徒然芝 -tsuredureshiba-

フットボールについて意見を聞いてくれる人が職場に居ないので

とりあえず自分の意見を吐き散らしています。



主にドイツというかドルトムントファンなのでそこいらへんについて多いです。

 ドルトムントファンの理由は振り返ること1996年位のザマーが輝いた頃に…

 トヨタカップで見た時にユニフォームが格好良かったから。

 当時バイエルンに比べてドイツ人多かったから、

 ロビーが居たときのユーベの選手がいっぱい居たから結構メラー好きでした。

 世界最高のリベロが居たから...etcetcetc



最近は欧州で戦うドイツ代表クラブとしてバイエルンへの意見が増えてます。

(ほぼバイエルンもファンになっている…)



他は最近買った漫画なり音楽なりと語っております。

そんな趣味も好みも雑種の徒然雑記です。ご興味あればご覧ください。

ご挨拶がてらコチラの妄想footballteam
をご覧戴ければfootballの趣味が御解りいただけます。

フィギュア関係の方はコチラの俺の棚をご覧ください



※記事書くことでペタ返し等はサボっていますがご了承ください。







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EURO2020 レーヴの旅の終わり

思えば随分ほったらかしたものだ。

 

2016年にEUROの出場国が24国に増えて

DAZNとかいう破落戸の所為で

ブンデスとかCLとかの放送がシッチャカメッチャカにされて

ゲッツェの不遇とかエジルの差別の問題などなど

footballへの熱が醒め2018年のW杯でのドイツの失態

さらに進む商業主義なfootball云々かんぬん

とfootballについて少々ほったらかした言い訳はこれくらいにして

(ただそれなりにBVBは追いかけてましたがコレまたファブレが...)

 

ということでコロナ禍で遅れたEURO2020

正直ドイツ代表への期待は薄かった。

W杯以降のレーヴによる強制的なミュラーとマッツ、ジェロームの引退で

無理やり世代交代を図るも失敗は大きい方針転換で

ミュラーとマッツを復活させたのは良いが準備不足は否めない。

更に僕のマルコ・ロイスがEUROを辞退。

BVBの為にはありがたいけどこれでより代表への期待は薄れる

そんな中で初戦のフランス戦

 

圧倒的なタレント軍団フランス相手に手応えのある戦いが出来て

これならば決勝トーナメントは行けそうなんて思える試合

 

ただ懸念材料のFWが...

スペースを消されたニャブリの1トップ

ドイツ7不思議の一つEUROで無得点のミュラー

チェルシーでのゴール欠乏症で自信なさが顔にモロに出ているヴェルナー

シュートチャンスを譲ってしまうフォラント

スペースを与えられないザネ

と誰がゴールを奪えんだ?

 

繋ぐことに拘りすぎて相手に時間を与えてしまい前線でのスペースは無く

それをこじ開けれるCF、そして誰もが想像できないアイデアと技術を持つ魔術師も不在

 

多少戦えるが不足点が目立つ

ポルトガル戦はドイツの3バックにしてサイド2人が嵌ってくれたから良かったものの

ゴーセンスが下がってハルステンベルク出てきての代表不慣れの浮き足立ち感は酷い

 

キミッヒのサイド起用を文句言われるけど

右サイドで彼ほど出来る素材が見当たらないのも現実

ギンターSB起用しても2CBにマッツがいるとスピード不足の懸念も正直ある。

イングランド戦は球際での強さを見せたけれども

フンメルスを浮かせて3バックで守備強化というのは理解は出来た。

 

総じて感じたことはヴェルナー、ギュンドアン、ニャブリ、ザネに色濃く出たが

代表で戦うというアドレナリンが出すぎるほどの緊張感が無い

結局目立つのはミュラーが前から当たれという指示が届かない虚無感

 

その中でハヴェルツ、ゴレツカ、ゴーセンス、ムシアラといった希望が観れたのは大きい

 

BVBファンからしたらCF問題はロイスがいたら違ったかもとは言っておかねば

ゴール前でのアイデアだったらオランダで輝きを取り戻しつつあるゲッツェを

ああいった国際大会で選ぶのも良かったかも。とも言っておかねば

 

イングランド戦はやられた感あるけど

後半のシュート機会得点取られたとこだけ

ミュラーのゴールが入ってれば...

たられば言ってもしょうがないけどよく見てみたら運命は紙一重

タレント軍団のフランスがRound16で敗退しちゃうのがfootball

なんて負け惜しみを言うけれど結果は結果

 

レーヴには感謝しかないけどW杯優勝以降の代表の状況は厳しく

修正するにも関係性が深くなりすぎたために変化するのが難しかった。

レーヴとの旅も終わり新しく旅立ちは結構楽しみが多い

 

