弦楽修行~遠隔版 基礎に還る~ | 「魔法使い」の弟子

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シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

発表会が延期になった。

だから、ちょっとウェイトを基礎に振ることにする。
よしゃ、カイザーやるぞ。カイザー進むぞ。

メール画面起動して、っと・・・
「師匠へ。カイザーやるぜ!おれさまはこれをチャンスととり、ガリガリ弾けるジャリボーイになるぜ!!」
っと。

その数分後・・・

師匠からオンライン指令。

「カイザー?当然だ。音階カイザーのセットは必須科目」

うゎ。

音階もセットになったよ。
急な緊急事態宣言により、すべての教本を教室に置いたままになっている師匠の家に、なぜか小野アンナだけあるんだよ。
そのためか、みっちりたっぷり、音階練習を命じられました。音階つーか、ポジションの練習やね。まあ求めていたものなのでいいとする。

「小野アンナはだな、進めば進むほどやるページが増える。練習時間の半分以上は小野アンナやれ。そのうち時間のほとんど小野アンナになる。うはは。」

ひーーー。
そんなん、音大受験するひとみたいやん。
ぼくは特に、音大を受けたいというような有閑マダムではないのですが・・・

「なに言っとる。音大受けるならカールフレッシュやらすぞコラ。あ、残り半分はカイザーな。」

うひーーー。
曲の練習とか、ホンマに片手間やん。現状維持とかできひんやんコレ。

まあ。
勉強にはなる。
このプログラム、一日に五時間ほどやって、外出て気分転換にお散歩して帰ったらジャムを炊きつつソルフェージュのおけいこ♪
とかやったらすごい上達すると思う。自粛生活最高♪とか言えれば、うまくなれる手応えはある。くっそいいなぁ自粛生活。
しかしぼくに与えられた練習時間はいつもと同じ仕事前の約一時間。これを有効活用するしかない。

ポジションの練習やってたら1指の肉が二分割しそうになっている。特にG線。このままいくと指先が偶蹄目になる。爪に蹄鉄付けてダービーに出なくてはならなくなってしまう。

いやぁ。

早く発表会やりたいなぁ。

師匠の指は二分割して蹄鉄ついてないので、たぶん力を込めすぎなんだと思う。ぱっと離してさっと正解の音程の位置に着地する、というのが正しいのではないかと思う・・・が、実際できるかどうかは別。
とりあえずは痛くならないように、なんか工夫しながらやってみることにする。

いやぁ。

みんなとカレー食べたいなぁ。チーズナンとサグマサラ。

このままコロナ落ち着いてレッスン受けれたらいいなと祈っております。注文したパソコンが(結局買ったんだ)届くのと対面レッスンに戻るのとどちらが先なのか、パソコン無駄やったやーーーん!!と、叫べること希望。