弦楽修行~貯蓄と浪費~ | 「魔法使い」の弟子

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シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

冒頭のラシドレミ地獄があまりにあまりで、さぁ。

もう、たぶんこれ一生弾けねーよな。とか思ったりしながら、まあ今までのパターンからいうととき既におすし遅しかもしれんけどやらんよかましかなって、精神衛生上よろしくないという理由で止めていたセブシックとシェラディックを引っ張り出して、メトロノームかけてしこしこやってたわけですよ。そりゃもう。讃岐うどんのごとくしこしこ。

・・・そしたら若干ましになったよ。

いやぁ。
師匠が冷たくいう一言はとてもためになるなぁ。

やっぱ、やれって言われても、やらなきゃなんも変わらんし。
しかも、やれって言われてやっても、やる気なきゃなんも変わらんからね。
自分から工夫してやろうってやらなきゃ、ダメだったんだね。
ちなみに普通にぽそぽそ流しておりません。符点つけてみたり、リズム変えてみたり、速度変えてみたり。工夫はしたよ。

はっ!!師匠はこれをぼくに教えるためにわざと冷たく?!




(・・・ないな。たぶん面倒だったか、ご機嫌がすこぶるよろしくなかったんだ。うん。)

お陰で、ベルリーニがなかなかさまになってきたよ。
曲っぽい。うん。
なんか、弾いてる人っぽい。
うん。バイオリンっぽい。曲だけ。

あとは、フラジォレットの部分。練習をガリガリやらなきゃいけないんだけど、この練習はなかなか、近所迷惑やと思う。当たれば笛の音で外れれば豚の断末魔だからね。

まあとりあえず。

なんかじわじわ進んでる。ように見える、ので、とても手応えがある。
ほんとに、メリーさんやってるときよりほんとに。
楽しい。

きほん、ヴァイオリンなんてもんは地味で、苦しくて、辛くて、面倒くさくて、やってもやってもなーんも進まない練習の繰り返し、なんだと、思う。

でも、ときどきほんとにたまぁぁぁぁぁぁぁぁに、こうやって、地味な練習で蓄えておいた余力で壁を越えられる時が、来る。
そのときといったら。
ほんとに、楽しい。

ま、そんなボーナス区間は一瞬だけで、また地味で苦しい練習の繰り返しに戻るんだけどさ。

さ、頑張って・・・
またセブシックとシェラディックやるか。

イーーーーーー!!!となって精神衛生上はかなりよろしくないんだけどな。

本日、の、スイーツ!!!
芋栗ケーキ。

秋の味覚です。
スポンジがしゅわしゅわの柔らか生地で、とろける美味しさ。
栗って美味しいよね。高いからあんまり食べられないけど、渋皮栗とか、マロングラッセとか大好き。
中にもごろっと栗が入っていて、男気を感じました。普通砕いた栗なんだよねー。大栗が入ってて、満足。

では、明日からも・・・

ぽすぽすぽすぽすセブシックと戦うぜ!!