また厳しい寒さがぶり返すこの頃、いかがお過ごしでしょうか?
おたおたしている間に、年が明けてしまいました

喪中のためご挨拶は控えさせていただきますが、本年もよろしくお願いします。
年末から年始にかけ、どこに出かけるでもなく、ひたすら部屋を片付けておりました(;^_^A
あまりにひどいので、ついに重い腰をあげたという具合です。。。
ものが散らかると、ほしいものが埋もれてしまい、処理速度が遅くなります。
後回しになるだけでなく、機を逸することの重さはいうまでもありません。
今回も、色々な忘れていたものと共に往時を振り返り、今を顧みる良い機会になりました。
思考も少しはクリアになり、よりはっきりとした方向性や展望が得られることを期待しております。
そんな中で、写真の整理をしていた時に、更新が滞るブログに活力を与えるべく(?)、新しい試みを始めようと思いつきました。
新企画

曜日は決めませんが、一週間に一度は、自然の写真に簡単なメッセージを添えて、ブログにアップしていく予定です。
テーマは色々

私の思う“森のささやき”を、拙いなりにお届けできればと思います。
あッ ( ̄□ ̄;)!! もう一周目が終わろうとしているΣ(=°ω°=;ノ)ノ
何か考えつつも、まだ終わらぬ片付けに戻ります

急に寒くなりました。
風邪を引いたのか、咳が抜けないこのごろです。
ずっと忙しさが続いておりましたが、ようやく一段落…はしていません(笑)
あまりブログも放置していると忘れられてしまうので、久々に更新する気になりました。
デスクトップPCが逝ってしまい、どうにも具合が悪いです。
この暮れに来て、まいってしまいます。
先日、高校生の授業を受け持つ機会をいただきました。
森林インストラクター東京会が年間受注しているカリキュラムで、学校林を使った自然と親しむ授業です。
http://bit.ly/YtaUfP
今回は実際フィールドで素材を集め、クラフトをつくるといったものです。
私の用意した課題は、木の枝を組み合わせたフレームです。
交差する部分を削り込んで重ねて、穴を開けた状態で細い枝をかんざしにして固定するものです。
釘を使わない木組みの技術の応用で、少し難易度の高いものにチャレンジしてみました。
午前は素材集めと観察ということで、まずはアイスブレークと生徒たちの興味を引き出す狙いで、ネイチャーゲームを取り入れてみました。
競争で拾い集めた落ち葉の形状を比較したり、「木こりの親方」という樹木当てのアクティビティーを通じて、身近な植物の違いにスポットをあててみました。
広場で遊んだ後、観察をしながら尾根を目指します。
途中、引っ付き虫(草の種)と種子散布の話、草木の匂いと効能、目を閉じて耳を澄ましたりと、なるべく五感を使って自然に触れ合うようにしました。
人工林の中では、雑木林との違いを生徒の実感を通じて考えてもらい、フィールドならではの話ができたのではないかと思います。
素材集めでは、自主性と協調性に任せるよう、最小限の指示にとどめるよう心がけました。
始めは個々に作業していたのが、徐々に声を掛け合い助け合っていく様子は、見ていて心温まるものがありました。
なかなか指示の聞けない生徒もおり、指導が行き届かない面もありました。
まだまだ、自分の経験と実力の不足を感じさせられます。
昼食後のクラフトでは、課題に対する時間の見込みが甘かったのを痛感しました。
結果として、受け持った生徒6名のうち、完成が4名、何とか形にしたのが1名、未完が1名と、生徒には悪いことをしてしまったようで、心残りです。
午前中に少しでも作業に入れていれば、もう少し余裕ができたのが悔やまれます。
観察は飽きず余らず適度であったと思うので、アクティビティーに時間を割きすぎたかもしれません。
最後の振り返りもろくにできなかったので、一日の感想や気づきの共有ができませんでした。
自然体験活動では、一日のテーマなり参加してみての感想なりをシェアすることに重きを置きます。
ですので、授業としてもまとめきれなかったのは、大きな反省点です。
様々な課題が残りましたが、とてもよい経験をさせていただいた一日でした。
それも、やってみてわかること。経験に勝るものはないと、実感しました。
今後も機会があれば、臆せずにチャレンジしていきたいと思います。
あまりにも充実していたため、すっかりご無沙汰してしまいました。
正直、いろいろありすぎて消化不良気味です。
観察に研修、ハイキングにキャンプ、ネイチャーゲームとイベント目白押しで、
少々へばっておりました。
ようやく長月に入り、キーボードに向かう気になりました(笑)
昨日は高尾山へ清掃ハイキングへ行きました。
「高尾山 GREEN CLEAN 作戦」
いまや、FITの看板イベントです。

とはいうものの、久々に大荒れの天候

雨の中のハイキングとなりました。
雨には雨のよさがあり、森はまた違った表情を見せてくれます。
恵みの雨に、カタツムリも元気そうです。
殻に筋のあるミスジマイマイ
ちなみにカタツムリの右巻き左巻き、どう見るかご存知でしょうか?
正面から見て、右から頭が出ていれば右巻き、左なら左巻きです。
一度見て、確かめてみてください。
ヤブミョウガは花も終わり、実を付けているものも。
秋の気配、フジカンゾウも咲いていました。
小さいながら、口唇型のかわいらしい花を付けます。
土砂降りの雨でも、林内ではそれほどでもなく感じます。
さすがにウェア無しでは辛い状況ですが、樹冠が雨を受ける効果を感じるには充分です。
こういう雨の日は、森林の水源涵養効果を目の当たりにするチャンス。
参加者の方も、雨の森の魅力を楽しまれたようでした。
雨に誘われて、カエル君も現れました。
アズマヒキガエル。よく見ると、かわいい顔をしております。
山頂も雨。東屋に収まり、立ち弁の傘弁
傘差して立ちながらの昼食、こんな機会でもないと体験できない、山の味です。
下山し始めると、雨も小雨に。やがて薄日も覗いてきました。
まぁまた降るさと、山では一喜一憂しないのが得策です。
ところで、高尾山へくる登山客のもっていない3大装備があります。
「雨具・地図・ライト」
3種の神器を持ち歩かない方がかなりいらっしゃいます。
高尾山は生態系への配慮から、外灯がありません。
まぁ、山の中だから当然ですが…
最低限、山に行くのだという心構えだけは、持ち合わせていただくようお願いしたいものです。
蕾もまだありましたが、ヤマホトトギスが見頃のようです。
これは斑点が薄めですが、色鮮やかな固体もあり、見ごたえがありますよ
街はまだ暑さを残していますが、山はもう秋が始まっているようです。
風も涼しくなってきたこの頃、お山が呼んでいますよ
とはいえ、水分は充分にお持ち下さい。熱中症にはご注意を。