弦楽修行〜三巻の終わり?〜 | 「魔法使い」の弟子

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シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

ぼくの新しい教本3巻は、もうすでに・・・5年、いや10年近く使っている。いやぁ進度が遅いねぇ。

割と大事に使っているのだけれど、かなり破れや傷みが出てきている。


そして、その3巻。

ヘンデルソナタをかっちりバロックに弾いた結果!!!

まさしく今!今!!!終わろうとしてるっ!!!


あ、師匠!

3巻の曲、ぜんぶ終わったよ。

最後のブラームスとグラズノフ?やるならやっていいよ。だって二重奏やもんこんなんなんぼやってもボーナスステージでしかないわむふふうふふ。


「して、相談なのだが。シューベルトはやったか?」


あ。


・・・・・・あ。


楽興の時?ですか??


や・・・やってません。

でもあんまり好きじゃありませんダブルストップ多いし盛り上がりに欠けるしぶちぶちぶちぶち・・・


「よし。次それな。」


あ。


あーーーーーーーーーー。


ぼくの3巻、真ん中のページがもげてるねん。

下手したらアーモールの途中からベルリーニの後半に続くとかいうエキセントリック作曲が起こってるねん。派閥を超えた作曲?!バロックから古典飛ばしのロマン派!!!みたいな。


「お得意のテープで貼って工作すりゃよかろ。」


・・・・・・・・・。


はい。次。

シューベルト。楽興の時。

なんでかしらんけど、ぼくの周りの人もやってる人少ないねんな。この曲。

ま、シューベルトだからこの際、思いっきし歌い狂ってやろう。


1ページだけだからまあサクッと弾こう。久々の小品だし。

と、言われたのだけれど師匠のサクッとは政治家の答弁以上にあてにならんので、長い付き合いを意識してみます。

まあ、弾いてりゃ楽しくなるでしょ。フィオッコもヘンデルも結局は最後は楽しかったんだから。


あ、カイザー?


進んでません。3連符のアップのアクセントが甘い。オケに入ったらこんなもん五十小節くらい続けてやるんだから永久に弾けるようにしとけ。だそうです。入れるのかな、そのうち、オケ。


いや、まだポジション移動がやばいな。


とはいえ、さんぽじはまあ、平気。15年も弾いてたら全く怖くなくなるよ(ただし正答率は自信に比例しない)と、始めてすぐの皆様に告げておく。まあ4割くらいは当たる。4割当たりゃ野球じゃ首位打者だからね。

5ポジはちょいやば。

まあ1→3→5とかはそんなに怖くない。

怖いのは3→2→5とか。間にポジション挟むの嫌。5→2とかもやばい。5→3もぎりやば。ああ、いきなり1→5とかもイヤやなぁ。

7がくるともう一旦、1に戻らないとやばい。少しずつ狂ってきた音程がこの辺で積み重なって半音くらいになるのでもはや、バクチ。一発目の7ポジとか神に祈るレベル。

きゅうぽじ?それって何ポジションですか?


みたいな奴もいるので、5年10年程度の皆さん安心していいよ。こういうのもいるからさ。(←これはかなりレベル低いほう。15年も弾きゃ皆様ブルッフやらメンデルスゾーンやらオトナスタートでも弾いてる人、ガリガリいます。)少しでも練習したらみんなぼくよりはうまくなる!!うん!!


ひとまーず、シューベルトがんばろ。