Disneyland Resort - 37 (Cars Land) | The Wonderful World of Disney

 

Cars Land


 

映画「Cars」のヒットを受けて、DCA既存エリアと一部バックステージの敷地を刷新し、2012年6月15日にオープンしました。2009年から始まった大規模リニューアルに目玉とも言えるテーマランドです。

ピストンカップで優勝を狙うレーサー「ライトニングマックウィーン」がレース会場の移動中に突如迷い込んでしまったRoute66上にある「ラジエータースプリングス」という街がそのまま再現されています。

 

Cozy Cone Motel

映画「Cars」でライトニングマックウィーンが恋に落ちるサリーが経営するモーテル(ホテル)。三角コーンの中には飲み物類を販売する売店がある他、中央の建物下ではライトニングマックウィーンに会うことができます。


こちらはパークオープンからパーククローズまでキャラクターグリーティングという扱いで実施されています。


 

Flo's V8 Cafe


この街の食事処、フローが経営するガソリンスタンドです。こちらの建物内ではサンドウィッチなどの軽食を中心に扱っていました。


↑街の中心にある信号
↓オープン後、消防車のレッドがこの街をパトロールしていました



 

Mator's Junkyard Jamboree


ライトニングマックウィーンの友達「メーター」が映画でも行うトラクター転がしにちなんだアトラクション。前の車が固定されており、その後ろの荷台が遠心力によって左右に振られます。前の車はTDSのワールプールみたいに八の字型にまわり、それに吊られて荷台に遠心力がかかります。乗っている人の重さやくっつき度で振られる力が変わってくるので、乗る際はカップルでどうぞ!


 

Luigi's Flying Tires



この街のタイヤ交換店、ルイージと相方ウィドがモチーフのアトラクションです。店内にはフェラーリ向けのタイヤがずら~っと並んでいます。





このアトラクションは、地面から風が吹いており、乗り降り以外はライドのタイヤ部分に空気が入るため、その力を利用してライドが浮く仕組みです。乗り降りの際も下から風が吹いており、スカートで乗るとマリリンモンロー状態になります(笑)

ハンドルやレバーはなく、乗っている人の傾きに合わせてライドが動きます。風が思っている以上に冷たいので冬は特に寒いだけです。

 

なお、公式では2/16から約1年かけてリハブが行われ、タイヤ型のライドから車の形をしたライドに刷新することが発表されました。60周年期間の大半がリハブになります。これに乗れたのもある意味貴重な体験となりました。

 

 

Radiator Springs Racers


カーズランド最大のアトラクションであり、ディズニーランド・リゾート内で最も人気があります。今回の旅の最大の目的でもあります。シングルライダーでも1時間待ちが当たり前の人気ぶりです。もちろんファストパスは開園から1時間程で発券終了します。



キャラクターの形をしたライドに乗りこみ、映画「Cars」の舞台「オーナメントバレー」を走行します。


ライドは、顔つきの車。フロリダ・エプコットのテストトラックとほとんど同じ構造でした。乗り場は4台分あり、ライドは1列3人の計6人乗りです。なので、シングルライダーの発生率も高いです。下の写真では乗り場手前に車いす専用レーンが設けられていて、通常は右のレーンを通過してから一般ゲストの乗降車エリアに到着します。

 

 

今回はちょっとだけその内部の様子をお届けします。



乗り場の先にある場所でシートベルトのチェックが入ります。

ここで前の車と間隔を調整して出発します。


しばらくジグザグの道を進むと、映画にも登場する滝が目の前に現れます。


ここから屋内に入ります。

映画でハイウェイからラジエータースプリングスの街に迷い込んだ際の様子が再現されており、屋内ながら結構速いスピードで駆け抜けます。



おなじみのキャラクターも映画に出てくるまんま。



しばらく進むとライドは夜のラジエータースプリングスの街へ入っていきます。マックウィーンとサリーの手前で二手に分かれます。

 

左に進むとルイージのタイヤ交換店に入ります。



ライドは一旦停止し、ウィドがタイヤを交換します。

これからレースなのに、おしゃれなタイヤで大丈夫なのかというツッコミもありますが...映画通りの展開なのでここは良しとしましょう。

(実際にはタイヤは交換されておらず、光を当てて白く見せているだけです)



そして部屋を出ると、伝説のレーサー「ハドソンホーネット」が待ち構えます。

 

ちなみに右の部屋に進むと...


ラモーンのペインティングルームに入ります。

ペイントに見せかけた水のスプレーでペインティングされます。



進む先は同じです。

左の部屋に進んだ車が先に待機しており、右の部屋から出てきた車を待ちます。そして、ウィドの合図とともにレースがスタートします。






ライドは65km/hまで速度を上げ、隣のライドと並走します。



最後のカーブは、映画の最後でマックウィーンとハドソンホーネットがレースするあのシーンそのものです。


上の写真はゴールラインを切った直後の瞬間。

毎回出すスピードが調整され、どちらが勝つかはランダムで選ばれます。このときは左のライドが先にゴールラインを切りました。


撮影に失敗しましたが、上の写真左にマックウィーンとメーターがいて、レースを讃える言葉をかけてくれます。

そして、どちらかのライドがここで一旦停止し、合流します。

また、その先に車いすエリアへの分岐があります。


ここでライドは終了です。

レースの後半、ゴールラインの手前で写真撮影があります。

 

2本のコースの真ん中にカメラがあるので、左のコースだったら右上、右のコースだったら左上を見るとカメラ目線が狙えます。

撮影された写真は、車いす専用エリアでも表示されるようになっています。



映画の世界を全面に出したこのアトラクションはDCAに来たら乗っておかないと絶対損します。残念なことに一緒に乗った友人は映画を見ていなかったため、最後のスリルだけを楽しんで終わってしまいました。もったいないです...。で、映画をちゃんとチェックしているAKIRAさんはこの上ない感動を体験させていただきました。だって、映画の世界そのものですからね。


このアトラクションは、パーク開園1時間前のエキストラマジックアワーから運営されており、パーク開園と同時にファストパスの発券が開始されます。ファストパスは、バグズランドの入り口手前に設置されており、エントランスに近い場所にあります。

日中でも120分以上の待ち時間が発生しますので、インパークされる際は必ず朝一に計画することをおすすめします。