ミュラー、クロース、フンメルス、ノイヤーの去就はきになるが

次のW杯まで約1年半という微妙な時間しかない代表引退には少し早い気がする

ただ彼らが去ったとしても先に述べたムシアラ、ハヴェルツ、ゴレツカに

下の世代のヴィルツ、エンメチャ、バルトシュミットだったり

今期うちのダフートも良くなってきたしと楽しみな素材はいる

さらにCF問題だがフリックが新しく提案するfootballにより求めるCF像も変わる

それに来季、もしハーランがBVBを去ったならば愈々ムココを本格的に実践を積んで貰えばいい

D・ミュラーから始まったルンメニゲ、フェラー、クリンスマン、ビアホフ、クローゼ、T・ミュラー

のFWの系譜はムココがしっかりと引き継いでくれるはず

マルコ・ロイスもいい年になり選手としての時間も徐々に無くなる中で

ドイツ代表の不遇の時間がまたやってきたりしているが

今回のEURO以降より自分の中でドイツ代表応援熱が高まってきた。

 

2014年以降燃え尽き症候群だった自分にまたしても心の灯火が再燃してきたのが嬉しく思える

 

Footballやスポーツの金銭主義には辟易するが

"football anticlimax"

改めてこの言葉を意識することになった。

 

とりあえずサンチョはBVBを去るらしい

でも大丈夫ユリアン・ブラントの復活が待っている。

とりあえず今大会のEUROはエリクセンの事故で男を上げたディレイニーのデンマーク

アザール兄弟のベルギー、アカンジのスイスなどなどを楽しむことにする

それにしてもグループ3位突破がベスト8に3チームってコンペティションって...

今季は下絵の時期ではないだろうか?

くどくどと今季始まる前段階でのBVBの現状を把握したところで

今季の展望を推察。

 

先に述べた通り今季のBVBは最低限のCL出場権

ポカールはバイエルンに当たるまでには負けない

CLはグループを突破できれば御の字

っていうのがノルマと目標。

 

CLやポカールはノルマ達成できなくても

問題はないのだがブンデスリーガでの4位以下

って状況だったらファブレ政権がシーズン終了まで続いていない可能性は高い

 

ファブレは実際、今のスタイルが最終系への一本の道筋とは言っていない

いろんな形を試してローテーションしていくとも言っている。

 

ただ一つだけ現在の形が今季終了までの道筋になりえそうなのが

GKと最終ラインの構成。

ソクラティスが去りアカンジ、ディアロの若くフィジカルの高いCBコンビが中心

サイドバックは相変わらずピスチェク、シュメルツァーだが

今季ここにバックアップ兼競わせる若い素材のハキミが入り

左も攻撃的なラファエル・ゲレーロが居る

 

今の4-3-3のサイド攻撃では前の左右のウィングポジションよりも

サイドバックを高く上げさせるチャンスメイクが多い

パコが入り前の組み方には変更があるだろうが

サイドバックが高い位置を取り左右を広げるのは今後も続くであろう

そうなるとサイドバックの位置も含めて最終ラインのスタイルは

今のままのブラシュアップが想像し易い。

 

サイドバックを上げちゃうこともあり中盤の3人の構成は現在は守備的

ヴィツェルの創造性だけだとアタッキングサードでは

ディレイニー、ダフートだと物足りなさは顕著に出ている。

その分このグラディエター型の2人は運動量と守備への貢献でカバーしているから

後ろに守れることが出来るのだが

クロップ以降の監督が行っていた高い位置での守備奪って早い攻撃という

ランガンスタイルとは大きく異なる。

現にここがファブレの悩みどころでヴィツェル抜いたダブルボランチとか

ヴィツェル、ヴァイグルのダブルボランチとか悩ましく考えている

今後ヴィツェルワンボランチでゲッツェ、香川を前に置くとかも

試すだろうしそのためにはシーズン始まって1月の距離感では

彼らはまだ活きないと思う(お互いが他者との理解力を得て活きる選手なので)

明らかに今のスタメンの3人の中盤だと前での創造性に不満があるので

ここはまだ模索中であるのだがサイドバックを上げるやり方が主であると

中盤での運動量はやはり必須となりSBとのバランスを監督がどうするかも大事。

 

一番の問題は前の人材。

正直、CLでの香川がゲッツェより輝いた理論も

ゲッツェの方が体の重さ感はあったがそれよりも問題はサイドのチョイス。

ボールを止めてしまう割に打破する力まではないサンチョ

パスを渡した後の創造をしていても彼で止まりリズムが狂う

球離れが悪くても個の力で打破してくれたらサンチョが正しくなるんだけど

抜くわけでなくボールを戻す。

右サイドのヴォルフは基本もらったらボールを下げるマンに徹し

サイドに広がってもパスすら回らない。

前が渋滞を起こすからトップ下に入る選手は後ろに下がらないとスペースがない

この前の試合ではサンチョをプリシッチに変えて渋滞が緩和され

香川が前で受けれたし、何よりブルージュのプレスも60分過ぎて

落ちてきたこともあるからどっちが圧倒的に優れている理論は

どうも違うと思うし共存できると思っているファンの一人からしたら

どっちが上とかじゃなくて共に出てくれれば一番面白いのが観れんじゃない?

