弾いて楽しいザイツくん | 「魔法使い」の弟子

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シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

そうそう。

宮殿のお教室でも発表会やるらしいのよ。
出る気はなかったけど、ふーたさんとっても上手いから!とおだてられて危うく「じゃあ軽く簡単な小品でも?」と答えそうになったやつ。

その発表会のパンフレットもろたんだわ。

見て愕然。

なんやこれ・・・小学3年生がラロ?ブルッフ?ヴィエニアフスキ??
オイコラ、よくぞこのラインナップに俺様を誘ったな。誘えたもんだな?
社会人、おっそろしーぞ?ブラームスのソナタとか弾くぞ?それ音大卒の社会人やろ?ん?
中学生以上の部の選曲が特におかしーぞ?つか、3歳児のきらきら星の次は幼稚園児でもザイツなんぞ弾いてるやついねーぞ?

はぁはぁ。

まあ、ところかわれば品変わる。生徒もかわれば選曲も変わる。
つくづく、メインで教わるお教室がここでなくてよかった、と思うふーたなのでありました。
絶対でれねぇ。これ、下手したらトラウマもんだ・・・。

で、地道な練習。

ザイツ冒頭のらーらっ、ばっかりやってます。
なんかもう、まったくもって、進む気がしねーのですが・・・
フラジォレット、こんなにムズカシイとは思わなんだ。
いや、鳴るのよ。八割の鳴りは起こってるの。
ただ師匠が100%の鳴りを求めてくるのよ。くそー。(当たり前だ。ンなもん八割なんて鳴ってるとは言わん。by師匠)

無理や。こんなん無理や。
ただでさえ打率五割の音程やのに・・・。

でもまあ、スタイリッシュに当たったときはとんでもない響く音がするので、頑張る方向でいこうと思いますが全部は無理そうなので半分くらいは当てていきたいかなと思います。

あぁ・・・。

とりあえず、ほんまに飽きた。

 もうなんでもええわ。
バッハのドッペルファーストとかコンチェルトとか、ヴィヴァルディのト短調とか・・・
小品・・・はまだいいかな。小品弾くにはまだまだ実力が足りない。でもソナタとかもいいなぁ。


まあ、最近気づいたんだけど・・・

弾いて楽しい曲ってゆーのは、自分の身体に染み付いて、なにも考えなくても気持ちを乗せられる曲。
なので、新しく好きな曲をやり始めたところで、譜読みが終わったら飽きたー、とか言って、結局同じところにたどり着くんだよ。
で、しまいにはザイツ面白かったなー、とかって思い出す。

だからきっと、いまの曲(ザイツ)は面白い。はずだ。

ただザイツを弾いてるっていう事実が自分をどんどん卑屈にしてくんだよねー。だってザイツだもんねー。下手したら一年目でみんな弾くもんねー。

・・・・・・それを選んだのは、まあ、ぼくなんだけど。


とゆーわけで、自己責任乙!!!

進みかげんとか(気になるけど)気にしないで気長にやります。