この滝口沢の大滝は、道路からとても近い位置にあります。
けど、それに反してその行程は危険なものとなっています。
ひだまりの里に駐車料金を支払って車を止めてから、道路を
少し戻って滝口橋の脇から(躊躇せずに進入したけど・・・)
沢へと入ります。
5分もしないくらいで前衛滝の前にたどり着けます。
前衛滝の上には合間から滝口沢の大滝がチラチラと見えて
いたりします。
そして、この行程で一番の難所(道路を歩く方が・・・と言う
話もありますが・・・)なのが前衛滝です。
上段3m、下段7mとそれほど大きくはなく少々身軽な人ならば
フリーでも容易に登ってしまえるほどなのですが・・・
まあ、登りは思いの外簡単と思えたりしますが、降りはとても
危険です。
靴の仕様にもよりますが、上段が滑ります。
ザイル等の補助がないと滑落する危険があります。
幸いにして、今回は頼れる滝仲間らがいましたのでそれほど
困難ではありませんでした。
とは言え、補助があっても十分危険は伴いますので安易な
気持ちで行くことはやめた方がいいです。
そんな前衛滝を登った先は・・・ちょっとばかり閉鎖された
空間が待っています。
水量も適量なのでしょう。
この閉鎖空間は、かなりの癒し空間でした。
でも・・・ほんと広くないので滝を撮影するのは広角レンズが
ないと難しいですね。
ですので、今回はパノラマ撮影で全景を収めることにしました。
最近のカメラは多機能でいいですね。
自動で処理してくれて、ご覧のような感じです。
撮影は、2019年05月12日です。
アクセスは、道の駅「山北」から県道76号を北へ道なりに
進んで行きます。
約3kmほど進んだ先、滝口橋の手前から沢に入ります。
5分ほどで前衛滝が見られ、その上が滝口沢の大滝です。
県道の幅は、それほど広くなく入口付近には車を止められる
スペースはありませんので有料にはなりますが、ちょっと先に
あるひだまりの里オートキャンプ場を利用するのが無難です。
また、前衛滝の登り降りには危険を伴いますので、十分な
装備を用意することが必要です。