って議論を進めるために現況何が問題かを認識した方が良いと思う。

 

たぶん今後はサイドバックを上げることでクリスマスツリー案も

出てくるだろうしツートップっていう方法も考察となると

今誰がスタメンで誰が構想外なんて無理やりに話題出して

ニュースにしたがる世論ていうのは見当違いなんではないか。

 

ただいまひとつだけ思うのはヴォルフはサイドで使うんだったらディレイニーみたいに

中で使う方がまだ活きるのでは?でも僕には守備貢献もイマイチなんだけど

少なくとも彼をサイドで使う選択肢が優先されるのが解らない。

サンチョは後半からのジョーカーだったら効果あるけど

スタメンで使うにはまだ早いと思うし

あんだけイングランドの若い代表で活躍しながら

ペップが簡単に手放したことを考えると戦術理解に問題と

まだ力不足だと解っていたのではないかな?

 

過去強いBVBでは古くはリードレ、アモローゾ、コレル、フレイといて

クロップからはバリオス、レバンドフスキ、オーバメヤンと

軸になるCFが居たこの軸をロイスにするのかパコになるのか

ただオーバともバチュアイとも違うCFに新チームがどう彩りを飾るか

 

末長くフットボールを楽しむものとしては今季は

チームがどんな画を描こうとしているかを見据えていければと思う。

 

 

今季の展望語ろうと思ったけど...

失意のW杯も終わり。

夏の移籍期限も終わり。

開幕からひと月ほど経ちやっと今季のBVBの展望を

つらつらと書き記そうかな

なんて思っていたのだが

どうも世の中世知辛く時流が早すぎるのか

一試合一試合での断定的妄想ニュースが跋扈して辟易する。

 

多分、日本でのドルトムントへの認識っていうのは

香川が移籍した2010年からなんだと思うけど

優勝したあの年も正直BVBの力ってEL出れれば良いくらいだったのだが

あの時の優勝からクロップのドルトムントが強くて面白いフットボールをするという

世間へのアピールが出来てしまい

その積み重ねからブンデスリーガではバイエルンの2番手くらいの評価が

近年のBVBへのイメージなんだけど

正直今のBVBの立ち位置はあの上り調子の2010年から

大分変化していると解っているつもりでも

世間は認識違いで物事を話しているように思う。

 

2010年-2014年くらいまでのBVBは確かに強くて面白いフットボールを見せれる

チームだったのだけど当時から抱え続けた守備力の低さの問題が

尋常じゃない運動量と若さのメンタルで支え続けていたのが

崩壊したのがクロップの晩年のBVBである

しかもこの黄金期を築くために

クロップの下ごしらえ期間は2008年からの2年間ある。

 

そのクロップのバトンを受けたトゥヘルだが

刺激的な高度な戦術が監督の自己満足とも思える部分に入り

チームは心に大きな負担を受けたまま監督との別れを告げる

この段階においても潜在的な守備的不安は解消されないまま

 

アヤックスで攻撃的フットボールを展開していたペーター・ボスが引き継ぐ

序盤はVARの運も味方してチグハグながらも結果が出たが

研究されて対応され始めると次の手がなく

ずーっと不安視されていた守備面のテコ入れが出来ずに

トゥヘルの時にはまだ強さを維持できたのだが

結果も出なくなりクロップが築いた強くて面白いという謳い文句は

昨年には全て貯金を使いきってしまっていた。

 

そして今年のファブレ監督である。

(っていうかシーズン始まる前のところまで長かったな...)

最早BVBに面白く攻撃的なフットボールの看板は無い

少なくともクロップの紡いだフットボールの残り香は皆無だ

攻撃的に特徴ある選手を掲げているから

攻撃的なフットボールが出来るチームだが

世間でイメージが強かったドルトムントとは別物である。

(今のバルサが2008年からのペップのスタイルとは違うように)

 

まぁ逆に守備的なフットボールが出来るチームでは無いか...

 

ただドルトムントが強いというのはある程度イメージされている

これが大きな問題。クロップが就任した時のBVBへの求めるものと

それ以降のトゥヘル、ボス、ファブレはある程度の結果も求められてのチーム作りになる。

 

これが非常に重要。そしてこれこそが今回の本題。

んで開幕してからのBVBの結果と内容を見てどう思うか?

 

結果には満足だが内容には誰も納得いっていない

当然である。ファブレは結果を残すことは最低限とされている

さらにスタイルという上積みを考えた時に今のやり方で

シーズン通して結果が出るってフットボールを見続けた人がそうだと思いますか?

ファブレが目指しているフットボールが今のやり方の延長というのではなく

積年の問題だった守備をまずは安定させてから攻撃の駒を並べる

その土台と結果を残しての猶予期間作りと思わなくてはいけないのでは?

 

W杯があったり主軸のCFが移籍ギリギリで取ったり

すぐFIFAウィークあったりとチームの相互理解が足りないのは

ブンデス見てもこの前のCL見ても試合見ればこれは距離感とか

かなり齟齬があるなって解る。

 

ここが修正点とか今後こうなるかって展望を語るよりも

現時点のBVBの力量をちゃんと測ってから有識者っていう

メディア通して語る人たちは考えて欲しいと

古くからのBVBファンは切に思う。

 

って全く展望なんて語れなかったな...

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