あの手に会いたくて 前編。 | 「魔法使い」の弟子

「魔法使い」の弟子

シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

・・・無職生活も、そろそろおしまいやなぁ・・・。

せっかくやし、なんかやっときたいなぁ。

そういえばこの前、グラウディングの講座(丹田とかそういう関連。訓練すると気持ちの浮わつきが減ったりする。)に行ったときの講師の先生、すごかったなぁ。
初対面なのに、全く話してないのに、なんでいろんなことわかんのかなぁ。
あの柔らかくてあったかい手で首筋さわられたら、どうやっても抜けなかった力が抜けちゃうんだよなぁ・・・。

見た目は女性らしい、細い手なのになぁ。
なんか・・・そう。

大仏さんみたいな、大きくて、ぽってりとした感触・・・。

そうだ。

大仏だ。


と、ゆーわけで、奈良に行ってきた。




子供の頃、手に持った鹿せんべいに群がられ、恐ろしい経験をしましたが、もうふーたも大人です。
鹿せんべいを買って・・・大人の余裕で・・・
一枚ずつ、楽しみながら、道すがらの鹿に・・・
ゆったりと、散策しながら・・・

・・・・・・

だーーーっ!!!

うっさい!そこの鹿、ワンピース引っ張るな!
とゆーか、服をもぐもぐすんな!!

・・・・・・洋服が鹿のヨダレでべちゃべちゃになりました。
そういえば厳島神社でも鹿にいっちょうらのコート、もぐもぐされたっけ・・・。高いコートだったのに。

でも、かわいいからいいや。
鹿の大群に逃げ道を塞がれ、通りすがりの外人にだいぶん笑われ、写真までとられてたけど、鹿はかわいかったからいいや。

鹿せんべい屋さんのおばちゃんによると・・・

買ったらせんべいは後ろに隠して、近寄ってきたからといって、絶対にやらない。
自分のペースでせんべいを上に高く掲げて、首を振っておねだりした子にだけ、あげる。
怖がらない。鹿になめられない。
ついでに、鹿せんべいは、ぬかと小麦粉を練って焼いています。食べてもいいけど美味しくないよ。

だ、そうです。
(鹿まみれでおおさわぎになっていたので、ほうき持って助けに来てくれたのよ。おばちゃん。)


動物好きの皆様は、ぜひ一度、どうぞ。
たった150円で鹿まみれになれます。