皆様 こんにちは(^人^)   岩波です。


 今回は、2011年11月8日(火) 三富の里の調査結果を紹介します。


1.2009年春 ヒノキ・カラマツ植栽地(2011年春カラマツ植栽(改植)地の生育状況

森林ファンド        森林ファンド

    2011年(今年春)植えたカラマツ           2009年春植えたカラマツ(先端部分鹿食害有り)
   葉が黄色に変色し始め、落葉まじかな状態です。


森林ファンド         森林ファンド

    2009年春植えたヒノキの状況               林内のいたるところで見られるシカの糞
    幹から葉が再萌芽していますが

    すべてシカに食べられています。


森林ファンド
  植栽地内に生育しるヒノキ壮齢木が幹の皮を剥がされ

  枯死寸前の状態になっていました。

      森林ファンド

     根元から1m位の高さまで樹皮を剥がされ状態

 

 これだけ大きくなったヒノキでも、シカによる被害を受ける

 ちは予想しておりませんでした。

 地拵え後、3年を経過した時点での被害です。

 予想もつかない事態でありました。



2.2010年春 カラマツ・スギ植栽地の生育状況


森林ファンド       森林ファンド

       カラマツの生育状況                       スギの生育状況
   カラマツ、スギとも、先端の柔らかい部分は、すべてシカによる食害を受けています。

   今後、どのような生長していくのかわかりません。伸長生長は期待できないかもしれません。


森林ファンド

  せっかく生長を始めた苗木ですが、幹の樹皮を

  剥がされ、枯れてしまいそうな状態です。



  これほどまでの被害を受けるとは想像がつきません

  でした。     
 

 





森林ファンド
  植栽地内に生育する自生スギの被害状況

森林ファンド


   幹の樹皮が剥がされていますので、生長は期待
   で見ないと思います。

   根本的なシカの被害対策を考えない限り、造林は

   無理なのかもしれません。

   重要な、今後の課題であると思います。




3.畑での作業 アマランサスの精選作業


10月27日に刈取、乾燥させておいた「アマランサス」の精選作業を行いました。


森林ファンド


  乾燥した状態の「アマランサス」









森林ファンド    森林ファンド

  手で濾して、実を分けています。           篩で振いながら丁寧に実を分けます。

 約1.2キログラム程度収穫物を得ることができました。 この収穫物をどうしましょうかね!


4.キノコ類の栽培状況


  4月6日に植菌したキノコ類のうち、「シメジ」に発生が見られました。

  まだ、走りの状態ですが、菌がまわっていることの証であります。


森林ファンド   森林ファンド

 発生した「シメジ」  今回は、発生量が少ないので私が持ち帰り食べさせっていただきました。
 美味しかったです。 来年からの本格的な発生が楽しみです。



森林ファンド

  11月に入り、遅れていた紅葉も進み、近隣の

  カラマツ林の葉が黄色に輝き始めました。


  寒さが増し、冬の到来を感じる季節になりました。


  山づくりは、シカに悩まされておりますが、森林の

  健全な育成を確保するため、続けていきたいと

  考えています。

  12月に入ったら今年最後の調査を行う予定です。   

 皆様 こんにちは(^人^)  岩波です。


 今回は、2011年10月27日(木) 三富の里の調査結果を紹介します。


 畑での作業です。 今年4月26日に種まきした「モチキビ」「モチアワ」「ヒエ」

 「タカキビ」及び「アマランサス」の5種は、「タカキビ」を除き、順調に生育し、

 10月13日に「モチキビ」「モチアワ」「ヒエ」の3種を刈取、乾燥しておいた

 収穫物を現地の栽培経験者の指導のもと「精選作業」を行いました。 


森林ファンド 森林ファンド

    モチキビの乾燥した状態              モチアワの乾燥した状態

森林ファンド

 ヒエの乾燥した状態





  乾燥した状態の収穫物を手で揉みほぐし、

  実を分別する作業を行いました。





森林ファンド 森林ファンド

      篩の上で実を丁寧に手で濾して、ほぐす作業を行っています。


森林ファンド

 篩で振った後、団扇で仰ぎ、ゴミなどを取り除く

 作業を行いました。

 

