弦楽修行~レッスンにひとつの音符~ | 「魔法使い」の弟子

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シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

ぱんぱかぱーーーん!!

なんとワタクシ、ふーた・・・・・・

最初の二小節、3か月目に突入しましたっ!!!

ぱちぱちぱちぱち・・・

音符にして7個。1レッスンに1つの計算になりますっ!!
もう、進まないことは承知だけど進まなさすぎて自己否定感が満載になっております今日この頃です。
みなさま、ワタクシのことは・・・

ザイツ冒頭二小節に三ヶ月以上かける男!!

として、後世まで語り継いでくださいませ。

ああ・・・

もう、ホントに、バイオリン投げ捨てたい・・・いや投げないし捨てないけど。
できなさすぎてすぎて、ほんっっっとに、バイオリン向いていない人間世界選手権やったら一桁を受賞しちまうくらいひどい奴だと認識してるくらい下手だけど・・・

やめねぇ。

絶対辞めねぇ。

負けたくない。何に?と問われたら何にかはよくわかんないけど、とにかく、負けない。

という、今日は悔しさと悲しさで眠れないレッスン。
あまりに悲しいから、帰る気力を補うために特別ケーキを買うことを決意。
ケーキを楽しみにしないとおうちに帰る気力が湧かなかったのさ。
柿のロールケーキ。

熟れた甘柿。大好き。
カリカリの固いのも好きだけど、ほどよく潰れた柿が最高。
甘いカスタードと生クリームと柔らかい柿が絡んでとても美味しゅうございました。


追伸。
帰って軽く弾いてみたらレッスン前よりうまくなっている。
しかも、レッスンでやってない部分まで。


ちくしょーーーー!!
師匠めっ!!!

薄皮がめくれた感じ。
明らかに変わってはいないけれど、精度が増したとゆーか、精緻になったとゆーか・・・。

そうなのだ。
ウチの師匠はいつもこうだ。
嫌がらせのようにそりゃもう同じようなことを何度も何度もやらされる。
吐くほど繰り返して、なんでぼくだけ?!って言ったことは一度や二度じゃない。

ところが、その繰り返しは的確だ。
明らかに自分で出来る以上のクオリティまでもっていってくれる。
自分が限界だと思った以上のところに、つれていってくれる。

・・・まあそれは限界の数メートル先とかじゃなくて、限界の数ミリ先とかなんだけど。

その数ミリの差は、ふーた一人では越えられない差なんだな。
だからぼくは、師匠のもとに通う。
たとえ師匠が人外の化け物チックなドSで眉間からビームを放ってくるとしても。(や、放たない放たないby師匠)
そこまで付き合ってくれる面倒見のいい師匠は、やはり師匠だけなんだ。





・・・・・・でもやっぱり音符いっこにレッスン一回はやりすぎだと思うんだ。ぼくオトナだし(笑)