皆様 こんにちは!!

 私は、岩波と申します。

このブログを通じ、森林現地のご報告を担当します。

 よろしくお願い致します。 


 今回は、2011年9月14日(水) に、

 三富の里の山に行ってきましたので、その結果を紹介します。


 山梨県山梨市三富の里の山では、いろいろなことを行っていますが、今回は、

 1.資源循環を目的とした造林地の状況

 2.コナラ・クヌギを植えた林地の状況

 3.山中の畑で栽培している作物(アワ・ヒエ・アマランサス等)の状況 を紹介します。


 資源循環を目的とした造林地の状況

森林ファンド・レポート-ヒノキ植栽地    スギを主とした林を数十年前に伐採し、放置されていた 

  林地の森林再生を図るため、2009年春 ヒノキの苗木を

  植林し、下刈りなどの管理作業を行ってみました。しかし、

  ニホンジカによる食害により、ヒノキは壊滅状態になって

  しましました。そこで、比較的シカによる被害の少ない

  カラマツを2011年春に植栽しました。

   写真は、左側が2011年春植栽したカラマツ、右側が

  2009年春植栽したヒノキの状況です。

  カラマツは、葉の先端の柔らかい部分に食害が見られる

  もののなんとか生長しています。しかし、ヒノキは、葉が

  すべて食べられてしまい、再生の見込みがありません。



 コナラ・クヌギを植えた林地の状況 
森林ファンド・レポート    2011年春 コナラとクヌギを植えました。シカによる食害

  を防ぐため、森林組合の指導により鹿柵を設置しました。

   写真は、今年の春 植えたコナラの生育状況です。

  順調に生育しています。

   コナラやクヌギは、将来、キノコ類栽培用の原木やナラ

  炭を作る材料、木工品製作の材料などに利用することが

  できます。

   また、カブトムシやクワガタが来るのではと思います。






山中の畑で栽培している作物の状況

  昨年、山中に100㎡位 畑を作りました。森林ファンド・レポート



   昨年、アワ・ヒエ・アマランサスの栽培を試しましたが、

  発芽後、すべてシカに食べられてしまいました。

   こそで、今年は、畑周辺に鹿柵を設置し、種をまきました。

   写真は、右側の手前がモチキビ、奥がモチアワ、中央がヒエ

  右側で先端が赤くなっているのがアマランサスです。いずれも

  順調に生育し、収穫が楽しみな状況です。

   近日中に、収穫作業を行う予定です。





 三富の里の山は、もう秋の気配を感じる季節になっています。 林床にはクルミの実が落ちていたり、ホウズキの実が赤くなっていました。ススキも穂をだし、黄金色に輝くのもまじかのようでした。



森林ファンド・レポート

森林ファンド・レポート


   林床に落ちていたクルミの実               林内に生えているホウズキ 赤い実が結実


 皆様 こんにちは(^人^)  岩波です。


 今回は、2100年8月31日(水) 三富の里の調査結果を紹介します。


1.2010年春 カラマツ・スギ植栽地の生育状況及びシカの食害


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  比較的シカのよる食害の少ないカラマツ          下刈りが完了した後の状況(遠景)


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 ホウズキシカによる食害を受けた植栽地内に生育するホウズキ(先端の柔らかい部分が食害跡)
 後方に植栽したカラマツが見えます。(先端にシカによる食害跡が見られます。)


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     雨が降った翌日の調査であり、いたるところに、シカの足跡が鮮明に見られました。
   シカは、夜行性の動物であり、昼間の調査では親の個体を見ることは稀ですが、小鹿には

   よく遭遇します。


2.キノコ類の栽培

   シイタケ栽培予定地に、猿害を予防するため、防止柵を設置しました。


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  猿害防止柵の設置状況 材料は畑で設置したものと同じものを使い、檻みたいなものです。

  この中に、シイタケ栽培用の榾木(原木)を立てかけ、本伏せする予定です。

  ここまで対策を講じないと収穫物を得ることができないそうです。(森林組合の話)


