禁断の密林の戯れ | 「魔法使い」の弟子

「魔法使い」の弟子

シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

さあ!!


楽しいアマゾンの時間だよ!!


(説明しよう。アマゾンの時間とは天下のAmazonで買い物をするときになにかに取り憑かれたかのようについで買いをする儀式のことである。おもにヴァイオリングッヅやシリーズ弾けない楽譜、ミニ化粧品なとが候補に挙げられる。)


今回はICレコーダーが壊れてしまったため、購入することにした。SONY。安心ブランドだよ。

で、ついで買い。


最近、色んな曲を聞くようになった。

今までは知ってる曲しか聞かなかったのに。なんか、好み?が変わった。いや、雑食になった。信じらんないだろ?あれだけ嫌いな現代のカバレフスキー弾きたいとか言ってんだぜ。

しょーじき、シベリウスのヴァイオリンコンチェルトなんぞ、最初のTutti1小節聞いただけでなんて辛気臭っさい曲なんだと思ったもんだ。勿体なかったねー、あのあとすごいドラマティックになるのに。しかもなんだか1楽章の最後とかめっちゃ楽しげだし。民族のお祭り?みたいな感じ。


1枚目。

すごくない?
これ、5枚もCD入ってるのに2千円だよ?
なんでヒラリー・ハーンにしたか?うん。だって美人でキュートだから。この写真はちょっと何かを殺しにかかってるけど、めっちゃキュートな人だ、と、思う。
最近の人だから録音もきれいだし。ハイフェッツとかってそもそもの録音がザラッとしてるやん?演奏云々はおいといて。
あ、お目当てはブラームスのバイオリンコンチェルトね。

もう1枚。
すごくない?
こっちなんか9枚もCD入ってるのに3千円だよ?
パガニーニとかラロとかチャイコフスキーとかプロコフィエフとか、もう盛り沢山すぎて大変。こっちの目当てはシベリウスのヴァイオリンコンチェルトとラロ。
なんでパールマンかって?単純にこの人好きだから。ねばっこいあまーーーーい、練乳いちごミルクタピオカ黒糖入りはちみつトッピング、みたいな甘い感じが好きなのよ。
どちらも難点としてはたぶん、輸入盤なのでケースが紙製でライナーノート?がまったくない。でも英語だと読めないからほぼ問題なし。

いやぁ。

素敵すぎる。
五千円ほどでこれだけ脳みそがカニ味噌化するくらい音楽が聞けるなんて。

ヒラリー・ハーンはなんか・・・めっちゃ美味しい高級なマッシュポテトみたいやね。滑らか。継ぎ目がないとゆーか。すべすべしてる。自分が弾いてるバロックがめっちゃデコボコの道路みたいに感じる。え?ヒラリー?超高級車専用の高速道路みたい。 
パールマンは言わずもがなの甘さ。と言おうと思ったのだけれど、チャイコフスキーの三楽章とかめっちゃお手本みたい?しゃっきりかっちり知的に弾いてて、パールマンこんなこともできるんやん!!と驚いております。意外。や、チャイコやから甘いのは甘いのよ。でもなんか・・・パールマンの割に甘くない?普通?

満喫中であります。

新しい発見?ああ。はじめてパガニーニの24番をCDフルで聴いたよ。すごいねあれ。職人技。周富徳のパラパラチャーハン。みたい。どないな感想やねん。
あとはファリャのスペイン舞曲、アレかっこいいね。右手ピツィカートで和音を力強く鳴らすやつ。あれやってみたい。実際は思いっきし弦をブチ斬りそうで弱くしか弾けないんやけど。

と、また意味不明な部分にカッコよさを見出したため、カイザーの変奏のサルタートを弓先で弾くとかわけわかんないことやってます。イェーイパガニーニだぜ。

さあ。

遊んでねーで練習しよ。

追伸。梅雨が本格的になりジメジメしてきたので楽器のやる気が失せております。今回は本体のやる気が満々なのでいい音するんじゃね?と思っていましたが、湿気は良くないようです。やる気のない音がします。特に曲を弾くともう・・・出したい音が出ない(それはもとから)求む。淡々と知的で計算し尽くされた音。