我が背子を
莫越(なこし)の山の
呼子鳥
君呼び返せ
夜の更けぬとに
万葉集 作者不詳
訳
山を越えて飛ぶ呼子鳥よ 我が愛しい人を呼び返しておくれ 夜が更けぬまに
今日は
季節の二十四節気「白露」七十二候の第四十四候「鶺鴒 (せきれい)鳴く」です。
平安時代は鶺鴒を「呼子鳥」とも呼びました。
日本書紀には、日本神話の国産みの伝承の一つとして、イザナギとイザナミが性交の仕方が分からなかったところにセキレイが現れ、セキレイが尾を上下に振る動作を見て性交の仕方を知ったという記述があります。
この歌は あまりにも愛しい恋人に早く帰ってきてほしいと、この故事を含んで歌われたのでしょうか。
秋の艶夜話ですね。
…………………………
秋というのに今日はまだまだ残暑の残る午前10時過ぎ 暑さを避け、ゆったりと静かに日本茶をいただきたいと
私の大好きな
なつかしき和の世界
「虎渓山 はおと」へ
今日も一番奥へ
玉露をお願いし
朝のおもてなしをつけていただく
朝のおもてなしはほんの軽い朝食。
お猪口に入った
那須のお味噌汁
いい感じにお出しのでた少し甘めのお味噌汁
秋ですね
軽く盛られた
きのこの五目ごはん
これも丁寧に作られていてとてもおいしい
塩昆布
良い旨みに炊いてある きのこご飯によく合う。お茶請けにも良い
どれも ほんの少しづつ これが更に美味しさをつのらせる
さてお茶をいただきましょう
玉露の一煎目
玉露の
深き渋甘
その奥に
心も溶かす
妖艶な味わい
ああ美味しい
まったりとした茶の甘旨み
ふくよかでまろやかな渋み
ぜいたくな美味しさだ
湯冷ましからお湯を急須へ
鉄瓶から湯冷ましへ
しばらくおいて
二煎目
甘旨味に少しまろやかな渋みが乗ってきて
一切れの甘塩おかきによく合う
急須からお茶をお茶碗へ注ぎ
湯冷ましからお湯を急須へ
鉄瓶から湯冷ましへ
三煎目
甘旨味が減り
更にまろやかな渋みが乗ってきて
小さな干菓子に良く合う
また
急須からお茶碗へお茶を注ぎ
湯冷ましからお湯を急須へ
鉄瓶から湯冷ましへ
四煎目
渋みが増してきたが優しい渋みと煎茶らしい甘さ
鉄瓶にまだお湯があるので五煎目を飲もうかと思ったが、
その前に
はおとのかき氷は日光の天然氷
普通の氷と違い、氷の味が尖っていず 角がなく柔らかいのです
9月いっぱいでかき氷を終えられるというので、
抹茶クリーム金時を注文しました。
白玉の
白き嫋やか
その味は
逢瀬の君の
柔肌のごと
他のお店より小ぶりでちょうど良く
とてもやわらかでやさしい味の白玉
甘さやや控えめ
お抹茶に白玉が美味しく
甘小豆も角の取れた甘さ氷とお抹茶で美味しい
三分の一食べたところで
クリームをかける
また 美味しい
おいしいかき氷を食べ終えた後に
五煎目
随分薄味だが
優しいタンニン
爽やかな渋みで
口の中の甘さをきれいに流してくれました
しずか
ゆったり
ごちそうさま
また
しあわせな時間を
いただきました