3.広葉樹林改良事業予定について

    C区(クルミを主とした広葉樹林)は、当初の計画では、資源循環を目的としたスギやヒノキの

   人工林にする予定でしたが、シカ害が激しいので、当面は、森林組合と協議した結果、現状の

   広葉樹林を手入れして、森林の健全性を高めることにしました。

   手入れの方法は、蔓類や雑灌木を除去するなどの作業を行うことしました。実施予定は、今年

   12月から翌年3月までの期間としました。


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            広葉樹林の状況 林内が暗く、下草も少ない状態です。 

  蔓類や雑灌木を除去し、有用広葉樹の生育を促すとともに、林内に陽光が入るようする予定です。

  将来は、林内に歩道を設置し、森林浴等のできる林にするのもよいかもしれません。


 これからの「三富の里」の森林管理は、シカといかに共存していくかが、課題であると思われます。

   






 皆様 こんにちは(^人^)  岩波です。


 今回は、2011年8月26日(金) 三富の里の調査結果を紹介します。


1.2009年春 ヒノキ・カラマツ植栽地(2011年春カラマツ植栽(改植)地の生育状況

    下刈り作業完了後、1ヶ月を経過の時点の生育状況を調査しました。

   2009年春植栽したヒノキとカラマツの生育状況(植栽後1年半を経過)

    ヒノキは、幹(木質部分)が残っているものの、葉はすべてシカによる食害でなくなっていました。

          今後の生育は困難でると思われました。

    カラマツは、シカによる食害で下枝な無い状態ですが、なんとか生育していました。

   2011年春(今年春)植えたカラマツは、植え枯れが少なく、生長していました。


    2011年春(今年春)植えたカラマツ            2009年春植えたカラマツ
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← 2009年春植栽のヒノキ

   幹のみになっています。葉はシカによる食害でありません。

   葉を出そうとしていますが、伸びれば食べられの

    繰り返しで、枯れてしまうものと思われます。

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      植栽地に隣接した広葉樹林内に生育するミズキ
      樹皮がシカによる食害で周囲を剥がされている状態


 

   周辺には、シカの餌となる灌木や草などが多くあるにもかかわらず、なぜ、このような被害を受けるのか

   わかりません。このミズキは枯れてしまうものと思われます。 



2.畑の状況  猿害防止柵の設置及びモチキビ・モチアワ・ヒエ・アマランサスの生育状況

    栽培している作物は順調に生育し、実り始めていますが、猿害を防止知るための柵を設置しました。
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    周囲及び天井を鉄筋の網で囲いました。 これで、猿害は防止できるものと思います。


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  手前:ヒエ 奥:モチアワの生育状況               アマランサスの生育状況

 檻の中で作業を行っており、何か変な感じです。地元の人の話では、ここまでやらないと、

 収穫物を得ることができないそうです。これで、収穫が楽しみになりました。


3.コウヤマキ・コナラ・クヌギの生育状況


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        コナラの生育状況                      クヌギの生育状況


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 ← コウヤマキの生育状況




   下刈り後、状況です。

   シカ柵の設置によりシカの被害もなく、

   順調に生育しています。

   蔓類の巻き付きを注意しならが、今後の

   生長を期待しています。


 

4.キノコ類の栽培


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 黒の寒冷紗の下にクリタケ・シメジの榾木          シイタケ栽培用榾木の仮伏せ状況

 (原木)が仮伏せしてあります。                 小口で白く見えているのは、シイタケ菌

                                      が伸長している証です。



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  所有山林の入り口付近で、クルミの木にクズ(蔓植物)

  が巻き付いていましたが、そのクズが開花していました。


  山は、秋の気配を感じる季節になったようです。

 






 

