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最高のバンドとは？：The Jeff Healey Band “Cover to Cover”
こんばんは。Dukeです。
今日の東京は暑かったー！！
まだ梅雨のはずなのに･･･。
あなたの街はどうでしたか？
そんな今夜は、熱いアルバムをご紹介します。
The Jeff Healey Band （ジェフ・ヒーリー・バンド）の
"Cover to Cover"。
ジェフ・ヒーリー。
凄いギタリストだった。
残念ながら、2008年にこの世を去りましたが。
この人は、盲目のギタリスト。
既に1歳の時、小児ガンで失明。
で、3歳の時にギターを弾き始めた。
始めた（ギターを与えられた）理由は、
『目が見えないことで、心が塞いでしまわない様に、鬱状態にならないように』
という事だったらしい。
プレイスタイルは、かなり独特です。
膝の上（後年は特注の台の上）に、普通のエレキ・ギターを乗せて、
ネックを握るのではなく、指板を上から左手の指全て（親指も）で押さえて弾く！！
その弾き方で、バーコードやチョーキング、何でもこなす！！
しかも、メチャクチャ上手い&イイ！！！
初めて映像を見た時は、開いた口がふさがらなかったよ。
『ほ～・・・』っつって（笑）。
歌も凄くイイし、トランペットを吹いたりもします。
あと、この人のバンド（その名も『ジェフ・ヒーリー・バンド』）が、
またメッチャクチャいい！！（最高！！
）
あるライブ映像を見て、一点、ものスゴーーーく感動したポイントがあるんだよね。
それは、感情が高まったジェフが、椅子から立ってプレイしたあとの事。
また椅子のそばに戻ってきて、
『そろそろ また座ろうかな・・・』としてるとき。
彼は、目が見えないわけじゃん？
そしたら、その時、ベースのジョー・ロックマンが、なにげなくジェフに近づいてって、
ジェフに背中を軽く『トン！』と当てて、ジェフに椅子の位置を教える。
すると、ジェフは、手で探る事もせず、その位置で『ストン！』と腰を下ろす。
下ろした先にはちゃんと椅子があるわけ。
コレ、スゴくない！？
だって、
『ジェフはそれだけ（それ程までに完全に）バンドのメンバーを信用してる』
って事だと思うのね。
例えばさ、あなたが目隠しして、誰かに『ここに椅子があるよ。座って。』って言われたとして、
手探りもせずに、そのままストンと座れる！？
よっぽどその人を信用してなきゃ座れないんじゃない？ 怖くて。
（俺なら、怖い！（笑））
しかもステージの上でだよ！？
バントってものは、何人かの人間が集まってやるもの。
そして、その関係性etc.は音に出る。絶対に。
そこで考えるわけ。
『こんなに信頼しあってるメンバー同士がやってるんだよ！？ 音が一つにならないわけないじゃん！！』
って。
本当に素晴らしいバンドだと思う。
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ギター練習用におすすめのヘッドフォンとは？ 【再アップ】
◎2021年2月4日に書いた記事の再アップです！
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こんばんは。Dukeです。
まえに、
"エレキギターの自宅練習にオススメな機材"
について書いたとき、
『ヘッドフォンが使えるものだと便利
』
と言いました。
そうすると、
『じゃあ、ヘッドフォンはどれがいいの
』
って、迷う場合もあるでしょう。
ということで、
今日は、
"ギター練習用に向いているヘッドフォン"
について書いてみます。
これ、
自分としては、けっこう大事なことだと思っています。
まず、ヘッドフォンの種類について。
スピーカーと同じなんだけど、
ヘッドフォンには大きく分けて２種類あります。
それは、「リスニング用」 と 「モニタリング用」。
◆リスニング用は、『音楽etc.を、気持ちよく鑑賞するためのもの』。
「中域がすごく綺麗」とか、「音の輪郭（りんかく）がクッキリしてる」とか、メーカーや機種によって色々あるけど、それは好みに合わせて選べばOK。
◆モニタリング用は、『音を可能な限り忠実に再生するためのもの』。
例えば、録音した音とか、いま自分が弾いてるギターの音とか、その"ありのままの音"がどうなのかをチェックするためのもの。
なので、レコーディング現場で主に使われるのは、モニタースピーカー＆モニターヘッドフォンです。
結論から言うと、
個人的な意見としては、
初心者であっても、
（むしろ初心者だからこそ？）
モニタリング用のヘッドフォンを使うのがおススメです。
（※ネットで調べるなら、"モニターヘッドホン"で検索すれば、たくさんヒットします。
）
ちなみに、モニター用ヘッドフォンの代表と言えばコレ。
↓↓↓
SONY MDR-CD900ST。
これはもうホントに "ド定番"なモデル。
レコーディングスタジオには必ずあります。
かくいう自分も愛用者の一人。
（※ちなみに、このヘッドフォンは、レコーディングスタジオなどで長く使われることを想定してるので、すべての部品が、それぞれ交換可能です。
）
モニター用のヘッドフォンをおススメする理由は、
ずばり、『その方が上達するから』。
ウデもそうだし、なにより"耳"を育てるためにもね。
どういうことかというと、
リスニング用のヘッドフォンは、良くも悪くも、気持ちいい音に聴こえてしまうんだよね。
マァ、そうなるように作ってるわけだから。
でも、ギターを練習するにあたっては、
『自分が出してる音を、可能な限り "そのまま" 聴く』
ってことが重要。
ヘッドフォンのせいでキレイに聴こえちゃうと、
実際の音色は良くないのに、
『ウン。いいじゃん
』
って勘違いしてしまう。
