映画 軽蔑 ブリジッド・バルドー | foo-d 風土

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家で映画はまず見ませんが、月に一度くらい映画館にいきます。

そして大抵2作品、多い日は3作品観ますが、今回はセンチュリーシネマで「ジャンヌ・デュ・バリー国王最期の愛人」と伏見ミリオン座で「軽蔑」と2作品観てきました。

 軽蔑 コダール作 ブリジッド・バルドー主演 106分

60年も前のブリジッド・バルドーが輝いていた頃の映画の4kレストア版 4kレストア版にしてまで放映したい魅力の映画ということです。

 子供の頃映画雑誌のバルドーのすばらしい脚線美を見て胸がドキドキした遥か遠い思い出が甦り、映画を観てきました。

今見てもバルドーの脚線美ボディーラインは、ここまでの女優はいないのではないかと思うくらいとても美しかったです。(残念ながら美しいボディーラインと脚線美の写真を探しましたが無くて載せられませんでした。)

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軽蔑(ジャン=リュック・ゴダール フランス/イタリア 1963年)

巨匠フリッツ・ラング監督が本人役で出演。日本初公開は1964年。2023年11月には60周年4Kレストア版で公開。

初期ゴダールの傑作メロドラマといわれる本作は、夫婦の愛憎劇と映画製作の裏話を交差させながら、美しいほどに残酷な愛の終焉を描く。60年代ファッションアイコンでありセックスシンボルでもあったバルドーは、鮮やかな衣装とともに美しい裸体を大胆に披露。“女優”役の彼女がベッドに横たわる冒頭シーンからその美しい姿態に目が離せなくなること必至だ。

 あらすじ

 新作映画『オデュッセイア』の脚本家ポールは、プロデューサーのプロコシュにスタジオへ呼ばれ、もっと一般受けする内容に脚本を書き直すよう頼まれる。その後、女優の妻カミーユも合流し、カミーユに惹かれたプロコシュが2人を自宅へ招待する。ポールだけが別の車で後から遅れて到着すると、なぜかカミーユが不機嫌になっていた。ポールとカミーユは撮影現場のカプリ島に招かれるが、2人の間にはずっと冷たい空気が流れ続ける。

ジャン=リュック・ゴダール監督が初期に手がけた傑作メロドラマ。芸術と商業の間に挟まれ、妻との関係にも苦悩する脚本家の姿に自らを投影する一方、ブリジット・バルドーの美しい姿態を鮮やかに刻み込んでいる。

■出演

ミシェル・ピッコリ、ブリジット・バルドー、ジャック・パランス、フリッツ・ラングほか