小正月の初詣 | foo-d 風土

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 本日15日は 小正月

 

 「小正月」は現代ではあまり使われませんが、1月1日の正月を「大正月」、こちらを「小正月」や、「女正月」と呼びます。

 小正月は 1月15日、または1月14日~16日の3日間とされていて、「左義長」や「どんど焼き」などの火祭りが有名で、寺社の境内や河原などにお札や、門松、しめ縄などの正月飾りを集めて焼きますが、その火で餅やサツマイモを焼いて食べたりしますね。これが美味しい。

 また、餅で繭玉を刺す「餅花」を作って飾ったり、15日の朝には小豆粥を食べ、子どもたちが、雪でかまくらを作ってその中で過ごす行事や、鬼が家々を回る「なまはげ」や「なもみ」などの行事、豊作占いなど様々な地域によって行われています。

昨日は、快晴の中、田圃でどんど焼きをしている光景を数カ所見ながら田舎道を走って成田山へ年初の車のお祓いへ行きました。

その後、天下の奇祭で有名な田縣神社へお参りに行き

 見事な逸物で商売繁盛と新しき幸運を祈ってきました。

 

 

  一番拝みたいのは人口減の国、一人っ子政策を廃止しても人口の増えない中国かもしれませんね。

 

おのこだけお参りするのは片詣り、続けて姫の宮の大縣神社へお参りし、姫石にも祈ってきました。

 

田縣神社(たがたじんじゃ)

  愛知県小牧市田県町152

創建の年代は不詳で、かなり古い神社で、古い土着信仰に基づく神社で、大同二年(807)に編纂された古典『古語拾遺−御歳神の条−』の故事に基づいて男茎形を奉納し祈願する俗習があり、「産むは生む」に通じて、恋愛、子宝、安産、縁結び、夫婦円満、商売繁昌、厄除開運、諸病の平癒の守護神として、全国の崇敬者から格別の崇敬を受け、また世界各国の人々から注目される神社です。

 

大縣神社(おおあがたじんじゃ)

  愛知県犬山市宮山3

 

尾張開拓の祖神、大縣大神を祀る神社。現在の社殿は、尾張藩主二代目徳川光友が寛文元年(1661年)に再興した建物で、尾張造の構造様式をよく伝えている。特に御本殿は、三棟造・大縣造と称され、特殊な様式を構え、国指定の重要文化財となっている。境内の姫之宮は、玉比売命を祀り、安産や女性の守護神として信仰を集めている。

 古くより子授け、安産、女性特有の病気、縁結びにご利益があると言われ、特に女性に人気の神社です。

 

田縣神社の豊年祭の様子です

       (田縣神社の豊年祭の写真は愛知県のホームページからお借りしました)