 皆様 こんにちは(^人^)   岩波です。


 今回は、2011年8月11日(木) 三富の里の調査結果を紹介します。


1.2010年春 カラマツ・スギ植栽地の生育状況

   2010年下旬 森林組合のお願いして「下刈り」作業を行いました。

    下刈り作業の実施状況につては、前回(7月26日)紹介したとおりです。


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    カラマツの生育状況 枝先等にシカによる食害跡

    がみられます。           

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     スギの生育状況 先端の柔らかい部分の葉に

     シカによる食害跡が見ら得ます。


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  カラマツやスギも、この程度の大きさの場合、樹形は三角形になるのが正常な姿です。
  シカによる食害によって、柔らかい部分の葉が被害を受けて、このような姿(円筒形)に
    なってしまっていいます。今後、正常に生長するのか不明です。経過を見ていく予定です。


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  植栽地内に成立するカラマツの壮齢林

   植栽後、20年生位と思われますが、

   林としては、正常な姿であるといえます。





   将来、シカによる被害が無ければ、このような森林

   になるものと思いますが、無理かもしれません!






2.畑の状況  モチキビ・モチアワ・ヒエ・アマランサスの生育状況


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    モチアワの穂                       ヒエの穂

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        モチキビの穂                    アマランサスの花


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  ← 背丈ほどに伸びているのは、モチアワ

     右:赤い花はアマランサス

     手前:垂れ下っている穂はタカキビ


   それぞれ順調に生育していますが、地元の栽培

   経験者の話では、穂が充実するに従って、「猿」

   と「野鳥」の被害を受け、収穫できない恐れがある

   とのことで、周辺に網をかけることとしまました。




3.コウヤマキ・コナラ・クヌギの生育状況


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     コウヤマキの生育状況                コナラの生育状況 

   下刈り作業を行いましたので、林床が綺麗になっています。  生育は順調です。



  トピックス   

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所有山林内のクルミの木にアケビの蔓が巻き付いており、そこに実がなっていました。


   皮が紫色になると、中の白い実は食べられますが、

   これも猿との競争になるのではと思います。

 皆様 こんにちは(^人^)   岩波です。


 今回は、7月26日(火) 三富の里の調査結果を紹介します。


1.2009年春ヒノキ・カラマツ植栽地(2011年春カラマツ植栽(改植)地)の

  生育状況及び下刈り作業の状況


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 ← 下刈り前後の状況


        ↓ 下刈り作業を行っている作業員

           (エンジン付きの刈り払い機を使用)

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   ↓ 下刈りが完了した状態                                  

                                
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    下刈り作業は、真夏に暑い時期に行う作業であり、

    ハチとの戦いでもあります。

    でもこの作業は、造林木(植栽した苗木)が健全に

    生育するためには重要な差魚です。

    造林木の生育状況によりますが、通常、植栽後、

    7年から10年間行います。

 




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 ← 2009年植栽したカラマツの状況


       ↓ 2011年春(今年春)植栽したカラマツ         

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           いずれのカラマツも枝が短くなっています。鹿による食害であると思われます。


   
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 ← 2009年春 ヒノキ・カラマツを植栽時に自生

     していたスギの生育状況


      鹿による食害は見られない。       

 

    2010年スギを植栽した理由の一つになっています。






2.畑の状況  モチキビ・モチアワ・ヒエ・アマランサスの生育状況


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 ← 手前:モチキビ 奥:モチアワの生育状況

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                                   ↑ ヒエの生育状況 手前は「猿」による食害
                                      (猿害の防止を検討する必要あり。)


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 ← アマランサスの開花状況 ↓ アマランサスの生育状況

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← 三富の里の農家が農作物を栽培している状況


      畑の周囲及び上部をを鉄製の網で囲い

      その中でトウモロコシ等を栽培しています。


      人が檻の中で農作物を栽培しています。

      (驚きました。)

      この防止策によって、野生鳥獣

      (シカ・サル・イノシシ・トリ)の害は防げる

      とのことです。

      

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 ← 畑周辺に設置した「鹿柵」に絡まり死亡したシカ


    今回の調査で発見しました。

    下刈り作業を行っていた作業員の話では、1週間から

    10日経過すれば、何もなくなってしまうとのことでした。





  調査に行くたびに、自然の働きを強く感じているところです。