(第23回)ひとやすみ2
インターネットの検索システムは便利だ。例えばこのフットハットの挿絵用資料なども、Web上で検索することが多い。
検索システムも様々あるが、やはり大手といわれるGoogleをよく使う。
例えば何の気なしに自分の名前などを打ち込んでみると、面白い。
「塩見多一郎」で検索すると、十件ほど検索結果が出る。自分のホームページや、リンクしているホームページなどが現れる。最近は出版などしたので、著者として検索にも引っ掛かるようになったので、何となく嬉しい。
「し」行の作家として、志賀直哉のとなりに自分の名前があった時は、嬉しいというより、恥ずかしかった。この行には司馬遼太郎や椎名誠なんかもいて、とてもいい「行」である。
例えば、僕の友人の元プロボクサー東洋チャンプの名前を打ち込むと、百件余り出てくる。
やはりプロとして活躍していたので、僕など比べ物にならぬ検索結果である。これが人気のある世界チャンピオンの場合、2千7百件ほど出た。タレントやスポーツ選手にとって、WEBの検索に何件の名前が出るか、人気のバロメーターになりそうだ。
ちなみに、「小泉純一郎」で検索すると、5万4千件ほど出た。この中には、総理大臣ではない小泉純一郎さんも混じっているだろうが、とりあえず凄いね。
もっと凄いのは、「宇多田ヒカル」13万4千件。「イチロー」19万8千件。「浜崎あゆみ」44万1千件。といったところ。想像もつかない数字である。
先のワールドカップで活躍した貴公子「ベッカム」は13万5千件。ローマ字で「Beckham」と打ち直すと、世界のWEBサイトが対象となるので、検索件数は63万件と跳ね上がる。イチローの場合は「Ichiro」と打つと22万9千件と、少しだけ上る。他の日本人は、ローマ字で打ち直すと軒並み数字が下がるので、やはりイチローの人気はメジャー級といえよう。
名前ではなく、文字で検索してみるのも面白い。件数は一気に増える。
「夢」445万件。「愛」716万件。「希望」1190万件。逆に「絶望」は24万2千件、絶望より希望が圧倒的に多くて良かった。
このような対比検索も面白い。「満腹」12万1千件、「空腹」19万4千件、おなかの空いている人の方が多いわけやね。「喜ぶ」33万4千件、「怒る」33万1千件、人の感情はバランスが取れているということか。
件数の多さだけで見てみると、「新」4170万件、「名」3360万件、「市」2420万件、といったところが多いが、これらは他の文字と組み合わさっていることが多そうだ。
さらに、数字一文字を打つと、何億という検索件数が出る。1位は「1」9.7億、2位は「2」で7.7億、以下数字通りの順位で、4と5の間に「0」が割り込む。
始終こんな暇人なことをしているわけではないが、たまに仕事に疲れたときなどは、一休みして、検索システムで遊ぶのだ。
ちなみに「a」は17億7千万…。もうええって。
2002年10月16日号掲載

一休 1394-1481
室町中期の禅僧。禅宗の腐敗を痛罵して自由な禅のあり方を主張。
| 追記・・・当初『フットハットがゆく!』は、日本の偉人の名前をダジャレで副題に付ける…という手法をとっていましたが、20回を越えて完全にネタ切れ状態…(汗)。忙しかったり、〆切に間に合わない場合は、この『ひとやすみ』という副題で逃げることにしました。ちなみにこのやりかたはその後10回ほど続き、読者から「手抜きでは?」と苦情が来ました…(汗)。 |
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