弦楽修行 無双#08 | 「魔法使い」の弟子

「魔法使い」の弟子

シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

♪バイバイ、カーイザー。
サヨナラ、カーイザー。
フレージングとか宿題って言われたけれど~
あんまし関係ないよ~♪

(Rap:俺は大阪産まれ、長調育ち、お調子者は大体友達、ヘイメーン)

♪短調は嫌いじゃないけれど~
ラのフラットの意味がわからないのさ~♪

(台詞:ラの半音下よ!ソのシャープじゃないわ!)

♪六番は終わりなのさ~
七番が始まるのさ~♪
(二回繰り返し)


六番、クリアしたでよー。
なんか、できてなくてもOKくれてんかな?とか、オマケで容赦されてるなぁとか、いくら言っても下手っぴやから匙投げられたなぁとか、思うことはあるんだが・・・

終わったから、後ろは振り向かないさ。さらば、カイザー六番!
(ただし、フレージングを考えてくるのが、宿題。苦手や~。これが一番、苦手や~。)

演奏的には、七番!
練習の音取りが宿題。

・・・五度重音・・・

まっ、まあ!!六番よりは次の音の予測ができるし。たぶんだけど。

譜読み頑張るです。

あ、そうそう。
師匠が久々に、教本におっきな二重丸くれたんだ~。
ホントに久々のことで、嬉しかったなぁ。完全保存版だなぁ。

で、ゴセックもあとは弾き方だけ。
それが難しいんだよねぇ。
どう弾きたいかとか、そういう正解がないのは、嫌い。
宿題やって、赤ペンで丸かバツくれて~。っていうのが、好き。

と、正直に言ったら、

『ンなことは、わかっとる。答えのないことを何とかするのが、お前の課題で、成長だ。』

と、バッサリ切られた。
師匠には、ふーたみたいな未熟モノの考えてることなんか、まるっとお見通しなんだなぁ。

つわけで、あとはどう弾きたいかなので、次の曲もちょっとずつ見ていいってさ。

で、だ。

次がベートーベンのメヌエット。
その次が、ボッケリーニのメヌエット。

二曲とも、いっぺんやったことある曲なんだわ。
しかも、痛い思い出。

選択肢は、二つ。

①前にやったからモウイイヨネ~、と、笑ってごまかしてアーモールやる。

②もう一度、勉強のつもりで二曲とも、ぶつかる。

・・・・・・・・・

②だよねぇ。やっぱし。

ベートーベンはバイオリン始めて一年たたない頃にやった。だから、音を追うだけだった。
今やったら、色々と新しいことを勉強できると思う。
ボッケリーニも、一年足らずくらいでやった。
シンコペーションのリズムがどーしてもわからなくて、いまだにスズキの教本には大きな三角マークがしてある。つまり、限界。ってことだった。

どちらも、やれば、勉強にはなる。
けれども、どってもそんなに好きじゃない。
もっと言うならば、コンチェルトやりたい。コンチェルトの方が、できることがめきめき増えて、面白いから。
どう弾きたいとか、そういうのが、苦手だから。

なら苦手なことに挑戦しろよ~。

と、師匠にも言われたので(そしてふーたももっともだと思ったので)、やっぱりやりますメヌエット。

ま、ここ数回でゴセックが終わる保証なんか、どこにもないんだけどね。