奈良県高市郡明日香村栗原 文武天皇陵(檜隈安古岡上陵) | 古墳探訪記

古墳探訪記

関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

↓まずは国土地理院の航空写真

↑赤い文字はふっき~が加筆

地理院地図 / GSI Maps|国土地理院

 

 

 

↓昨日アップした高松塚古墳から南側に、かなり目立つ古墳がありますウインク

↑17A-0601古墳です。

けっこう大きいですびっくり

 

 

 

 

 

↑17A-0601古墳を通り過ぎると見えてくるのが文武天皇陵。

宮内庁治定の檜隈安古岡上陵(ひのくまあこのおかのえのみささぎ)。

 

 

 

↑文武天皇陵の解説板

 

江戸時代、この地には石室が開口していた「栗原塚穴古墳」があったのですが、畑として開墾され消滅滝汗

その後、破壊された古墳が文武天皇陵かも!ということになって元治元年(1864年)に土を盛って現状のようになったとか。

 

 

 

↑文武天皇陵拝所お願い

 

上記で触れたように、この森の中にあるマウンドは江戸時代末に築かれたものなので、古墳ではありませんあせる真・文武天皇陵は一昨日アップした中尾山古墳であることが確実視されています。

 

 

 

 

 

↑文武天皇陵のすぐ西側に見える古墳、こちらは17A-0167古墳です。