興昌寺山第1号古墳で、ちょっとした山登りをしたあと、次に向かったのは観音寺市室本町にある丸山古墳です
↑まずは丸山神社の鳥居
山の上の神社古墳でしたが、見ての通り、車で登ってこれました軽自動車じゃないと登るのが難しいような厳しい山道でした
↑車を降りて、すぐに目に入った手水鉢?
これ、石棺に見えませんか?
遺跡発掘調査報告書に、この手水鉢についてはまったく触れられていません丸山古墳ではない、別の古墳出土の石棺ってことはないのかな?
↑丸山神社の拝殿・コマちゃんズ・鳥居
↑本殿裏手にある丸山古墳
↑手前に傾いている解説板
推定直径約35メートル、5世紀中頃~後半築造の円墳。茸石あり。埴輪は円筒埴輪、キヌガサ形埴輪、動物埴輪が出土。
石室は、南北現存長約4メートル×東西長約3.5メートルの方形に近い長方形プラン。推定の石室高さは2.5メートル超、横穴式石室の可能性大。石棺は阿蘇溶結凝灰岩製の刳抜式船形石棺。
↑解説板左奥、簀子になっている所に土嚢が積まれ、石棺が保護されています。(以前は露出していたようです)
↑露出していたころの石棺の様子
『観音寺市内遺跡発掘調査概要報告書 丸山古墳』より拝借。
石室の構造、石棺の材質から九州との強い関係性が考えられる古墳です
↑石室の様子
↑写真ではよくわかりませんが、墳丘もしっかりと残っていました
香川県一人旅の二日目(12月27日)に訪れた観音寺市の古墳は以上となります。(あとは観音寺市高屋町にある鹿隅鑵子塚古墳も見に行ってますが、七宝山配水池の敷地内だったため、近寄ることができませんでした)