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前回、「食文化が好き」からの

「人のいとなみの中の食が好き」にたどり着いたお話しなのですが

 

どういうことかというと

私、東京にいたときに、南魚沼って食文化がものすごくわかりやすいなぁと思っていて

それはどんなことかというと

 

新潟ってナス王国なんですよ。

作付面積第2位

以下参考資料

 

 

==

令和2年の作付面積は、8420ヘクタール(前年比97.3%)と、前年よりわずかに減少した。
上位5県では、
・群馬県  525ヘクタール(同 99.1%)
・新潟県  512ヘクタール(同 95.7%)
・茨城県  426ヘクタール(同 98.2%)
・熊本県  418ヘクタール(同 98.4%)
・山形県  392ヘクタール(同 96.1%)
となっている。

==

 

なのですが

出荷量になった途端

 

==

令和2年の出荷量は、23万6400トン(前年比98.7%)と、前年よりわずかに減少した。
上位5県では、
・高知県  3万7200トン(同 96.1%)
・熊本県  3万1600トン(同 96.6%)
・群馬県  2万3700トン(同102.6%)
・茨城県  1万5800トン(同112.9%)
・福岡県  1万5500トン(同 91.7%)
となっている。

==

 

新潟県、どこに行った!!!笑

 

これね、新潟県民は

出荷せずに自分たちで食べちゃってるの。爆笑

 

話しを戻します。

 

私は農家で生まれ育ったのですが

南魚沼市は、冬の間雪が降るので、農業はおやすみになるんですね。

 

で、雪が溶けて、春になってから農業が始まるわけです。

 

春になって、気温が上がってきたら

ナスの苗を畑に植えて(生産)

夏になったら、そのナスがわんさか採れて(収穫)

一度では食べきれないからナス漬にして(加工)

食べられる期間を延ばすわけです。(保存)

 

新潟県民は

夏になったらわんさかナスを食べることになるため

連日のナス尽くしにややトラウマ状態となり

ナスの旬を感情と体感で身をもって覚えているので

新潟県民で、ナスの旬が夏だと知らない人はいません。

 

逆に、夏にナスを腐らせてしまうほど持て余し

嫌気が刺すほどナスと対峙しているので

冬にお金を出して買う気になれない。

⇒夏以外はナスを食べない。

⇒旬に寄り添って食べている。

⇒ナスを食べると夏を感じるので、他の季節に食べると違和感。

とまでなってきたりしていて

 

「これぞ食文化の原風景」と思うわけです。

 

なんていうか

注目を浴びたいとか、名誉とか、快楽とか、権威性とかそういうことではなく

季節の流れに同調しながら、自然発生的に

生産、収穫、加工、保存の流れがとてもきれいで

負荷がないというか無理がないじゃないですか。

(↑この部分についてはもう少し言語化の余地あり)

 

その行動の源が「生きるため」であって

時期や行動が、その土地にとって一番効率的で

そこに人の野性味というか本能を感じるわけです。

 

さらに

そこに

「もったいない」とか

「めんどうくさい」みたいな人々の感情や

「暑い季節に食べた。」という感覚が伴っていて

現地の人たちは「そういうもの。」としているところが

食文化然。と私は感じるわけです。

 

あぁ、マニアック。

 

もちろん、ないように思えても

東京には東京の都会型の食文化があるのだけど

東京は、その型が細分化していて

個々の生活スタイルとか、生活の流れを見ないとわからないので

あなたたちの食文化ってなんですか?

と聞かれたときに説明しにくいのだけど

 

南魚沼の食文化は

その地域に住む人たちが、同じような行動を

集団でしているから視覚化しやすくてわかりやすいと感じていて

 

そして、その行動は、人にとっての食の原点だと思うので

食文化を説明するのにわかりやすいんですよね。

 

で、私は、南魚沼でその要素を体感して持っているから

南魚沼以外の場所では

場所によってなにがどう変わるのか。

っていう点で見れるわけで。

 

その違いを感じるとワクワクするので、食文化が好きなんです。

 

そこには必ず人の生活が関わってくるから。

そういう意味で今一番気になっているのはNY。

最極端だと思ってます。

 

観光旅行ではなく

できれば滞在して、現地で生活している方に

アテンドして欲しいなぁ。と感じているので

そのご縁を天に願いながら待機中です。

 

 

 

 

 

 

食と農と健康をつなげます! eat plan 代表ちきらたまき
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