群馬県太田市鳥山上町 鶴山古墳 | 古墳探訪記

古墳探訪記

関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

12月6日に訪れた太田市の古墳、続きですウインク

 

↑鶴山古墳、東側よりカメラ

畑の中にあるので、かなり目立ちますびっくり手前はネギ畑。

 

 

↑国土地理院図、1974年~79年の航空写真、赤い〇や文字はふっき~が加筆

https://maps.gsi.go.jp/#17/36.323954/139.341750/&base=std&ls=std%7Cseamlessphoto%7Cort_old10%7Cgazo1&blend=000&disp=1111&lcd=gazo1&vs=c0j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

ちょっと古い航空写真を見ると、かなり大きな前方後円墳ということがわかります。(最近の航空写真だと「前方」部がイマイチわかりません)

 

 

↑鶴山古墳、西側よりカメラ

この写真を撮ってる時、実は「円墳!」と思い込んでいますえー

 

 

↑解説板

かなり字が薄れています。

要約:墳長102メートル、「後円」部高さ8メートル、「前方」部高さ3.5メートル、5世紀中頃築造の前方後円墳。周濠は墳丘に沿って一周していると推定されています。主体部は竪穴式、長さ280センチ、幅85センチ、深さ60センチの箱式石棺。
昭和23年の発掘調査で、石槨内からは、甲冑(甲3領・冑2領)、剣1振、大刀6振、刀子、鎌、斧等の鉄製品及び刀子、鎌、斧の石製模造品が多量に出土。ほかに、盾の部分品と見られる隅金具、貝殻(ツキヒガイ)、漆等の珍しい遺物も出土。石槨外からは鉾、鏃等が出土。埴輪はもちません。

 

 

↑墳頂から東方向の眺め

写真中央に亀山古墳が写っています。この写真を撮っている時は「前方部は消失したんだー」と思い込んでいますあせる実は写真下の方向に「前方」部があるということですびっくりただ、写真を見ても、まったくわからないですね。

 

 

↑墳頂から北西方向の眺め

写真奥に写る山々は榛名山ですよねキョロキョロ(群馬県民の皆さん、間違っていたら指摘して下さいw)


追記:榛名山ではなく、赤城山のようです。

 

 

↑墳頂から見た墳丘・・・・これは「ひっつき虫(草)」ガーン

 

 

↑避けて歩いても、やっぱりひっつきます(笑)

 

 

↑南東側よりカメラ

 

 

↑東側よりカメラ

写真を撮っている場所・・・・「前方」部上ということになります。

太田市の古墳、後日に続くウインク