「頭は悪いが力持ち」というのが、世界から見たアメリカ評の定番だった。
今や逆に(逆でもないが)「力持ちのバカ」と言わざるをえなくなりそうだ。
本当にそういう民度なんだなあ。
これまでもアメリカは、悪辣なロシアやずる賢い中国と同質の振る舞いをしてきても、その陣営にいる日本やヨーロッパは不本意ながらも支持するしかなかった。
本当にあいつとの関係はしぶしぶ(かつずぶずぶ)だった。
ソ連はかつての東欧の衛星国を奴隷として扱ってきたけど、アメリカもまた同様に日本をそう扱ってきた。
あまりにも不平等な安保条約、政治における恐喝的圧力、経済における内政干渉・・・衛星国以下の、植民地状態だ。
ただ日本人は、ハンバーガーとディズニーを大好きにさせられてるために、ひどい扱いから目を背けてたんだった(このへん、あの国は巧妙なんだよなあ)。
だけどいよいよあからさまな時代に突入する。
新大統領になるあのひとは建前なしに本音で・・・というか、欲望を隠そうともしないで実行するキャラなんで、こちらの反応など気にせず、好き放題にむしり取りはじめるだろう。
言ってることをコロコロ変える石破さんで (そして嬉々として隷属する自民党で)歯が立つのか、心配すぎる。
アメリカは、自国のためだけに動きはじめる。
いや、これまでも「世界のため!」と言いながら自国を儲けさせてきたんだが、もう世界のことなんて考えなくなる。
今回の大統領選挙では、外に開かれた西・東海岸線の州は民主主義を選び、内陸の州は内向きの国家主義を選んだ。
結局、この国は大きすぎて、逆に世界のことをぜんぜん知らない(ひとが多い)わけだ。
戦争の拡大や環境破壊なんて、興味の外。
ただ、イスラエルだけは自国の飛び地なんで、徹底的に介入する。
アメリカ、グレート、アゲイン、だってさ。
アメリカがグレートだった時代なんて、かつて一度もなかったぜえ。
栄えてたのはまさに腕力のおかげであって、周囲はその愚行を軽蔑の眼差しで眺めてたんだ。
頭が悪いやつがまたおっぱじめやがった、と。
それでもその圧倒的(力と大きさまかせ)な経済力は無視しようがない。
いったいどんな時代がはじまるのか・・・そして次世代にどんな世界が残されるのか・・・あの国の力強さには不安と絶望しか感じられない。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園