ディズニー社直営のパークなので、こうした旬なキャラクターが登場します。東京ディズニーランドの場合、ディズニー社直営ではなくオリエンタルランド社が運営を行っている関係で、ある一定の時期を過ぎないと旬なキャラクターは登場しません。こうした点も東京から近い香港ディズニーランドならではです。

 

あとは、エントランスから近い順に載せていきます。







香港版壁ドン!?(笑)









 

 

 

Hong Kong Disneyland Railroad - Main Street Station


香港ディズニーランドを周回する機関車です。ディズニーランド、マジックキングダム、東京ディズニーランド、ディズニーランド・パリでは、灯油を動力源とする蒸気機関車で運行されていますが、香港ディズニーランドはディーゼル燃料を動力源としています。走行音や汽笛はすべてスピーカーから放たれており、蒸気機関車特有の臭いや音、煙を発生させません。また、各駅に給水塔がないのも特徴的です。

 

機関車は2編成あり、それぞれ5両の客車を連結しています。各客車はパークの中心部(進行方向右側)しか見えないつくりになっています。パークオープン後から追加されたエリアや施設は死角で見えません。車庫はスペースマウンテンの裏にあります。

 

ここメインストリートステーションは、メインストリートU.S.Aが一望できる高台にあり、一風変わった景色を楽しめます。


眠れる森の美女の城も山奥にある感が出ていていいですね。

駅舎には、ディズニーランド鉄道(カリフォルニア)にも置いてある「リリー・ベル号」と同じ模型が飾られています。



2号機は、「ROY O.DISNEY」号で、ディズニーランドの創始者「ウォルト・ディズニー」の兄の名が掲げられています。写真にも少し写っていますが、操作はボタン操作によって行われるのも「蒸気機関」でないことが分かります。1号機については、ファンタジーランドの記事で紹介します。

 

Animation Academy


パークエントランスより右手の高架をくぐってすぐにあるアトラクションというか施設です。TDLのドローイングクラスに相当します。おなじみのディズニーキャラクターの書き方を中国語または広東語で教えてくれます。入口の前にある看板にタイムスケジュールがあり、どの時間帯にどのキャラクターを教えてくれるかが表示されています。


私はBIG HERO 6に登場するベイマックスを描きました。


絵のクオリティについてはノーコメントでお願いします(笑)

 

教室には、鉛筆と紙だけが用意されており、消しゴムはありません。よほど絵に自信がない方は持ち込みましょう!(笑)

 

座席は60席近く用意されており、定員になり次第その回が終了します。1回あたり10分から15分くらいで終わります。描いた絵は持ち帰ることができます。

 

Art of Animation


もうじき無くなりますが、TDLでいうディズニーギャラリーです。ディズニーアニメーションがどう描かれていて、どのように創られるかを知ることができます。今はとある映画のキャラクターに会える施設の方が役割としては大きくなっています。どんなキャラクターに会えるかというと...






ベイマックスです!

ドアからまっすぐ歩いて入れないので横向きにテクテク歩いて登場します。胴体はビニール製になっていて、抱きしめた感触が何ともたまりません。目はパチパチします。




夢のないことを言うと、ベイマックスに耳をあてると、空気を循環している音が聞こえます(笑)


 

City Hall


総合案内所の役割があるシティ・ホールです。日本語版のガイドマップはここでしか配布されていないので、中国語や英語に自信のない方はここで日本語版のガイドマップを入手しましょう。運が良ければ、日本語が話せるキャストがいます。

 

シティ・ホールの右手には、ディズニーランドと同様消防署があり、この間にレストルームがあります。


香港ディズニーランドでは、ストローラー(ベビーカー)や車いすのレンタルする場所になっています。


 

Market House Bakery


ディズニーランドで見覚えのある建物です。



 



