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ぼくな、メリーさん上手になりたいわけと違うねん。
移弦も音階も大事やってわかってるけどな、
曲弾くために、頑張ってるねん。
でもな、あまりに進まなんかったら、なんでこんなんやってんねんってなるねん。
もうさ。
はてしない練習、疲れてん。
音階もエチュードも毎日当然にやるものっていうのは知ってるよ。
ちゃんとやってるし。
でも一歩も進まない音階、進まないエチュードってさ。
ほんっとーーーーーに、萎えるよ。
基礎大好き♪基礎って大事だからね♪のんびりやります☆てへっ❤️とか言うひとやってさ、基礎がのんびりでもちゃんと進むから基礎が好きなんやろ。曲もやってたりとかするんやろ?(←ふーた的偏見)
基礎だけやっててそれが全く進まへんって、拷問みたいやで。
と。
やさぐれて、練習が全く面白くなくなってきた。
最後、根性だけで頑張ってきたのが尽きた。
燃え尽きた。
練習してもこれをレッスンで見せたい!も、これをレッスンで教わろう!もなくて。
嗚呼、無駄レッスン。
と、師匠に疑問をぶつけてしまいました。
ぼく、なんのためにこんなメリーさんばっか弾いてるのん?
「ばかもん。ンなもんすべては音楽を弾くためにやっとることだろ」(あっさり)
・・・・・・・・・ちーん。
でも師匠はそう言って、メリーさんをバリエーションで弾いてくれました。
しかも、今度ぼくが聴きに行く大好きなブラームスの、メリーさんと同じ技法を使う一節も弾いてくれました。
音階も曲みたいにいっぱい伴奏してくれました。
・・・やばい。
めっちゃ楽しい。
練習だって、基礎だってめっちゃ楽しい。
「合わせることだけ、正解だけ求めてやったらつまらんにきまっとろ。音楽的にすることを常に考えろ。」
メリーさんも
音階も
カイザーも(・・・は、ちょっと音楽的にしたいなーって欲が出てきた。)
すべては、音楽をするための練習なんや!!!(なんや・・・なんや・・・)←エコー
あー、めっちゃ音楽って楽しい。
練習は苦しくて嫌なことだらけで孤独でつらいけど、音楽するために、がんばれるんや!!
「素敵だったろ?ワタシの弾いたメリーさんは。なら同じように弾けるようにやってこい。」
・・・ま・・・まあ、可能な限りは頑張るけど。
やっぱメリーさんは萎えるんだよなぁ。あーーあ。
でもこうやって、自分のすごい能力を余すところなくさらりと見せて、にやりと不適に笑う師匠は・・・
悔しいけれど・・・
かなりカッコいいんだ。
(完敗宣言)
本日のスイーツ。
キリン堂のわらび餅。
もちもち美味しい。
ここのんはもちもち感とくちどけのバランスが最高。冷やしても全然固くない。
黒豆きなこたっぷり。
さあ。
ブラームス弾くためにも、メリーさん頑張ろう。
師匠の弾いた素敵なメリーさん、再現するぞ!!(当社比)