香川県高松市峰山町 石船塚古墳(石船積石塚) | 古墳探訪記

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関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

12月4日に訪れた香川県高松市にある石清尾山(いわせおやま)古墳群、続きですニコニコ

 

↑石船塚古墳、北西側よりカメラ

左側が「前方」部、右側が「後円」部、積石塚タイプの前方後円墳。

場所はこちら: 34.331097, 134.030178

 

 

↑石船積石塚の解説板

 この古墳は、石清尾山古墳群の中のひとつで、最も早く国の史跡に指定された。

 本古墳は、鎧塚の南に位置し、前方部を北側にむける前方後円墳(積石塚)である。

 古墳の全長は、約57メートルの規模をもち、墳丘形状をよく残している。後円部墳頂に刳抜式割竹形石棺があり、棺身には造り付けの枕がある。この石棺が船形様であることから石船塚と呼ばれている。円筒埴輪が出土しており5世紀初めごろに築造されたと考えられる。

 

※「後円」部の高さは約5.5メートル。

 

 

↑こちらが後円部墳頂にある刳抜式割竹形石棺

左側が石棺の本体、右側が石棺の天蓋です。本体の方に造り付けの石枕があるのですが、水+落葉で見ることができませんでしたチーン

 

 

 

↑角度を変えてカメラ

 

 

 

↑「後円」部から「前方」部方向

 

 

 

↑「前方」部から「後円」部方向

 

明日は双方中円墳についてウインク