桜の宴と重要文化財 「萬松園」 ② 後藤別荘 2026年4月2日 | foo-d 風土

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自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に

 

 木曽川河畔の約7000坪もの広大な敷地に400本といわれる桜が満開の「迎賓館サクラヒルズ川上別荘」に重要文化財 貞奴の「萬松園」と迎賓館サクラヒルズ(後藤別荘)があります。

 1000坪の萬松園は和の世界で、美しく映える趣深い空間。

後藤別荘は洋の世界でクラシカルな大正モダンの雰囲気。

和と洋に別れていますが、どちらも大正末期から昭和初期と、同時代の建物であり、和と洋がやさしく調和する世界です。

 

先ほど「萬松園」を堪能し、桜を眺めて後藤別荘の洋館へ向かいます。

 





 後藤別荘は、日本で初めて毛織業を始めた後藤恕作が、岐阜県各務原市の木曽川畔に大正13年(1924年)に建てた豪邸の木曽川別荘で、所有者の変遷や一部解体を経ながらも、この場所に移築したもので、大切に受け継がれ、現在は結婚式場として新たな時を紡いでいます。

 洋館の周りやその奥には400本といわれる桜が満開。本日は花の絨毯を歩いて見学です。

 

正面の洋館に入るとホールやウエイティングルームの壁や天井など至る所に桜が描かれています。ここも素晴らしい建物です。

2階へ

 

 

エミール・ガレ

 

 

建物や調度を見ていますと

アールヌーボーやアールデコのテクニックなどがこの建物の内外に少し見うけられますが、偶然ではないでしょう。

そういえば昭和初期の 丁度この頃欧米ではアールヌーボーからアールデコへの移行期でした

    (アールデコ パリを中心とする1920年〜30年代の装飾様式で、1925(大正14)年にパリで開催された万博「現代装飾工芸芸術博覧会(アールデコ博覧会)」の仏語原題から、のちに命名された言葉です)

貞奴も後藤別荘もこの新しい芸術の波を感じて取り入れていたのでしょう。

館内を拝見した後は広いパーティ会場で

 ランチですが、ここには私の大好きなピアノがあり、何よりもそちらから。

 3年ぶりの対面です。

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迎賓館サクラヒルズ川上別荘

岐阜県各務原市鵜沼宝積寺町3-82-2

 TEL 058-384-0700