Disneyland Resort Paris
Partner Hotel
ディズニーランドリゾート・パリは、リゾート内を大きな円形上にあり、この中に2つのパークと6つのディズニー直営ホテルがあります。この円形の外側にパートナーホテルが5つあり、今回はこの中から2つのホテルに宿泊しました。上の写真で赤い四角で囲んだ場所が、ホテルの位置です。シャトルバスで約8分で到達します。
パークのあるトレインステーションからバスターミナルに向かうと目の前にあるUターンレーンがあり、その右手に進んだ一番手前のバス停にパートナーホテル行きの無料シャトルバスが停まります。
行き先に「54」と表示されていれば、該当のバスです。市営バスと共通の車体で、「pep's」と書かれたピンク色のデザインで、すべて連接バスで運行されています。シャトルバスは5つあるパートナーホテルのうち、「B&Bホテル」以外の4つに停車します。
停車順は、Explores→Kyriad→Magic Circus→Dream Castleです。閉園前後の混雑する時間帯は4つあるホテルのうち2つしか止まらない急行運転を行っている場合があるので、行き先のテロップも確認したいところです。バス停には時刻表の記載はなく、代わりにどの時間帯に何分間隔で運行されているかを示すボードがあります。バスの運転手には細かいダイヤが割り振られているのですが、遅れたり運休した際にクレームとならないようダイヤが公表されていないと思われます。
最短で5分、最長で25分間隔です。
ホテルエリアまでは大きなラウンドアバウト(環状交差点)を2回通過するため、車内は大きく揺れます。吊革がなく、手すりも少ないのが難点です。座席数が多いので比較的座れるチャンスはあります。
<参考>
6つあるディズニー直営ホテルのうち、ディズニーランドホテル以外の5つのホテルには、黄色のボディーが特徴のバスが使われています。車体にはディズニーキャラクターが描かれているので、パッと見分かりやすいです。
直営ホテルでは、2014年頃よりホテル内のキャラクターグリーティングが廃止されたため、今回の旅ではこちらのバスを利用することはありませんでした。
Kyriad Hotel
20周年の際も利用した「Kyriad Hotel」についてまとめてみました。
ディズニーランドリゾート・パリのトレインステーションからバスで15分の距離に位置するパートナーホテルの一つです。
ディズニーランドリゾート・パリに位置するホテルの中では安い分類に入ります。
客室は、中央にある道を挟んで2棟です。
正面に見える建物が朝食会場になるレストランです。
フロントには、ミニゲーム機の他、ソファーなどがあります。
自動販売機は充実していて、飲み物やお菓子などがあります。
営業時間は短いですが、ディズニーショップもあります。
これといってほしいものは置いてなかったです。
左手にちょっとだけ写っているのがバーカウンターで、夜はお酒などを扱っています。部屋には湯沸かし器が置いてないため、1~2杯程度であればお湯をもらうのも一手です。
ホテルについて覚えておくといいことがあります。
日本やアメリカでは1階をFirst Floor、2階をSecond Floorと言いますが、ディズニーランドリゾート・パリにあるホテルは1階をGrand Floor(0階)、2階をFirst Floor、3階をSecond Floorと呼んでいます。
イギリス英語の由来もあってフランスにある多くのホテルがこの通りに階数が振られています。
First Floorと聞いてそのまま1階にある客室にカードキーを差してもエラーで返されるだけです(笑)
客室の様子も載せておきます。
2人部屋と4人部屋で値段やつくりが変わってきますが、基本的には同じです。1階(Grand Floor)に客室はフロントとつながっている関係で、天井が高くなっています。通常の客室はもう少し狭く感じます。
コンディメントは、歯磨き用のプラカップと石鹸2個、備え付けのシャンプーだけです。
どうでもいいことですが、日本やアメリカではトイレのことを化粧室やお手洗いを意味する「Restroom(レストルーム)」という言葉を使います。これに対し、フランスでは「Toilet(トイレット)」、英語でいう「便所」に相当します。フランス人に「Where is the restroom?」と聞いても人によっては「?」になります。現地に行かれる際は気をつけたいポイントの一つです。
寝泊まりするだけであれば、十分というホテルです。
フロントを始め、すべての客室で無料WiFiが使えます。ですが、私が携帯電話とノートPCで試したところ、接続不具合でまともに使えませんでした。
家族旅行でしたが、パーク内での通信も必要だったことから「Global WiFi 」をレンタルしました。
いろいろとオプションが選べ、変換アダプターやモバイルバッテリーなどが付属でレンタルできました。これは便利でした。部屋のタイプにもよりますが、コンセントは1~2か所しかないため、三つ又プラグが重宝しました。次、アメリカや中国に渡航する際も活用したいですね。
客室には、朝食とセットになったプランが一般的です。
ホテル以外で朝食を提供している場所は非常に少ないため、朝食をセットした方が無難です。
↑ハムとチーズ
↓ハッシュポテト、ベーコン、オムレツ、ソーセージなど
↑チョコクロワッサン、クロワッサン、フランスパン
↓食パンとジャム各種(トースター用)
ヨーグルトも各種味が揃っています。
↑コンフレーク類
↓紅茶各種(薄味ですが緑茶もあります)
ドリンクカウンターは3か所あります。
温かい飲み物だとコーヒー、カフェラテ、ホットショコラがあります。
右下の「EAU CHAUDE」を押すとお湯が出てきます。
もうひとつはフレッシュジュース。
アップル、水、ミックスジュース、オレンジジュースから選べます。
個人的に盛ってみた朝食の一例です。
朝食会場は朝7時から10時半まで営業していました。
入口で部屋番号と名前と伝えれば入れます。
フロントと屋根がつながっているバス停からは、5~25分間隔で無料のシャトルバスが出ています。