 充実した実は、重いので分けることができます。

 収穫物が多い時は、風選する機械を使うとのことです。


 まだ、不純物が多く含まれている状態ですので、再度、

 不純物を取り除く作業が必要であると思います。


 食用にするためには、この後、脱穀する必要があります。


 畑で作物を栽培し、収穫物を得て、食べられるようにするためには、時間と労力が必要であることを痛感

 したところです。 でも、収穫できた喜びは大きいものがありました。


森林ファンド
 アマランサスは、刈取後、束ねて風通しのよい場所に

 吊るしておきました。



 10日間位乾燥した後、精選する予定です。


 精選作業を行ったら紹介します。






森林ファンド   



  周辺の山が色づき始めました。

  例年に比べ、1週間から10日程度遅いとのことです。


  今年は、台風の影響などで、紅葉はあまり期待でき

  ないのではと、地元の人は言っておりました。 残念!

 

皆様こんにちは(^人^)   岩波です。


 今回は、2008年春に植栽した「ヒノキ・カラマツ植栽地」について、施業方法や植栽までの結果を紹介します。

 この植栽地の目的は、既存の林業技術により、木材資源の循環生産を主目的にしております。しかし、森林は、適正に管理して育成することにより、資源生産ができると同時に、自然環境の保全や水資源のかん養など多くの効用が期待されます。
 スギやヒノキ・カラマツなどの人工林は、地拵→植栽→下刈り→蔓切り→除伐→枝打ち→間伐
という作業を適切な時期に行って造成します。 作業別に内容は、次のとおりです。

地拵:植栽前に、今後の作業が安全かつ効率的に実施できるよう、

   雑灌木等を伐採し、整理する作業

 

植栽:40~50cmの畑で3年間育てた苗木を山に植栽する作業

   通常、1.5mから1.8m間隔で植えつけます(1ha当り

   3,0004,000本植栽) 1日に1人で、 200本~300本程度

   植えます。植え付け時期は、春3月から6月頃までです。

 

下刈り:植栽後、苗木が草や灌木、蔓などに負けないため、草等を刈る作業

   この作業は、夏の暑い時期の行いますので、大変な作業です。

   通常、毎年1回か2回、7~8年間位行います。

 

蔓切り:下刈り完了後、1,2年経過した時、幹に巻き付いた蔓などを

   切り取る作業

 

除伐:植栽後、植栽木の健全な生育を促すため、雑灌木や生育不良の木を

   除去する作業。この作業は、植栽木の生育状況や林内の状況に

   よりますが、植栽後、10年~15年頃行います。

 

枝打ち:林内の明るさを保つためや節の無い材を付加価値の高い材の

   生産を目的に、7m位の高さまで、3回位に分けて枝を

  「ナタ」等で落とします。枝打ち作業は、植栽木の生長をみながら、

  10年生位から5,6年ごとに行います。

 

間伐:植栽木の健全な生育や林内にの明るさを保つため、植栽木の

   密度が高くなった段階で、間伐(抜き伐り・間引き)作業を行います。

   実施する時期は、15年生位から50年生までの間に、

   3回程度行います。

 

これらの作業は、熟練した技術者がいる「峡東森林組合」にお願いして行います。

 

—————————

2009年春 ヒノキ・カラマツ植栽地の生育状況(地拵え・植栽から1年間(20104月まで))

——————————

 地拵え:2009年3月から4月にかけて実施

 植 栽:2009年5月から6月にかけて実施(6月23日完了) 

     5月に植樹体験ツアー開催


 

  植栽したカラマツ苗木の活着状況

 植栽後、毎月2回程度 森林の管理や生育状況を調査しています。

 次回は、「ヒノキ・マラマツ植栽地」(その2)として、植栽後、
 1年間の調査結果を紹介する予定です。
        

 


 

 

