オーケストラのパート譜 | 「魔法使い」の弟子

「魔法使い」の弟子

シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

オケのパート譜を見ながら演奏を聴くと・・・・・・

すごい絶望感に苛まれるよね。

ども。
ヴァイオリンはじめて5年くらい経ったらオケ入れるかなー。十年もやれば戦力になれるかなー。

などと甘々の構想を練っていた、ふーたが通りますよ。

いやぁ。
アマオケでもセカンドなら三年目くらいからそこそこいけるよ!なんて声も聞いたけど、無理!!!絶対無理!!!

や、百歩譲ってセカンドの楽譜、読めるのは読めるし弾ける。
ただ、インテンポで弾くのは無理だ。
形はそんなに難しいことをやってはいないはず。曲にもよるけど。やってることはカイザーの進化版。(そんなこと言ったらパガニーニもカイザーの進化版になるのだが)

ただ、楽譜は絶対読めなアカン。
休符とメロディと違うリズムが多い。特にファーストと交互に合いの手いれたりする部分は読めてないと危険やと思う。
それを防ぐために完全暗記しようにも、曲が長い長い。初見に近い譜面をさっと弾ける能力が必要。
あとは、速弾き能力。絶対必要。アマチュアとはいえとんでもない遅さでは弾かない。譜面はプロと同じ。それをインテンポの八割くらいで弾いているので、落ちないためには必要。
それから、落ちてもすぐ戻れる能力。弾けない部分は音を適当に抜かす能力。これが誤魔化し能力と言われる部分と思う。
足りないものはわかった。

とりあえずは読譜力。
ここを何とかしないといかん。
まあ、ここがなんとかなったら、ソロ曲のレッスンにかけるまでの期間が圧倒的に短くなるはず。そしたらもっと、レッスン時間を有効に使える。はず。

でも、パート譜を見ながら音源を聴くのは、とても面白い。
なんか、地図が解けていく面白さ?
普通にオーケストラの曲を聴くとメロディだけを浮き上げて聴いてしまうんだけど、楽譜を見たらあ!こんなことやってる!とか、管楽器がメロディやってるとこは刻んでるのにここのCから弦楽器がメロディ受け継いでるんだ!とか。
弾けないけど、見れるのはとても楽しいです。

そして。

やっぱり、カイザーと音階を頑張っていこう。と思った。
いまはKKでいっぱいいっぱいだけど、発表会が終わったら1年くらい、また曲やらずにカイザーやるんだ。あとおともだちとドッペルやるんだ。

まあ、アマオケとはいえいい大人の集団。人間関係のしがらみはあると思う。
人間嫌いなふーたの憧れとしては、だ。

・・・これは、一匹狼のヴァイオリニストの話である。
例えばこの女、
どこのアマオケにも属さず、群れを嫌い権威を嫌い束縛を嫌いヴァイオリンのライセンスと叩き上げのスキルだけが彼女の武器だ。
アマチュアヴァイオリニスト、ふーた。
またの名をアマオケX。

「わたし、失敗しないので」

みたいな??
もう、弾けないから宴会担当とかは嫌なんだよ。宴会とかはいいから(宴会も好きだし宴会の準備も好きだけど)演奏担当がいいんだ。宴会はたまにしか参加しないけどきっちり弾いてにっこり帰る。みたいな人がいいんだ。そんなヒトになるんだ。

あ、技術が伴えば、なんですが。
・・・まあそこまで出来るならもはやプロだよな。

そんなオケに。
わたしは、なりたい。
(なんやそれ)

本日のスイーツ!!!
ザッハトルテ。
いつもの地元のケーキ屋さん。

あ、出た。
この、濃いのにくどくない、ビターだけれど渋くない、チョコなのに甘くない、くちどけしっとりなのにカスタードのようなあっさり感。

これ、帝国ホテルで食べたやつと同じ感じや。

ま、装飾や味の細かいディテールは帝国が上だけど。なにせあっちは800えんだから。
これは、400円もしないのにこのうまさ!!
コスパ最高!!
最近、このケーキ屋さんが入ってるビルが、経営方針転換で医療テナントしか入れないという噂を聞き、戦慄しています。くう!このケーキ屋さんもだけど隣のパン屋さんの求肥とアンコの入ったパイも絶品なんだよ。つぶれたら責任とれよ!ビルの経営者!あぁぼくのレッスン後の慰めが・・・

きょうもとても美味しくいただきました。

さあ!
レッスンまであとすこし。
モチベーションあげて頑張るぜ~!!