たった今、何年かぶりにFAXってものが届いて・・・つまり今どきのひとは「なにそれ?」かもしれないけど、説明すれば、スマホやLINEや、ひょっとしてメールなんて文化がまだ世間に出回ってなかった古代の時代に使われてた、「こちらから文字を送信するとあちらの紙にプリントできる」って電信装置なんだけど、その受信機が作動したのですよ。
いったい何事か?と送られてきた内容(プリント)を見てみると、それがどうやら宛て先間違いのようなのですね。
しかもその内容が、交通共済協同組合なる組織から個人に当てた、交通事故の示談解決内容確認書というシリアスなものなのです。
文面には、事故を起こした側と起こされた相手の名前に、車両登録番号、損害賠償金額までが記載されてて、外に漏れちゃまじでやばい雰囲気のやつ。
これを、暗号なしの、相手確認なしの、剥き出しの情報で、昭和のお気楽さでポンと送っちゃえるメンタル(というか教育)の国って、もうどうしようもないですね。
コロナを体験した後になっても、この国の医療機関は保健所に、いろんな情報をFAXを使って送ってるらしいですが、ここまでオンラインできない科学技術の低さって、本当になんなんでしょうか?
自民党のおじいちゃんたちのためにむつかしい機械は導入しない、って政治判断があるにしても、なかなかこの状況にはシブいものがあります。
まあ、うちの母親にもよめの両親にも「ペイペイはじめろ」「その方が安全だし簡単だから」「そのうち現金なんて使えなくなるから」と口すっぱく言っても、あの人々は頑として新技術に手を出そうとはしません。
こんな国だから、世界標準から完全に置いていかれて、その極端な取り残され方がまるで「現在稼働してる最後の古代遺跡」のように珍しがられ、懐かしがられて、世界中から(後進のアジア諸国からでさえ)観光客が殺到して感心されちゃう、というメリット(?)もなくはありませんが。
そして「現金なんて今に使えなくなる」という現役世代の声を否定しつづける親たちの意見は、驚いたことに正しく、本当にこの国ではまったくマネーの電子化が進まないでいつまでも現金が使えてしまう、という実際もあるわけです。
きのう、中国製の人型ロボットが格闘技までし合って実用化に相当近づいてる、というニュースをやってましたが、日本のロボットはアイボちゃんとアシモくん以降、少しも進歩してないようです。
そりゃそうだ、あちらの投下資金21兆円に比べて、日本がロボット開発に出す予算は2千億円だそうで、その差は百倍というオーダー。
どこまで果てしなく置いていかれるか、一周回って楽しみになってきました、一周遅れなだけに。
いや、すでに百周遅れてるかもね。
