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フーバーのブログ

気がついたことなど

日本経済新聞 2011/01/31 朝刊 文化欄


今年最初の「私の履歴書」は、商船三井最高顧問の生田正治 氏でした。月末なので最終回です。

若いころから会社の・海運業界の方向性を考えそれを実現されてきました。その手腕を買われ、小泉内閣時代に日本郵政公社総裁に就任。

小泉首相に総裁就任を請われ福田官房長官に説得されるくだりでは当時の小泉改革の雰囲気を思い出しました。

最終回は総裁退任の日から始まっています。郵政省時代からの慣行で退社時に20名ほどが見送り花束を渡すと聞いていたところ、

「降りてみるとロビーと階段を1000人を超す社員たちが埋め、季節外れの寒さにもかかわらず、外の車寄せにも多くの社員が立って私を待ってくれている。胸が熱くなった。」

というエピソードが記されています。


一番印象的だったのは以下の部分です。

「…次の政府はたったの1年後に民営化に反対して離党していた議員を復党させた。以来、政治の基本的ビジョンが見えにくくなり混乱が始まった観がある。」

同感です。小泉政権後に日本の政治は著しく劣化した気がします。その布石を打ったのは小泉政権なのかもしれませんが…
日本経済新聞 2011/01/27 夕刊 1面 「明日への話題」欄 ぐるなび会長 滝 久雄 氏


滝ぐるなび会長は小学生のころより囲碁を始め、現在も毎日のようにネット碁を打っているそうです。

なんだかいきなり親近感がわきました(^-^)


囲碁人気回復の妙手はないかと考え、

「ブームをつくるのはいつも女性たちだ。私は「囲碁と女性」を切り口に考えた。そして創案したのが囲碁のミックスダブルス「ペア碁」。」

とありました。ペア碁の創生に関わっていらした方なんですね。

最後に「プロ棋士ペア碁選手権」の決勝が1/29(土)に行われることが出ています。

アジア大会を彷彿とさせるそうそうたるペアが戦っています。
日本経済新聞 2011/01/27 夕刊 11面 「人間発見」


終末期医療やホスピスの運営に携わってこられた山崎 章郎氏が取り上げられています。

1990年、「病院で死ぬということ」

Amazon.co.jp

を出版します。が、

「本は前半で一般病院での終末期医療の限界と悲惨な実態、後半で患者の立場に立つことによっての希望を描いています。この前半が病院実態の内部告発書と思われないか不安だったのです。」

と何度も執筆を挫折しそうになったことが記されています。

結局は予想に反し医療者からの激励をえ、ベストセラーにもなります。この本・この方の働きにより日本でも終末期医療に注目が集まるようになりました。

大部屋に詰め込まれたホスピス病棟に移った時の話、患者の希望を聞きその方が亡くなる前に娘さんの結婚式をホスピスのチャペルであげる話など、「死」にまつわるものだからでしょうかとても印象に残るエピソードが続きます。

使命感をもった市井の医師の(といっても立派な経歴をお持ちの方ですが)、生きざまを見た気がした記事でした。
今さらですが、フリスクのCMはいいですね。

コピーが「Hello,Idea」になってからのものはどれも秀逸です。

会社員としては、いろいろと励まされているような感じがします。

BGMの Hung Up (On You)もマッチしています。



なんども見たくなったCMは久しぶりでした。
日本経済新聞 2011/01/21 朝刊 34面


「将棋のプロ棋士が瞬時に盤面を見極め、次の一手を直感で決める際の脳の働きを、理化学研究所や富士通などの研究チームが明らかにした。」

「…詰め将棋の実験で次の一手を考えてもらうと、プロは習慣的な行動にかかわるとされる「大脳基底核」の一部の働きが活発化していた。活動が高いほど正答率は高かった。アマチュアはこの部分がほとんど活動していなかった。大脳基底核の一部は直観的な脳の働きにかかわっているとみられる。」


実験としては、実験に参加したアマチュアの人たちがどのくらいの棋力だったのか?アマチュア間にも差異があるのか?ということが気になります。
それから、囲碁でも同じ結果になるのかも気になります。


ともあれ、想像力とは記憶力であると言ったのは黒沢明監督でしたが、もしかしたら直観は習慣から生まれてくるのかもしれません。