千葉県白井市十余一  十余一1号塚 | 古墳探訪記

古墳探訪記

関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

今回取り上げる「塚」も、車通過中に「あっ!古墳?塚?」と気がついて立ち寄ってみたものですおねがい

 

↑香取神社、十余一1号塚カメラ南側より

 

 

塚の名前にもなっている「十余一(とよいち)」は地名です。

江戸時代、このあたりは「田んぼ」には適していない土地だったので、幕府管理下の馬の放牧場となっており、印西牧と呼ばれていました。

 

明治に入って徐々に入植・開墾が始まり、今回訪れたあたりは11番目に開墾されたので、「十余一」となったそうです。現在の「八街市」は8番目の開墾地域ということですね。

 

 

 

↑十余一1号塚カメラ東側より

右下に写っているのは、タイムズカーシェアで借りた車スズキのスイフト。

「ふさの国文化財ナビゲーション」によると、築造は「近世」となっていました。

 

 

 

↑十余一1号塚、北西側よりカメラ

 

こちらから見ると円墳に見えますキョロキョロ

 

 

 

↑香取神社の参道と拝殿??

明治に入ってから入植してきた人々は士族の方々。その士族の方々が、元々あった塚を利用して建立したのが香取神社なのでしょう。

 

 

 

 

↑石碑

どうにも字が途中でかすれているので、解読できなかったのですが、一番最初に「小金原開墾事件」と記されています。ネットで調べても出てきませんでしたあせる地域の資料館・博物館に行かないと内容はわからないでしょうね。

 

士族の人々がやって来て、田畑作りに頑張ったけど・・・・貧苦に苦しんで訴えた・・とか、おそらくそんな内容笑い泣き

 

 

 

↑ちゃんと本殿もありました照れ

 

 

 

↑塚の東側に祠が2つ

 

 

 

オマケ・・・・

 

10月2日、千歳空港で飛行機を待っている間に、甘いものが食べたくなって、なんとなく買ったソフトクリームが大きくてビックリしましたびっくり