見た目は普通のパン屋さんですが、AKIRAが見逃すことができない要素があります。それは、このメニュー表。




そう、香港ディズニーランドにもパーク内のスタバが出店しました。2016年2月から提供を開始し、現在も試用期間としてスタバの一部メニューが提供されています。


ですが、アメリカのディズニーパークとは異なり、透明なカップであることやメニューの少なさが気になるところです。上の写真は左が「Green Tea Cream Frappuccino」、右が「Mocha Frappuccino」です。サイズはGrande固定です。ホットの場合はShortサイズ固定です。ホイップクリームが乗る商品に関しては、注文時にホイップクリームを乗せるかどうかを尋ねられます。

 

香港の気候は熱帯地域特有の暑さで、湿度80%以上のジメジメした暑さです。太陽が出ていなくても汗が垂れ流れるので、こうしたフラペチーノは一つの救いです。

 

キャストに伺ったところ、スターバックス側とのライセンスの問題で、カップデザインやメニューの提供に制約があるとのことで、このような形となったそうです。現在も試用期間での提供で、今後本格的に導入するか否かを検討していくとのことです。

 

店内の様子を見ていただいて分かるように、パーク内のスターバックス店舗としてはかなり狭いです。また、このお店自体に「Maxim's 」という飲食チェーンがスポンサーについているため、その関係もあるのかと思います。

 

で、気になるのはパーク外の店舗との料金差ですよね。

今回、香港市内には行っていないので、帰りに香港国際空港内の店舗を調査しました。(照明の関係で、かなり見えづらいです)



サイズは、Tall、Grande、Ventiの3種類で、パーク内で扱うShortはありませんでした。サイズの料金差が3HKのようです。

 

HotのCafe Latte・Cappuccinoがパーク内38HK、空港店舗だと計算上34HKになるので、その差は4HK(約60円)です。FrappucchinoのMochaがパーク内52HK、空港店舗で43HKなので、その差は9HK(約135円)です。飲み物によって値段差は変わりますが、それでもホットのショートで約580円、フラペチーノで約780円ってことを考えるとかなり割高です。

 

現地の方いわく、香港はそもそもコーヒーの値段が高いので、スタバでなくても一杯500円近くはするそうです。お国の事情であれば、許容範囲ってところですかね。

 

5/19現在、日本のスターバックスでは、「ストロベリー ディライト フラペッチーノ」が展開されています。香港国際空港の店舗に立ち寄った5/4、香港では「キーライムパイ フラペチーノ」と「ローステッド マシュマロ S’MORES」が展開されていました。



私は、キーライムパイフラペチーノをチョイス。

以前季節メニューであった「クールライム」をフラペチーノにした味で、酸味があり、ホイップクリームを混ぜると甘酸っぱくなるそんな味でした。日本人女性は好む味でしょう。同じスターバックスでも、そのお国柄が出ているのも、人気を集める秘訣なのでしょう。

 

スターバックスの季節メニューは、本社があるアメリカにて第一案が提案されます。ただ、世界各国の事情やその国の人の味に合わないことを理由に、その国独自の商品展開が行われます。それが各国のスターバックスで展開される季節メニューです。

 

アメリカ本国でキャラメルをベースとしたフラペチーノが第一案で提案されましたが、甘さの強い味は日本人には合わないことを受けて、日本のスターバックスでは、初めてメロンをベースにした「カンタロープ メロン クリーム フラペチーノ」が展開されました。いつかメロンのフラペチーノが出たら嬉しいなと思っていた些細な夢が叶った年でした。

 

日本のスターバックスでの商品展開は、アジア圏を中心に注目を集めており、日本でストロベリーをベースにしたフラペチーノが展開された翌年に中国で商品展開したんだそうです。今後も日本のスターバックスの商品展開から目が離せませんね!(笑)

 

ちなみに6月1日より「ベイクド チーズケーキ フラペチーノ」が季節のフラペチーノとして登場することが発表されています。個人的にはチーズケーキがあまり好きではないので、その次のプロモーションまでセーブしておきます。