茨城県つくば市臼井 大塚・十三塚 | 古墳探訪記

古墳探訪記

関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

今日は茨城県つくば市臼井にある臼井古墳群をアップします。

 

六・一書房『常陸の古墳群』によると円墳3基からなる臼井古墳群。現存は2基。

消滅した1号墳は『筑波町史』だと前方後円墳としているものの、「前方」部が確認できないため、円墳の可能性が高いと『常陸の古墳群』では記されています。

 

↑国土地理院より(赤い文字はふっき~が加筆)

地理院地図 / GSI Maps|国土地理院

 

 

まずは臼井古墳群の東端にある大塚からウインク

↑大塚、南東側より

大塚という名前ですが、見た目は小塚口笛

「古墳」扱いにはなってないようです。

場所はこちら: 36.199545, 140.100875

 

 

 

↑西側より

大塚という名前からすると、昔は大きかったことが想像できます。

現状直径約10メートル、高さ約4.5メートルの円墳状。

 

 

 

↑北西側より

 

 

 

 

↑こちらは十三塚

南北約200メートルにも及ぶ細長い形状。

池を造るため水流を堰き止める堤防であったという説、船着場であったという説、筑波山へ向かう参道であったという説など色々あるようです。

 

 

↑十三塚北端の様子

 

臼井古墳群、次回に続くウインク