 皆様 こんにちは(^人^)   岩波です。


 今回は、2008年春に植栽した「ヒノキ・カラマツ植栽地」について、植栽後1年の調査結果を紹介します。


 植栽後、毎月2回程度調査した1年の生育状況をまとめると、次のような結果でした。

  ・ 植栽した苗木の活着は、植え枯れもなく、良好な状態でした。

    しかし、シカによる葉先に食害跡が見られました。(2009年6月の調査)

  ・ その後、現地を調査するたび、ヒノキは、シカによる食害が顕著になり、2009年11月の調査では、

    葉が無く、幹のみの状態の苗木が多く見られました。

     周辺の森林は、緑が豊かで、シカの餌となる植物も多くみられるにもかかわらず、ヒノキがこれほど

     の被害を受けるとは、予想もつきませんでした。

     森林組合の担当者も被害の大きさに驚いておりました。(そこ数年、被害を受けた造林地が見られる

     ようになったとのことでしたが、これほどの被害を受けるとは思わなかったとのことでした。)

  ・ カラマツは、植栽本数が少なかったが、葉先に多少の被害は見られるものの、成長しておりました。

  ・ 植栽地内に以前から実生する1m程度のスギは、シカのよる食害も無く、成育していました。



森林ファンド

 

  植栽後、1年を経過したヒノキの苗木


    葉がシカによる食害で、ほとんどなくなった状態

    再生は、不可能と思われた。

    植栽した6,700本のすべてがこのような状態でした。



 

 



森林ファンド

  植栽後、1年を経過したカラマツの苗木


    芽ぶき始めた状態





 




森林ファンド

  植栽地内に実生するスギ


   片枝の状態ですが、伸長(上長生長)しており、

   今後の生育は期待される状況



 

            写真は、いずれも2011年4月1日撮影




  ヒノキとカラマツを植栽後、1年の成育状況を紹介しましたが、シカによる食害が著しく、ヒノキでの森林

  再生は難しいのではと思われました。

  もう1年(2010年)経過を見て、今後の対応を森林組合等、関係方面と相談しながら考えることとしました。


  次回は、植栽後、2年目の状況を紹介する予定です。

 皆様 こんにちは(^人^)   岩波です。


 今回は、ヒノキ・カラマツ植栽地について(その3)として 2010年(植栽後2年目)に

 調査した結果を紹介します。


 2010年6月9日の調査結果  
森林ファンド 森林ファンド

   植栽後1年を経過したヒノキの苗木 活着は良好であったが、1年を経過し、

   葉をすべてシカに食べられたしまいました。葉の再生は困難であると思われました。


 2010年7月9日の調査結果
森林ファンド 森林ファンド

   2009年春 ヒノキを植えたところの一部に、2010年春(今年)スギを補植しました。

   スギは順調に生育していますが、ヒノキは幹を残すのみの状態でした。


 2010年8月2日の調査結果
森林ファンド 森林ファンド

    2010年7月下旬 森林組合に下刈り作業をお願いしました。

    下刈りが完了した写真です。 カラマツが点在して成育しています。

    ヒノキが壊滅状態ですので、下刈り作業をしなくてもよいのではという話もありましたが、

    来年(2011年)春 シカによる被害の少ないカラマツを植栽(改植)して森林の再生を図ろうと

    考えておりますので、その作業効率や安全性を確保するため、下刈り作業を行いました。


2010年9月7日の調査結果
森林ファンド 森林ファンド

     今回の調査結果は、7月9日の調査時点と変わらない状況でした。

     今年春植えたスギは、葉先の柔らかい部分に多少 シカによる食害が見られましたが、

     成育に対する大きな影響はないようでした。

     ヒノキは、幹が残っているのみの状態でしたが、生きようとして小さい芽を噴いていましたが、

     これをまたシカが食べているように見受けられました。

     したがって、この地域でのヒノキよる森林再生は、シカ対策ができるまでは困難であると思われました。


   ヒノキ・カラマツ植栽地の2年目の経過を紹介致しましたが、シカ害に悩まされ続けられた2年間でした。

   来春にはカラマツによる植栽を行い、地元の森林組合とともに、森林の再生を図りたいと考えています。


 なお、今後の調査結果(2011年以降)は、調査した後、随時紹介する予定ですので、よろしくお願い致します。