香川県高松市峰山町 小塚古墳 | 古墳探訪記

古墳探訪記

関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

昨年12月2日からの2泊3日の四国墳活旅、最後に訪れたのが高松市にある石清尾山(いわせおやま)古墳群です。

 

↑国土地理院地図

地理院地図 / GSI Maps|国土地理院

高松市の航空写真。写真中央の山に200基を超える古墳があります。

 

 

↑石清尾山古墳群の解説板

 石清尾山には現在、百をこえる古墳があるが、なかでも墳丘を石で造った積石塚古墳が有名である。

 これらの積石塚古墳は、全国的にも珍しい双方中円墳2基、前方後円墳8基、方墳1基、円墳十数基と変化に富み、規模も全長100メートルに近いものから直径数メートルのものまで様々である。このほとんどは、古墳時代前半の4,5世紀にかけて造られたものと考えられている。

 以上のことなどから、石清尾山古墳群は、郷土を知るうえでも、また、学術上からもきわめて貴重な遺跡として、高い評価を得ている。

 

 

 

↑「石清尾 ふれあい古墳の道」というハイキングコースの案内板もありましたチュー

 

 

ジャスト・フィフティのふっき~、墳活旅三日目で足がガクガクえーん

 

石清尾山古墳群がある峰山公園第二駐車場に車車を停めて、まずは小塚古墳を目指したのですが、登り道がきつくて、太もも・ふくらはぎ・臀部の疲労感が一層増してしまいましたえーんえーん

 

↑ヒーヒー言いながらたどり着いた小塚古墳

場所はこのあたり: 34.329516, 134.029051

 

 

 

↑小塚古墳の解説板

 この古墳は、北の石船積石塚と南の姫塚古墳のほぼ中間にあり、前方部を北側にむける前方後円墳(積石塚)である。

 墳丘中央部を尾根道が縦断しているため、墳丘の元の形状ははっきりしないが、全長約17メートルをはかる。古墳群中では最も小さな前方後円墳と考えられている。

 

 

↑小塚古墳の「後円」部

墳長が17メートル、高さ約1メートルなので、かなり小さな前方後円墳です。「前方」部は確認できないほどの現状でした。

 

石清尾山古墳群、明日に続きますウインク