時間帯によっては25分間バスが来ないので分単位で行動する場合は、事前にリサーチしておく必要があります。このバス停には「54」のバス以外は来ないので、特に迷うことはありません。
2016年1月5日時点では、朝8時からのアーリー入園を目指す場合、7:20と7:45の2本しかありませんでした。後者の場合、到着が7:57なので、開園と同時に入ることはできません。朝食会場から窓越しにバスが来たかどうかが分かりますので、朝食初回は1本目の到着時間をリサーチしておくと次のバスがいつくるかが予想できるので参考までに。
キリアードホテルのバス停は、乗り場と降り場が分かれており、降り場からは空港へのマジカルシャトルが発着します。
2016年1月5日時点でのKyriad Hotel発CDG行きのマジカルシャトルは以下の8本です。
6:47、8:38、10:23、11:18、14:18、16:48、17:23、18:23
Kyriad Hotelには、無料で使えるロッカーが完備されています。
チェックインは15時から、チェックアウトは12時までなので、チェックイン前とチェックアウト後に預けることが可能です。大きいスーツケースが1つすっぽり入る大きさです。ただし、深夜のどこかのタイミングでロックが解除されてしまうため、日をまたいで使うことができません。
使い方はシンプルで、荷物を預けたらロッカーを奥まで押します。
するとカチッカチッて音が鳴り続けるので、パスワードを設定するまでは押し続けます。
3ケタのロッカー番号を入力して「VALID」、続けて自分で設定するパスワードを4ケタ入力して「VALID」を押すと荷物を預けられます。
取り出すときは、同じようにロッカー番号とパスワードを入力すれば開きます。
Magic Circus
今回の旅では、12月31日と1月1日だけキリアードの予約が取れなかったため、隣のマジックサーカスホテルに宿泊しました。キリアードホテルから徒歩3分、フェンスを越えたらすぐの場所にあります。
言うまでもないですが、2015年11月に起きたテロ事件の影響でキャンセルが相次ぎ、半年前に予約したときよりも安い値段が設定されていました。こればっかりはどうすることもできませんからね...。
客室のタイプにもよりますが、キリアードに比べると一泊当たり2000円から5000円程高いです。
シャトルバスを降りてすぐの建物に入ればフロントです。
その奥にミニゲームが置いてあるコーナーがあります。
ボールプールもあるので、小さいお子さんには嬉しいでしょうね。
さらに奥にはバーラウンジがあるので、夜はお酒を飲むなんてこともできますね!
客室はこんな感じです。
4人部屋になるとファミリーを意識したつくりからか、二段ベットにはカーテンつきの隔離空間ができます。妹はここが気に入ったようです(笑)
バスルームもキリアードより清潔感がありました。
ちなみに透明なガラスは水はね防止用のものですが、普通に使っても外に水がはねてしまうつくりでした。通常なら、水を張るときはカーテンを外側に、シャワーを浴びるときはカーテンを内側に入れて使います。
シャンプー・リンス・ハンドソープは備え付けですが、用意がありました。
そして、
湯沸かしポットとコーヒーが置いてあったのはかなりポイントが高いです。
また、写真は撮っていませんが冷蔵庫もありました。
エレベーターホールには、アイスメイクマシンや自販機もあるので、不自由はなかったです。
外の景色はこんな感じです。パーク方面のシャトルバスとエアポートバスもフロント棟の前に停車します。
ブログ用に用意したネタがあるのでここで紹介します。
フランス国内はコンセントの形状が「Cタイプ」と呼ばれる形になっています。そのため、日本で使われている「Aタイプ」の充電器を差して使うことは物理的に不可能です。そこで、変換プラグが必要になります。
そのまま変換プラグに差して使うだけです。
カメラのバッテリーを充電している様子を撮影したのですが、充電は点滅式なので、タイミング悪くランプが消えています(笑)
フランスの電圧は220Vなので、充電器の裏などに「AC100-240V」と書かれていればそのまま変換プラグを通して充電することができます。
変換プラグはコンセントの形を変えるだけなので、電圧は変換してくれません。電圧変換の機能がついている製品もありますが、値段が上がります。日本の電圧100Vにしか対応していないのは、女性が使うヘアーアイロンなどの美容製品くらいかと思います。あと意外と知られていないのがNintendoのDS充電器は100Vまでしか対応していません。
変換プラグだけであれば、300~500円で買えます。
フランスに行く際は、必須アイテムになるのでお忘れなく。
以上、ここだけはブログを意識したコーナーでした(笑)
さて、ホテルの話に戻ります。
マジックサーカスでも朝食つきプランが一般的です。
エレベーターホールのそばにあるレストランが朝食会場です。
キリアードよりも座席数が多く、メニューの数も多かったです。
煮魚やゆで卵、スイートコーンなどキリアードにはない前菜のラインナップです。
チョコクロワッサンとクロワッサンはひとまわり小さいサイズでした。
他のメニューがあるので、ちょうどいい大きさです。
ちなみに奥に見える長いフランスパンは食べれます。
手前にカットする機械が置いてあります。
引きすぎて分かりませんが、ソーセージやベーコン、スクランブルエッグがありました。遅い時間帯であれば、クレープを焼いてくれるサービスもあります。
ドリンクコーナーは2か所あり、種類はキリアードと変わりません。
一応、個人的に盛りつけてみた朝食例です。
日本のホテルに近いサービスという点では、朝食のスタイルや客室等の設備を踏まえても、多少の値段を出してでもマジックサーカスに泊まりたいと思ったのが本音です。
客室で使える無料WiFiも問題なく通信できました。
フランス国内では、無料WiFiが使えるホテルが一般的みたいで、接続後、ブラウザにて部屋番号と代表者名(パスワード)を入力すれば接続できます。