で、いざヘッドフォンなしでフツーに弾いてみたら、
『あれ！？こんなはずじゃないのに･･･
』
ってなりがち。
特に、リスニング用には低域が強めのものがすごく多いね。
『迫力があるように聴こえるから』なんだけど、
練習においては、これがまたクセモノ。
さっきの『キレイに聴こえちゃう』っていうのと同じで、
ヘッドフォンで弾いてる時は、ロー（＝low：低音）の効いた迫力あるサウンドだと思ってたのに、
いざエアーで（＝ヘッドフォンじゃなく、アンプなどから音を出して）弾いたら、ショボイ音しか出ないなんてことも。
マァ、とくに俺たちみたいなロッカー
はですね、
往々にして重低音サウンドが好きだったりするので、
『迫力の重低音！』
とか表記されてるヘッドフォンに惹きつけられがちだけど(笑)、
（分かるけどー！
）
少なくとも練習用のヘッドフォンに関しては、
それは選ばないほうがよいです。
加えて、ローがあんまり強すぎると、
モコモコした、音の輪郭がぼやけたカンジにもなりがち。
それに慣れてしまうと、
こまかい音（＝音の細部）を聴ける耳が育たなかったりもする。
なんでもそうだと思うけど、
"練習"にあたっては、『自分の現状を把握する』 のが上達への第一歩。
悪い部分が分からなければ、修正のしようがないもんね。
かつ、良い部分＆良くなった部分もちゃんと把握するのが大切。
その為には、自分の出してる音をできるだけ忠実に聴ける機材が適してるわけです。
モニターヘッドフォンで聴くと、
自分のアラとかもすごく見えて（聴こえて）、
最初は 『ガクッ
』 ってなるかもだけど、
それを、『なるほど。今はこうなのね。
』 と、
あたかも他人事のようにクールにとらえるのが吉。
そこからすべてが始まるわけです。
そうやって少しずつ階段をのぼっていった先に、
あるときふと気づけば、
かつて自分が思い描いていた理想の自分が立っている
はず。
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“気づく”ことから、すべては始まる ～映画『大逆転』～
こんばんは。Dukeです。
東京は湿度高し！！
苦手やわー。
あなたは、いかがお過ごしですか？
先日、この映画を観ました。
『大逆転』（原題：Trading Places）。
1983年公開のアメリカ映画。
コメディです。
出演は、
ダン・エイクロイド
エディ・マーフィ
ジェイミー・リー・カーティス。
（ジェイミー・リー・カーティスかっこいいよなー！）
まさに、役者がそろってるといった感じでしょうか。
ストーリーは、ざっくり言うと、、、
『何不自由ない人生を送るエリート＝ルイス・ウィンソープと、最低の貧乏生活を送るホームレス＝ビリー・バレンタイン。
大富豪デューク兄弟の"賭け"により、ある日突然２人の人生が入れ替わる。
２人の命運はいかに！？』
みたいなとこかな。
出てる俳優さんがみんなウマい人たちだから、メッチャおもしろい。
初めてこの作品を見た子供のころから、大好きな１本。
DVDも買いました！
（なので、定期的に観てる(笑)）
純粋なコメディ映画として楽しめる作品です。
が！
今、この映画を観て印象に残るシーンはココ！
それは、ビリーが急に金持ちになった時の事。
なじみのバーで悪仲間にさんざんイイ顔をして、
そのまま自分の屋敷にみんなを連れて行ってパーティーする。
ところが、あまりの素行の悪さにブチ切れて、
みんなを追い出すわけ。
そのあと、執事のコールマンが、
『ご友人の皆様は楽しまれたようですね』
って言うのね。
そしたらビリーが、
『あれは友達なんかじゃない。ただ、"たかり"に来ただけの奴らだ』
っていうわけよ。
それを聞いたコールマンは、
・ビリーがその現実に気づいたこと
・ビリーが本当は孤独な人間だっていうこと
に気づくわけ。
そのあと、コールマンに『Thanks, man.』って言って、寝室のある2階へと続く階段を上っていくんだけど、
その後ろ姿が、ものすごく寂しそうに見えるわけ。
このシーン！
最近は、このシーンが最も印象に残るんだよね。
ここが、ビリーの、人生のターニングポイントなんじゃないかな
って思うわけ。
もちろん、この映画、実話ではないんだけどね。(笑)
かつ、この映画の場合は、『自分の努力でどうのこうの』っていうストーリーでもないんだけどさ。(笑)
痛快コメディーだから。
でも、実際、こういう瞬間ってあると思う。
少なくとも自分には覚えがあるな。
人間、『変わるきっかけ』って色々あると思う。
その中の大きな一つの要素として、
"気づく"ってことがあると思うんだよね。
今の自分の状況だったり、
自分の本心だったり、
要は、『自分自身に気づく』とき。
それって、自分が変わる初めの一歩だと思う。
気づいて、
『今のままでいい』と思うならそれでいいしさ。
『変わりたい』と思うなら、『じゃあどうする？』
って先にも進めるし。
今の自分が分かってなけりゃ、そもそも良いも悪いも判断できない。
ビリーみたいに、今、イイ状況にいないと思うなら、『じゃあ、変えようよ』ってなる。
そしたら、
それが、血がにじむくらい本気なら、
何かが変わるよね。
今までの自分がどんなにダメなヤツだったとしても、
きっと変わると思うんだよな。
少なくとも自分はそうしてきたつもり。
昔の自分と比べるとだいぶ変わったと思う。
（恥の多い人生でした(笑)）
最初は、ほんのちょっとの小さなことから。
それが出来たら、またちょっとだけ何かを良い方向にするように頑張る。
そうやって、ゆっくりゆっくり変わっていけばいいと思う。
ビリーみたいに大金持ちになれるかどうかは分からないけど(笑)、
いつか、胸に何のつかえもなく笑える日が来るような気がする。
・・・なんて思ったりする。
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