弦楽修行#17 | 「魔法使い」の弟子

「魔法使い」の弟子

シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

眠れぬ夜長に、ブログ書く~♪


・・・たぶん、明日の昼下がりくらいに、猛烈に後悔してるだろうけど・・・


そんなの関係ねぇ♪(古っ!)



・・・えっと、2月の2週目・・・だったけかな?の、レッスン。


月に一度の、フルートさんとのレッスンがありました。

今回は・・・お互いにちょっと余裕が出てきて・・・

タイミングを合わせたり、ブレスを待ったり・・・

あとは、音が違う楽器だけど、ちょっとハモる瞬間があったりして、

違う楽器とのアンサンブル、難しいけど、面白い。

そう思いました。


今回の課題は・・・細かい奏法を、フルートとヴァイオリンで合わせること。

これは結構、難しいです。

同じような表現、同じような質の音を出したいのだけど・・・

奏法が違うから、それがどちらに合わせればいいかが、わからない。


例えば・・・スラー二音目で音を抜くとき・・・

アッサリ減衰させてしまうか、いったん膨らませて減衰をかけるか。

どちらに合わせるにしても奏法が違うし、どちらが正解という訳でもない。

スタカートを弾くのだって・・・強く切ったり、柔らかく切ったり・・・


向こうが息遣いで変えてゆくものを、こちらは弓使いで変えていかなきゃいけない。

つまり・・・右手使いにある程度のヴァリエーションがないと、

相手の希望に沿うことができない。


基礎力、技術のヴァリエーション不足をまざまざと見せつけられた気分でした。

うきゅー・・・やりたいことは頭にあるのに・・・その音がすんなり出てこないんだよぅ・・・


次月も同じ曲をがんばりましょう。ということで・・・終了しました。



さて・・・ここから、自分のレッスンに入ります。


レッスン内容→先週の、つづき。


師匠は「モード・すぱるたα」から、「モード・すぱるたβ」に、進化。

音程についてがっつりかっぷりもっさり・・・


前回のレッスンで言われた、横移動の音程。

今回レッスンでは縦移動の音程を言われました。

つまり、ポジション移動の音程です。


あのさ・・・


やっぱ、基本もできてないのにやれビブラート、やれポジションって、ダメだね。

必ず、ぼろが出る。


ふーたの場合、ビブラートがポジション移動後の音程に影響していました。

1指を離して、深くビブラートかけてるから・・・音程がふらふらしてる。

40分間のレッスンが、ほぼ、ポジションの練習でした。


・・・ううん・・・またムダ練習してたんだな・・・オレ・・・


でもさ・・・

言うけどさ、オレ・・・継続してポジション移動の練習、見てもらったことないんだぜ?

そんな奴が、あれよあれよという間に・・・7ポジだぜ?

無理だろう。いや、無茶だろう。


もうホントに、最初の最初の話から、じっくり教わりました。

・・・右手がダメなんだから、せめて音程くらいはとらなきゃ・・・


曲に関しては、全く進んでいません。

本当は、飽きています。

「飽きた!!」と、笑いながらいえれば、どれだけラクでしょうか。


でも・・・それじゃダメ。

一曲を仕上げる癖をつけないと。

ちゃんと一曲をきちんと、妥協でなく仕上げられたら・・・


たぶん、それが積み重なったら・・・

いつかは、自信に変わるのかな?


今は、想像以上に、孤独で苦しいよ。


うまくなるまでの時間や苦労は同じとして、


へなちょこのままで進んで行くのと、

へなちょこのままで進まない。


どっちが幸せなんだろう。


進んでいるっていう「希望」があれば、くるしくっても、歩ける。

「希望」の代わりに、背負うのは進んでないっていう「絶望」であり、「恐怖」

重い重い荷物を背負って、それでも進むのは、けっこう骨が折れます。


オンガクは、孤独。


ふーたがいつだって、思う言葉。

孤独を越えて、自分を信じて進んだ人だけが・・・

オンガクに正面から向き合う資格がもらえるんだ。


オトナの趣味じゃん。

どうせ、仕事にするわけじゃないでしょ?


その通りです。

でも弾くなら・・・うまくなりたい。

ムツカシイ曲も、さらりと弾きたい。


まあ、そういう訳で・・・


肘位置確認のメモ(A4用紙に、肘位置確認メニューを書いた紙。)を、

師匠に見られて・・・


「ちゃんとやってるから、先週よりはましじゃないか」


と・・・なぐさめてもらったし。

今週も、がんばろうっと。

曲は弾けなくっても・・・もう慣れたから、いいや。



余談。

ふーたのお教室は、二年に一度、発表会があります。

発表会。嫌な三文字。もはやトラウマです。


・・・なんか、今年もやるみたいだよ・・・ぷち発表会・・・

(だれだよ・・・そんなのやりたいっていいだした奴・・・)


正直、今は基礎力をみっちりつけたいので、そんなに乗り気じゃありません。

何を弾けばいいのかも、正直、全くビジョンがありません。


また、わざわざ失敗するために出演するのかと思うと、気が滅入るし、

自分よか後から始めた、遥かに上手なヒトを見て落ち込むことは、目に見えてるし・・・


でも・・・ここも乗り越えなきゃいけない壁なんだよね・・・

がんばろうっかな・・・

出てみようっかな・・・

もっぺん、許されるんだったら、ハンガリー舞曲弾こうっかな・・・。


返事は保留にしてあるので・・・

もうしばらく、真剣に考えたいと思います。